【下田温泉】もはや温泉という名のプール!日本一広い総檜風呂を持つ〈金谷旅館〉
【下田温泉】もはや温泉という名のプール!日本一広い総檜風呂を持つ〈金谷旅館〉
TRAVEL 2025.01.20
静岡県下田温泉にある日本一の総檜風呂をもつ金谷旅館を紹介します。
text_Eto Katagiri
【下田温泉】金谷旅館
江戸時代末期の創業以来、昔ながらの風情を大切に守り続けている下田温泉の〈金谷旅館〉。こちらの目玉はなんといっても木造の「千人風呂」。「伊豆の名物となるようなお風呂を」との思いで、大正4年に建てられた。とにかく広い浴室は体育館を連想させるほど。総檜風呂としては国内最大の大きさを誇り、天井、壁、浴槽の全てに檜が使われている。湯船の中には静岡県伊東市の彫刻家・重岡建治さんが手がけたブロンズ像が3体飾られていて、木造の雰囲気と相まって独特の世界観を醸し出している。奥行きは約20m、幅約5m、深さは場所によっては1m以上で、ほかの入浴客の邪魔にならなければ泳いでもOKとのこと。もはや温泉という名のプールだ。
日本一の木造の女湯
こちらには日本一がもう一つ。木造の女湯としては国内最大の「万葉の湯」。天井から浴槽にいたるまで全部木造で、見渡す限り木・木・木。半円状になった壁の造りも珍しい。
information
住所:静岡県下田市河内114-2
TEL:0558-22-0325
部屋数:全15室
宿泊費:1泊2名1室・1名19,950円~(2食付き)
本館は昭和4年に建てられた木造建築。数寄屋造りの客室は趣深く、素朴な美しさ。