【京都】作家の器やアンティークが手に入る、清水五条エリアの古物店3選

【京都】作家の器やアンティークが手に入る、清水五条エリアの古物店3選
【京都】作家の器やアンティークが手に入る、清水五条エリアの古物店3選
CULTURE 2024.10.17
四条通から少し南に行くだけなのに、民家が並び、京都の日常が広がる清水五条エリア。ここ数年は、この界隈に店をオープンする若き店主が増加中。ゆっくりと自分のものを探したくなるアンティークや器のお店を紹介します。
photo_Elephant Taka text_Junko Amano

1. 2ème MAISON

京都 2ème MAISON(ドゥージィエムメゾン)の内観

長年、古着店を営んでいるオーナーの清水弘道さん。古いものに目がないらしく、こちらの店も、レトロビルならではの雰囲気を残しつつリノベーション。店内にはアンティークの家具を配し、棚に並ぶ花器や食器は販売もされている。「ファミレス的に利用してほしい」と、メニューには、お酒のツマミから食べ応え満点のメイン料理、デザートまで勢揃い。

information
2ème MAISON(ドゥージィエムメゾン)
ダイニング&アンティーク

住所:京都府京都市下京区寺町通五条上ル西橋詰町794
TEL:050-3350-5877
営業時間:11:30~23:00(22:00フードLO)
定休日:水休
席数:27席 ※17:00以降はカフェ利用不可
公園を望むテラス席も気持ちいい。

2. cité

京都 cité(シテ)の内観

13年間、パリで暮らしていた古着バイヤー吉田明史(あきふみ)さんと、台湾出身のバリスタ、リン・ダンテイさんがパリで出会い、2023年京都に移住。古民家を改装した店は、手前がカフェに。リンさんが焙煎したシングルオリジンで淹れるコーヒーは、豆の個性が際立つ味わい。奥には、有名メゾンを交え、パリのエスプリ香る古着が並び、蚤の市気分で楽しめる。

information
cité(シテ)
古着&カフェ

住所:京都府京都市下京区紺屋町375-4
TEL:なし
営業時間:8:30~17:00
定休日:火水休ほか不定休あり
席数:6席
古着のほか、アクセサリーや花器、食器など、吉田さんがパリで集めた古いものが並ぶ。

3. oud.

京都 oud.(ウード)の内観
店主・岡部さんは、自身の店を開くまで長年、インテリアショップに勤めていた経験をいかし、古家具も自らリペアし、すぐに使える状態でディスプレイしている。

店を構えるのは、大正時代に清水焼の工房として建てられ、その後30年以上放置されていた建物。古びた梁(はり)や朽ちた土壁、ろくろの作業場もそのまま残る味のある空間に、日本の古いものと作家ものが仲良くディスプレイされている。古いものは、古墳時代の須恵器(すえき)もあれば、昭和の水屋箪笥(みずやだんす)もあり、大小問わず経年変化による静かな存在感を放っている。

information
oud.(ウード)
器と古家具

住所:京都府京都市東山区慈法院庵町588-9
TEL:090-9053-9232
営業時間:11:00~18:00
定休日:水休ほか不定休あり
「後世の人が見つけた時に愛おしくなるような、素朴ながら表情があるものを選んでいます」と岡部成幸さん。

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