日本の素晴らしいものづくりが集結。作家の作品が買える京都のお店4選
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1. HS -kyoto-
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暮らしに寄り添う、現代の民藝と出合いに。
「用の美」を備えた民藝に傾倒するオーナーのハヤシユウジさんが、今の暮らしの中に息づく民藝を表現したいと、完全予約制・住所非公開の隠れ家のような場所に開いたギャラリーショップ。
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陶芸家・辻村唯(ゆい)氏や木工作家・大澤知美氏をはじめ、陶器、服など幅広いジャンルから30名以上の日本人作家の作品を取り扱う。作家や職人と共作したオリジナル商品も多数。
住所:京都府京都市東山区祇園(住所詳細は予約時に連絡)
TEL:なし
企画展開催時のみオープン。インスタグラムのDMにて完全予約制。営業日・時間など詳細は@hs_kyoto_で確認を。姉妹店〈TREE〉も烏丸四条にある。
2. 京都 小慢
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茶藝館でお茶を嗜みながらじっくりお買いものを。
台湾出身の茶人・謝小曼(シェシャオマン)さんが手がけるギャラリー&茶藝館。陶芸家・寒川(かんがわ)義雄氏や二階堂明弘氏の茶器、京都で活動する和紙作家・TETEなどの茶道具が並ぶ。
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また、台湾で直接買い付ける野放茶や野生茶など日本では入手困難な茶葉も種類も豊富に手に入る。週末限定の茶藝館開催時や、企画展の際には、常設する茶器や茶葉の購入だけでの来店も可能。
住所:京都府京都市上京区幸神町313
TEL:なし
営業時間:月~木休ほか不定休あり
茶藝館のほか、物販のみの来店も完全予約制。予約はメール(xiaoman.kyoto@gmail.com)で。営業時間など詳細は@xiaoman_kyotoで確認を。
3. KYO AMAHARE
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日本全国の人気作家の作品が町家に集合。
築130年の京町家を改装した50坪の空間。市内でも随一の広さを誇る日本の工芸品店が2023年11月にオープン。国内はもとより、海外からの来訪者も多く連日にぎわう。
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日本全国の人気作家30名の作品は、普段使いの器から、ハレの日に使いたい茶道具や懐石の器まで幅広いラインナップ。京都で人気の和紙作家・ハタノワタル氏のアート作品も異彩を放つ。
住所:京都府京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入ル油屋町127
TEL:075-256-3280
営業時間:11:00~19:00
定休日:水休
坪庭を抜けた奥には、オリジナルの和菓子をお供に薄茶や日本茶が楽しめる〈茶房 居雨〉もある。
4. 分室カスタド
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開業19年を迎えた生活道具店〈木と根〉が、“作家の世界観を表現できる場所”にと、2022年に同ビル2階にギャラリーをオープン。オーナーがテーマを設けた企画展や、〈木と根〉で人気の工芸から服飾まで幅広い作家の展覧会を、月1~2回のペースで行う。
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また展示に合わせて、料理家やパティシエなどを招いた食事会、喫茶なども同時開催し、毎回好評を得ている。
住所:京都府京都市下京区燈籠町589-1 2F
TEL:なし
趣向を凝らした独自の企画展に注目が集まる。会期後は1階の〈木と根〉で一部商品が購入可能。オープンはイベント開催時のみ。詳細は@bunsitu_custadoで確認を。