【京都】日程が合えば、ラッキーすぎる。月に1日しか公開されない〈ヴィラ九条山〉でアート探訪

【京都】日程が合えば、ラッキーすぎる。月に1日しか公開されない〈ヴィラ九条山〉でアート探訪

CULTURE 2025.09.11

京都だからこそ体験できる、特別なことをしませんか？ アート好きから注目を集める〈ヴィラ九条山〉でのアトリエ探訪を紹介します。

photo_Yoshiki Okamoto　text_Hiroko Sugita　edit_Midori Nagase

アーティストが暮らす創作の現場を訪問。〈ヴィラ九条山〉

フランス政府が「芸術と歴史が息づく街・京都で、芸術・文化の架け橋の場を」と運営するアーティスト・イン・レジデンス〈ヴィラ九条山〉。京都の市街地を一望する山の中腹で1992年に創立し、伝統工芸やデジタルアート、パフォーミングアーツなど17分野から厳正な審査の上、選ばれたフランス人アーティストたちが滞在する。日本と関わりのあるプロジェクトを進めることを目的とし、滞在中は日本文化のリサーチに専念。

これまでは彼らの活動は非公開だったが、2023年より毎月第一木曜に「オープンスタジオ」として一般公開を始めた。アトリエ見学や、パフォーマンスの公演、映像作品の上映などを通して、アーティスト自身が進行中のプロジェクトを紹介する。完成された展覧会とはまた違う、ライブ感のある創作や研究の場を見られる、貴重な時間だ。

この日だけの特別なアート体験にワクワク。

講堂や中庭を解放し、アーティストの暮らしぶりとともにその創作や研究活動が見られる。京都市内からパティスリーを招いて、おやつやドリンクの販売も。予約不要、入場無料というのもうれしいところ。