お取り寄せできる、パリ〈メゾン・カイザー〉出身職人のパンも。 ハイレベルなパンが集結!【茨城・つくば】フランスのエスプリ感じるベーカリーへ。
科学の街つくばは、パンの街だった!ハイレベルなパン屋が集結。独自のパン文化を成立させ、盛り上がりを見せています。今回は、茨城・つくばで訪れたいフランスのエスプリ感じるベーカリーをご紹介。
【取り寄せ可】〈david pain〉
パリ〈メゾン・カイザー〉などで修業したフランス人ダヴィッド。
日々の食卓のためのフランスパンをルヴァン(手づくりの発酵種)で作る。「日本のバゲットは皮が薄い。皮がしっかり、バリッとする、ルヴァンのパンが僕は好きです」。岩手県産小麦使用のバゲットは濃密な味わい。酵母の香りと酸味がそれを飽きさせない。
おすすめはコーヒーパン「エスプレッソ」。オーガニックのタイ産コーヒーの生地にマダガスカルのチョコチップを混ぜた苦み+苦みの二重奏。日本人では追いつけないフランス的な感覚が光る。
〈david pain〉
■茨城県つくば市牧園7-11
■029-871-1214
■7:30~売り切れ次第閉店(大体13:00~14:00頃まで) 月火休
■店内最大5席、テラス8席/禁煙
■www.facebook.com/davidpain2007
〈Le Pain Gris * Gris〉
夫婦ともフランスに渡った夫妻のお店は、パリの子供部屋に迷いこんだようなかわいさ。ブルーのタイルに手書きのプライスカード。
水玉や花模様の皿。
パンの形も然り。小さなパン1個1個に心をこめてかわいく作る。
たとえば、生ハム、カマンベール、マッシュポテトと、丸パンサンドを3つつなげて1 本にしたサンドイッチがあったり。木いちごとチョコレートのデニッシュは、生の木いちごとチョコクリームをさくっとした生地でサンド。かわいい酸味とほろ苦い甘さの愛おしいランデブー。
〈Le Pain Gris * Gris〉
キャラメルとチョコ、2種のコロネがくっついたコルネ 180円も人気。
■茨城県つくば市桜2-14-5
■029-857-7538
■8:30~18:00(土日祝9:30~17:00、売り切れの場合は早めに閉店も) 月、第2火休、月1回不定休あり
■7席/禁煙
Navigator パンラボ主宰・池田浩明さん
パンライター、パンラボ主宰。ブログやTwitterでも、日々パンの記録を更新中。ブログ:panlabo.jugem.jp Twitter:@ikedahiloaki
(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo : Keiko Nakajima text : Taeko Terao edit : Kahoko Nishimura)