日本一の朝丼、朝ラー、朝の海ヨガが待ってる!朝活天国・八戸で癒しの旅へ

日本一の朝丼、朝ラー、朝の海ヨガが待ってる!朝活天国・八戸で癒しの旅へ
日本一の朝丼、朝ラー、朝の海ヨガが待ってる!朝活天国・八戸で癒しの旅へ
TRAVEL 2025.08.01PR
北の港町として栄えてきた青森・八戸(はちのへ)は、食もアクティビティも朝活にうってつけのコンテンツが盛りだくさん。朝からエネルギーみなぎる「八戸ヒーリングディスティネーション」へ、旅するモデル・斉藤アリスさんと出かけました。時間帯別に紹介しているので、自分にぴったりの旅の計画を立ててみて(PR/VISITはちのへ)。
photo_Tada text_Chihiro Kurimoto

青森・八戸ってどんな場所?

青森県八戸市の葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)から中須賀海岸へ向かう遊歩道
葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)から中須賀海岸へ向かう遊歩道。

青森県の南東部にある八戸市は、太平洋に面する港町。海沿いに風光明媚なスポットが点在するほか、自然豊かな里山も擁しており、海も山も楽しめるのが魅力です。絶景や自然アクティビティ、グルメと、旅のコンテンツがたっぷり。

青森県八戸市の葦毛崎展望台(あしげざきてんぼうだい)
太平洋に開かれた、小さなコロッセオのような葦毛崎展望台。

また、早朝に漁師が帰港したことから、新鮮な海産物の並ぶ朝市に、朝早くから営業する食堂やカフェなど、朝活文化が根付いています。近年では“朝ラー”ができるニューオープンのラーメン店や、海沿いの天然芝生地で体験できる朝ヨガなど、アクティビティがますます充実。

そんな八戸でできる朝活を、モデルの斉藤アリスさんと一緒に体験してきました。

【6:00〜】
〈八戸市魚菜小売市場〉で贅沢なオリジナル朝食を食べる

1953年に開設され、市民の台所として長年親しまれてきた〈八戸市魚菜小売市場〉。2022年12月には、大規模な改修工事を経てリニューアルオープンしました。鮮魚や刺身をはじめ、干物や珍味、地元の名産品などを扱う店舗が集まります。

八戸市魚菜小売市場
「イサバのカッチャ」と呼ばれる市場のおかあさんたちの、活気のある声が飛び交う。

ここでは、購入した刺身や魚卵などを組み合わせて、自分だけのオリジナル朝食を楽しめます。

八戸市魚菜小売市場
パックで小分けにされているので、いろんな種類をちょっとずつ試せるのが嬉しい。

食材を選んだら、場内にある食堂〈朝めし処 魚菜〉でご飯やみそ汁を注文しましょう。

八戸市魚菜小売市場の朝食
〈朝めし処 魚菜〉では、焼き魚や惣菜なども提供している。ご飯は150円(大盛250円)、みそ汁200円。

アリスさんは、炊きたてのご飯に刺身やすじこをご飯にのせて海鮮丼に。さらにみそ汁や焼き銀タラを添えて、贅沢な朝定食が完成!

八戸市魚菜小売市場の海鮮丼
アリスさん特製の海鮮丼!

「鮮魚と焼き魚を一緒に食べる機会ってそうないので、かなり贅沢」(アリスさん)

八戸市魚菜小売市場

観光客だけじゃなく地元の人も利用している市場なので、「旅先なのに、地元になじんでる気がして楽しかったです! 方言が飛び交っていて、“八戸に来たんだ”って実感できました」と大満足のアリスさんです。

information
八戸市魚菜小売市場
八戸市魚菜小売市場

住所: 青森県八戸市大字湊町字久保38番地1(JR八戸線「陸奥湊駅」前)
TEL: 0178-33-6151
営業時間:3:00~14:00頃(鮮魚・刺身店〜11:00頃、食堂6:00〜10:00頃)
定休日: 日、第2土休、年始休

【6:00〜】
行列必至。〈みなと食堂〉で名物・平目漬丼を食べる

〈八戸市魚菜小売市場〉のある通りを海側へ、約160m進んだ先にあるのが〈みなと食堂〉名物のヒラメの漬け丼を求め、早朝から行列のできる名店です。

青森県八戸市のみなと食堂

2001年にオープンした当初はラーメンやカツ丼、野菜炒めなどを提供する普通の食堂でしたが、常連さんとの会話から生まれたヒラメの漬け丼が人気を呼び、オーダーのメインとなったという一杯。2014年に開催された『第1回全国丼グランプリ』では、海鮮丼部門で1位に輝いたほどの実力です。

