朝8時オープンのレストランも。１日中楽しめる金沢のアートスポットとカフェ8選

朝8時オープンのレストランも。１日中楽しめる金沢のアートスポットとカフェ8選

TRAVEL 2025.08.19

金沢といえば、江戸時代に栄えた城下町。その面影を色濃く残す建物がギャラリーとして使われることも多い。空間も含め、世界観が完成されている。必ず立ち寄りたいオススメスポットを紹介します。

photo_Hiroyuki Takenouchi　text_Nami Hotehama

1. 西洋の視点でセレクトされたアーティストの魅力に浸る。〈秋霖館〉

ベルギー出身のオリヴィエ・ミニョンさんが、国内外の優れたアーティストを紹介したいと設けたスペース。9月21日までは、画家・三輪美津子がエドガー・アラン・ポーの作品に触発されて制作したアートを展示。鑑賞にはメールで予約を。

同じくオリヴィエさん主宰のパブリック・アート・ギャラリー〈Keijiban〉も併せてチェック。

2. 週末限定の“開かれた書斎”。〈IACK〉

現代写真を中心とした作品集の展示と販売を行っている〈IACK〉。写真家の河野幸人さんが、自身のアトリエとしても使っているこの場所を、主に週末にギャラリー兼書店として開放している。独立系出版社から大手出版社まで、河野さんの目利きによる多種多様な作品集が並ぶ。

3. 北陸産の食材で台湾の味を再解釈。〈四知堂 kanazawa〉

風情ある街並みの尾張町商店街に位置する台湾料理店。朝は粥や鹹豆漿、昼は主菜に副菜などを添えたランチセット、午後はスイーツや台湾茶、夜はコース料理が楽しめる。食材はおもに北陸産で、たとえばランチの主菜「魯肉飯」には能登豚を使用。

肉のうまみと甘辛い味付けがよく合い、後引くおいしさ。

4. アンティーク店が運営するギャラリーへ。〈SKLo〉

金沢市内にあるアンティークショップ〈SKLO room accessories〉のギャラリースペース。アートやクラフトなどの作家の企画展を、2～3カ月に1度のペースで開催している。実はここ、台湾料理店〈四知堂〉と同じ建物内にある。

展覧会を観たあとに、隣で食事ができるというフレキシブルさは旅人にうれしい。

5. 本場仕込みの浅煎りコーヒーが味わえる。〈townsfolk coffee〉

アート探訪の合間には、北欧スタイルの浅煎りスペシャルティコーヒーでひと息を。この店のオーナーは、デンマークのコーヒーショップ〈Prolog Coffee〉でバリスタ兼ロースターとして働いた経験を持つ鈴木辰一郎さん。店内で焙煎した豆で淹れるハンドドリップコーヒーで、その味を堪能しよう。

6. インテリアショップ〈Cazahana〉

雑貨や家具、ヴィンテージアイテムを扱うショップ。登録有形文化財「旧村松商店」を活用した店舗も趣深い。

7. カフェ〈DUMBO〉

ケーキや焼菓子、ドーナツなど手作りのスイーツが人気のカフェ。テイクアウトもOK。

8. 大衆割烹〈大関〉

新鮮な魚料理と、金沢おでんなど地元の名物をお酒と一緒に。1957年創業という老舗の味に酔いしれる。

まだある！
金沢で絶対に外せない
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