青森県八戸市のみなと食堂の平目漬丼
名物の「平目漬丼」単品1,300円。最後まで食べやすいようにと、テーブルにはスプーンも用意。

「平目漬丼」には、八戸沖や、近郊の港で水揚げされたヒラメを使用。しっかり下処理してから熟成させるため生臭さがないのが、ここの売り。味が濃くなりすぎないように、注文を受けてから特製の醤油ダレに漬けています。

青森県八戸市のみなと食堂の平目漬丼を食べる女性

「ヒラメのねっちりとした食感が楽しい! 卵黄と混ぜれば、超贅沢な卵かけご飯みたい」(アリスさん)

「平目漬丼」は、南部せんべいを使った郷土料理「せんべい汁」をセットにするのが定番。一般的なせんべい汁は鶏肉や魚介でダシをとることが多いなか、〈みなと食堂〉では動物性のものは一切不使用。きのこと根菜のみでダシをとっているのに、旨みがあふれます。

青森県八戸市のみなと食堂の平目漬丼せんべい汁セット
「平目漬丼せんべい汁セット」は1,500円。南部せんべいは小麦粉や塩のみで作られる郷土菓子。

〈みなと食堂〉では、三戸町にある〈小山田せんべい店〉のせんべいを使用。他店のせんべいは汁に溶けてほぐれやすいのですが、同店のせんべいはつるっとしていて、すいとんのような食感になるのが特徴です。

information
みなと食堂
みなと食堂

住所:青森県八戸市湊町久保45-1
TEL:0178-35-2295
営業時間:6:00〜14:00
定休日:日月休
席数:約12席

【6:30〜】
〈浜のだし薫る麺処 うみの宝〉で朝ラー

八戸市には朝から営業しているラーメン屋さんがいくつかありますが、なかでもニューフェイスは〈浜のだし薫る麺処 うみの宝〉

青森県八戸市の浜のだし薫る麺処 うみの宝

もともと〈だし拉麺きんざん〉として営業していましたが、2025年1月に生まれ変わりました。それまでなかった朝営業をスタートし、6:30からラーメンを食べられるように。

青森県八戸市の浜のだし薫る麺処 うみの宝の磯らぁ麺(うに入り)

アリスさんが注文したのは、リニューアル後に提供を開始した「磯らぁ麺(うに入)」(1,500円)。青森県の十三湖産しじみでとった濃厚な出汁に、ホタテやイカ、エビ、ムール貝などのごろごろとした海産物がのせられています。さらに三陸産のめかぶや大船渡産の茎わかめなどの海藻類もふんだんに使用しており、贅沢な一杯に。

青森県八戸市の浜のだし薫る麺処 うみの宝の磯らぁ麺(うに入り)を食べる女性

「ラーメンって体に悪そうなイメージがあるけれど、この磯らぁ麺は海藻がたっぷりで体によさそう。塩味も濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい!」(アリスさん)

information
浜のだし薫る麺処 うみの宝
浜のだし薫る麺処 うみの宝

住所:青森県八戸市大字白銀町字三島下90-3
TEL:0178-80-7344
営業時間:6:30~9:30、11:00〜15:00(火11:00~15:00、土日6:30〜15:00)
定休日:月休
席数:約36席
Instagram:@umino_takara_men

【7:00〜】
種差天然芝生地(たねさしてんねんしばふち)で〈種差朝ヨガ〉を体験

八戸きっての観光名所〈種差天然芝生地〉は、波打ち際まで天然芝が広がる、全国でも珍しい海岸スポット。緑色をした芝生の先に、ゴツゴツした黒い岩肌、さらにその向こうには青い海が広がります。

種差天然芝生地の〈種差朝ヨガ〉
種差天然芝生地。

この地を舞台に、2015年から土曜の朝メインで開催されているのは〈種差朝ヨガ〉。開放的な天然芝の上で波音をBGMに爽やかな潮風を浴びながら朝ヨガ体験ができるとあって、多い日には140人もの人が集まることも。

種差天然芝生地の〈種差朝ヨガ〉のインストラクター
ヨガインストラクターの島守尚子さん。

この日は特別に、マンツーマンレッスンをしてもらえることに。ヨガインストラクターの島守尚子さんに指導されながら、ヨガ経験者のアリスさんもさっそく実践。

種差天然芝生地の〈種差朝ヨガ〉
「自然の風や日光を浴びながらのヨガは、マインドフルネスで自律神経が整いそう〜」(アリスさん)

〈種差朝ヨガ〉は参加費の500円を握りしめて直接行けば、誰でも気軽に参加できます。ヨガマットは1枚100円でレンタルできるので、早起きできたら参加する、というのも手。

開催日程に予定が合わない場合は、一人6000円(45〜60分程度)でヨガ指導をお願いすることも可能です。

information
種差朝ヨガ
種差朝ヨガ

住所:青森県八戸市大字鮫町字棚久保 種差海岸天然芝生地
TEL:0178-38-2221(民宿石橋)
開催日程:2025年5月31日~9月28日の土、6月~9月の第4日
開催時間:7:00~8:00(6:30頃から受付開始)
参加費:500円
Instagram:@tanesashi_morningyoga

【8:00〜】
種差海岸エリアを散策

青森県八戸市の種差海岸
素足で天然芝を踏みしめるのが気持ちいい。

種差天然芝生地のある種差海岸エリアは、環境省が整備した自然歩道「みちのく潮風トレイル」の一部。東日本大震災で被災した青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋岸、約1000kmを超えるロングトレイルで、このエリアでは海岸線10km圏内に見どころが多数あります。

青森県八戸市の種差海岸

樹齢100年を超える松が連なる〈淀の松原〉から望む海岸は、松林と海が織りなす風光明媚な景色が広がります。

【9:00〜】
〈ホロンバイル〉で朝ソフト

〈葦毛崎展望台〉のふもとにある〈ホロンバイル〉は、海を切り取るピクチャーウィンドウを持つカフェ。

青森県八戸市のホロンバイル
〈ホロンバイル〉の店内。

〈ホロンバイル〉のソフトクリームは、「青森三大ソフトクリーム」に数えられることもあるほど有名で、ソフトクリームのフレーバーはなんと8種類以上。さらにツイン(2段盛り)にしてフレーバーを組み合わせることもでき、コーンやワッフル、カップから選べます。

青森県八戸市のホロンバイルのソフトクリーム
まきばとショコラのツイン(530円)に、フライドポテト(460円)をディップ。

バリエーションが多くて迷いながらも、アリスさんが注文したのは「まきば」と「ショコラ」のツインと、フライドポテト。〈葦毛崎展望台〉へ移動して海を眺めながら、ポテトでソフトクリームをすくってパクリ。

青森県八戸市のホロンバイルのソフトクリームを食べる女性
「甘じょっぱさがクセになる〜!」(アリスさん)

種差海岸遊歩道の起点となる〈葦毛崎展望台〉は、太平洋を見渡すビュースポットとして知られる場所。美しい海を背景に食べるソフトクリームは格別です。

〈ホロンバイル〉では、コーヒーやジュースなどのドリンク、ハンバーガーやカレー、パスタなどの軽食も注文できます。

information
ホロンバイル
ホロンバイル

住所:青森県八戸市鮫町先祖ケ久保10-3
TEL:0178-33-2222
営業時間:9:00〜17:00(テイクアウトのみ夏季〜18:00)
定休日:無休

【9:30〜】
金運を味方につける! パワースポット〈蕪嶋神社〉で参拝

種差海岸の最北に位置する蕪島(かぶしま)は、大正11(1922)年に国の天然記念物にも指定されたウミネコの繁殖地。

青森県八戸市の蕪嶋神社
もとは離島だった蕪島だが、昭和17(1942)年に旧日本軍によって埋め立て工事が行われ、陸続きになった。

毎年、35000羽ものウミネコが飛来し、繁殖する様子を間近で観察することができる国内唯一の場所として知られています。

青森県八戸市の蕪嶋神社
フン避け用の傘をふもとで貸し出しているので、自由にとってOK。

目的地は、その頂上にある〈蕪嶋神社〉。ウミネコのフンが落ちてくることがあるので、傘をさして向かいます。

青森県八戸市の蕪嶋神社のうみねこ
人間に慣れたウミネコたちなので、近くで見られる。

「こんなに間近でウミネコが見られる場所って他にない! この子は毛の色が違うね、赤ちゃんなのかな」とアリスさん。

青森県八戸市の蕪嶋神社
立派な社殿の〈蕪嶋神社〉。

そうこうしているうちに、〈蕪嶋神社〉に到着。永仁4(1296)年、約730年前に創建した神社です。2015年には社殿が焼失してしまいましたが、約4年の歳月をかけて再建されました。

〈蕪嶋神社〉は市杵嶋姫命(弁財天)を祀り、「蕪」と「株」が同じ読みであることから、株が上がるご利益や、商売繁盛、漁業安全、子宝などにもご利益があるといわれています。

さて、ここで運試し。ウミネコ型の陶器に入ったおみくじを引いてみました。アリスさんの結果は……?

ここまで来たので、「運開きめぐり」もしていきましょう。社殿の周りを反時計回りに3周することで運が開けるといいます。なぜ反時計回りかというと、水道の蛇口やネジなどは、反時計回りにすると「開く」から。

青森県八戸市の蕪嶋神社
ぐるりと3周。

ちなみに、気をつけていても、ウミネコのフンがついてしまうことがあります。でも気を落とさないで。

青森県八戸市の蕪嶋神社

〈蕪嶋神社〉では、ウミネコのフンは“ウン”がついた=運がついたとされ、社務所で「会運証明書」が発行されます。持ち帰れたら旅の思い出になるかも!?

information
蕪嶋神社
蕪嶋神社

住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2
TEL: 0178-34-2730
参拝時間:8:30~17:20(4月~9月末)
     8:30~16:50(10月~3月末)

【10:00〜】
八戸ブックセンター〉で思いがけない本と出合う

2014年から「本のまち八戸」を掲げ、本にまつわる公共サービスを提供する八戸市。その中心街に16年にオープンした〈八戸ブックセンター〉は、全国でも珍しい“市営書店”です。

八戸ブックセンター
市内の読書会団体が利用できるほか、イベントも行われる「読書会ルーム」。

ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんをディレクターに迎え、空間づくりなどのアドバイスを受けたという店内の各所には、イスやソファ、ハンモックが配置されています。カウンターで購入したコーヒーやビールを片手に、ゆったりと本を読むことができます。

さっそく、気になった本を手にとって試し読みをするアリスさん。

一般的な書店では小説やコミック、雑誌など、本のジャンルやカテゴリーでゾーニングされていますが、〈八戸ブックセンター〉での棚は「文芸への招待」「いのり」「猫」など、テーマに合わせて選書されているのも特徴。

八戸ブックセンター
食にまつわる本が並ぶ「まずは、ひとくち」。小説や雑誌などが同じ棚に並ぶ。選書を担当するのは、都内の大手書店で書店員を務めていた森佳正さんと森花子さん。

地方の書店では、ベストセラーなどの売れ筋商品を中心に扱わざるを得ない状況にありますが、〈八戸ブックセンター〉では、都市部の大型書店や専門の書店でないと取り扱っていないような珍しい本が並びます。

興味のある棚を見ていたら、思いがけない本が見つかるかも。インターネット書店で関連書籍をレコメンドされるのとは違う、偶発的な本との出合いがここにはあるのです。

八戸ブックセンター

東京のデザイン集団〈groovisions(グルーヴィジョンズ)〉が手掛けたロゴ。トートバッグや文具などのグッズはお土産にぴったり。

information
八戸ブックセンター
八戸ブックセンター

住所:青森県八戸市六日町16-2 Garden Terrace1F
TEL:0178-20-8368
開館時間:10:00~20:00(日祝~19:00)
休館日:火休(祝日の場合は翌日休)、年末年始休

【11:30〜】
植物屋ARAYA〉でランチ

小中野エリアにある〈植物屋ARAYA〉は、築80年以上の古民家をリノベーションした、観葉植物+カフェ+ライフスタイルショップの複合店。玄関で靴を脱ぎ、スリッパを履いて入店すると、観葉植物や採れたての野菜、衣服などが並びます。

青森県八戸市の植物屋ARAYA
観葉植物の鉢なども取り扱う。

店主の荒谷真奈美さんは、2015年に自宅で植物店を始め、2018年に義父の古民家を改装して移転。サービスとして提供して評判だった夫の自家焙煎コーヒーを活かしカフェを併設。現在は息子・耕太郎さんがその味を引き継いでいます。

青森県八戸市の植物屋ARAYA
コーヒーを注文すると、カウンター内でハンドドリップしてくれる。

「お邪魔します」と奥へ進むと、カフェスペースが。ここではランチやスイーツのほか、ハンドドリップの自家焙煎コーヒー、庭で採れたハーブを使ったティーなどこだわりのドリンクを提供しています。

青森県八戸市の植物屋ARAYAのカレーセット
「カレーセット」1,650円。

さて、いただきます!

青森県八戸市の植物屋ARAYAで食事をする女性
「スパイシーでおいしい〜!」とアリスさん。

セットのドリンクはコーヒーやお茶各種、ジュースなどから選べます。アリスさんは、庭でとれた無農薬いちじくの葉を使った「いちじく茶」をセレクト。

また、ランチメニューに+600円で食後のスイーツもつけられます。

青森県八戸市の植物屋ARAYAのプリン
青森市にある菓子工房〈zilchstudio〉のプリン。

「提供される器も、どれもこだわりを感じます。それだけじゃなく、家具や音楽など、この空間にはクリエイティブが詰まっているので、ゆっくり過ごしたいお店ですね。田舎の古民家でおいしいものを食べるのって、旅の醍醐味!」(アリスさん)

information
植物屋ARAYA
植物屋ARAYA

住所:青森県八戸市小中野4-3-55
TEL: 090-6227-1035
営業時間:11:30~21:00 ※L.O. 20:00 お盆期間は不定期営業(10月2日からは11:30~17:00)
定休日:月〜水休
席数:約15席
Instagram:@shokubutsuya_araya

【13:00〜】
古本屋〈GERONIMO〉でお酒片手に古書探し

八戸市中心街のビル3階にある〈GERONIMO(ジェロニモ)〉は、2024年7月にオープンした古本屋さん。小説や郷土史、カルチャー系、写真集、自己啓発系、アートや芸能など、約1万点もの本が並びます。

青森県八戸市の古本屋〈GERONIMO〉
〈GERONIMO〉の店内。

店名は、アパッチ族の伝説の戦士・ジェロニモに由来。書店が激減する中で新たに開業したことに、ジェロニモの勇敢さを重ねたそう。

〈GERONIMO〉でも、〈八戸ブックセンター〉と同じように、お酒やコーヒーを楽しみながら本探しができます。

さて、気になる本を探してみましょう。

また、〈GERONIMO〉では、「貸し棚本屋」というクリエイターを支援する取り組みも行っています。区画を月額でレンタルし、本やZINEを販売できるのです。

青森県八戸市の古本屋〈GERONIMO〉
「貸し棚本屋」のスペース。一区画は小さな本屋さんで、それぞれに店主がいる。

「本のまち」を担う古本屋さんは、八戸のカルチャーを支えています。

information
GERONIMO
GERONIMO

住所:青森県八戸市三日町32 江口ビル3F
営業時間:13:00~19:00
定休日:月火休
Instagram:@geronimo_3f

【番外編|18:00〜】
ナチュラルワインとアテ〈NOMUU〉で晩ごはん

八戸の朝活を紹介してきましたが、せっかくならおいしい晩ごはんもご紹介。
中心街から徒歩約10分、吹上エリアにある〈NOMUU(ノムウ)〉は、2024年1月にオープンした、ナチュラルワインの飲めるビストロ。築70年ほどの建物をリノベーションし、内装は店主の遠瀬迪さんが自らDIYしました。

青森県八戸市のナチュラルワインとアテ〈NOMUU〉
オレンジワインで乾杯!

メニューは地元産の旬の食材をメインに構成。行くたびに新しい味に出合えます。

青森県八戸市のナチュラルワインとアテ〈NOMUU〉
メニューは手前から、「自家製ソーセージとザワークラウト」1,500円、「季節野菜の前菜盛り合わせ」900円。グラスワイン900円〜。

店内にはウォークインセラーがあり、フランスを中心にイタリアやニューワールド、日本など、常時100本程度のワインを揃えます。

「カジュアルな価格なのにどのメニューも手が込んでいて、食に詳しいグルマンたちにもおすすめしたい!」(アリスさん)

information
NOMUU
NOMUU

住所:青森県八戸市吹上1-11-18
営業時間:18:00~22:30、土16:00〜
定休日:日、不定休
Instagram:@nomuu_hachinohe

旅を終えて

青森は初上陸、「八戸」の読み方すら知らなかったというアリスさん。今回の旅の感想は?

斉藤アリス

「青森のイメージって、これまではりんごくらいでしたが、それ以外にも魅力的なものがたくさんあるんですね。

今回は八戸だからこその朝活で、早起きの楽しさと心地よさを実感できたのがよかったです。

それと、昔から受け継がれてきた特産品や観光地だけでなく、今を生きる人々のクリエイティブな感性が街のあちこちに息づいていて、それがとても印象的でした。また癒されに行きたいな」

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