レトロファッションから歴史まで。クイーンズランドが楽しすぎる!|地上の楽園、クイーンズランドに行ってきた#2

TRAVEL 2024.07.11PR

出国できるかすら不安でいっぱいの海外旅行初心者エディター・ハセ。メキシコ、ヨルダン、トルコ、モロッコ、ケニア…巡った国はのべ20か国にのぼる海外旅行玄人カメラマン・オモテ。そんな二人が今回旅立ったのは、オーストラリア・クイーンズランド州。訪れてみたら、そこは初心者には優しく、玄人にも新鮮な地上の楽園でした。旅の思い出を語る二人。今回は、クイーンズランド州でのカルチャー体験について話しているようです。(PR/クイーンズランド州政府観光局)

INDEX

伝統文化から現代アートまで。好みに合わせて選べるカルチャー体験

ハセ
エディター・ハセ
海も山も、オーストラリアならではの自然の魅力をコンパクトに一挙に楽しめるクイーンズランド州(詳しくはこちらの記事:疲れたこころが再生する…。週末旅行にオーストラリア、どうですか?|地上の楽園、クイーンズランドに行ってきた#1)。

それだけではなく、カルチャー体験もかなり充実していましたね!
オモテさん
カメラマン・オモテ
はい!アボリジナルの伝統的な暮らしが垣間見える〈ジェルガル・カルチャー・センター〉、 ゴールドコーストの歴史から現代アートまで楽しめる〈HOTA ギャラリー〉、そして、1960年代前後の文化を体感できる「クーリー・ロックス・オン・フェスティバル」と、本当に盛りだくさんでした…。

今こそ学びたい。自然との共生を教えてくれる〈ジェルガル・アボリジナル・カルチャー・センター〉

ハセ
エディター・ハセ
個人的に感動したのが、〈ジェルガル・アボリジナル・カルチャー・​センター〉での話。海岸線沿いの熱帯林を歩きながら、ガイドのキャメロン・ウェイトマンさんにゴールドコーストのアボリジナルの歴史と文化、伝説の話などを聴きましたよね。

自然を何よりも尊び、調和を大切にしていた先住民の人々の話が感動的で、現代社会が立ち返るべきエッセンスがたくさん詰まっていると感じました。
オモテさん
カメラマン・オモテ
うんうん。たとえば、伝説のハンター、ゴワンダの話。彼が特別な存在として語り継がれている理由は、自然を何よりも理解していたことと言っていましたよね。

動物たちと共同作業することで、無駄に殺したりすることなく、自然への理解のおかげで狩猟で苦労をすることがなかったと。
ゴワンダの伝説を描いたアボリジナルアートの前で、アボリジナルの人々の文化についてレクチャー。
ゴワンダの伝説を描いたアボリジナルアートの前で、アボリジナルの人々の文化についてレクチャー。
ハセ
エディター・ハセ
ゴワンダはイルカになって人々のもとに戻り、漁を手伝ってくれたというのが伝説の結末で、それを描いたアボリジナルペインティングは、現代アートのような美しさでした。

ゴールドコーストのアボリジナルの人々は季節を6つに捉えていて、花の変化で季節の移ろいを感じていたそうです。

ほかにも象徴的だったのがボラのエピソード。ボラが南から遡上してきたら、まずはワシが十分に食べるのを待つという掟があり、それを破って、漁を急ぐと、ボラの群れの先頭にいるリーダーを捕まえてしまうため、他のボラたちが怖がって逃げてしまい、翌年まで漁が困難になってしまう。
オモテさん
カメラマン・オモテ
当時の人々は、ワシも自分たちも自然のサイクルの一部であり、自然の掟を守ることで、暮らしを豊かにしていたんですね。

現代は魚の乱獲も問題になっているので、こういった伝統的な暮らしから学ぶことが多いです。
森の中にある貝塚。「誰かがここで貝を食べていたということに思いを馳せると、当時の人々と繋がりを感じられる」とガイドのキャメロンさん。
森の中にある貝塚。「誰かがここで貝を食べていたということに思いを馳せると、当時の人々と繋がりを感じられる」とガイドのキャメロンさん。

Jellurgal Aboriginal Cultural Centre

住所:1711 Gold Coast Hwy, Burleigh Heads QLD 4220
HP:https://www.jellurgal.com.au/

ダイナミックなアートを楽しめる〈HOTA ギャラリー〉

オモテさん
カメラマン・オモテ
〈HOTA ギャラリー〉は、建物から好みでした!(笑) 発表会やコンサートなども行われ、週末にはマーケットが開催されるなど、地元の人々のカルチャーの拠点になっているのもいいなあと思いました
カラフルな建物そのものがまさにアート。入る前からワクワク。
カラフルな建物そのものがまさにアート。入る前からワクワク。
ハセ
エディター・ハセ
常設展の部屋には、ゴールドコーストの熱帯雨林が描かれた巨大な絵画が飾られていて、隣には歴史にまつわる展示が。絵画だけではなく、ファッションからカルチャーまで、親しみやすい展示が多かったのが印象的でした。

期間限定の展示は3、4か月ごとに入れ替わるみたいなので、何度来ても楽しめますね!
マウントタンボリンの熱帯雨林で見かけた植物が描かれているのを発見!
マウントタンボリンの熱帯雨林で見かけた植物が描かれているのを発見!
オモテさん
カメラマン・オモテ
今回訪れた時は、『Italian Renaissance Alive | Grande Experiences』という展示でした。

『モナ・リザ』『ヴィーナスの誕生』など、ルネサンス期の象徴的な作品をフロア、壁一面に映し出し、迫力あるオペラ音楽に合わせてダイナミックに変化する様子は、まさに豪華絢爛。五感全部でアートを感じる、これまでにない体験でした。
壁から床まで、音楽と連動して絵画が動く様は迫力大。
壁から床まで、音楽と連動して絵画が動く様は迫力大。
近くから見ると、また違った味わいが。
近くから見ると、また違った味わいが。
ハセ
エディター・ハセ
展望フロアからはゴールドコーストの町全体を見渡せ、この建物がシンボルのような役割を果たしていることを肌で実感。

企画展と連動したメニューを提供しているカフェもあり、休みながら自分のペースでアートを楽しめる、訪れる人への優しさを感じる素敵な場所でしたね。
展望台からゴールドコーストを一望。
展望台からゴールドコーストを一望。

HOTA Gallery

住所:135 Bundall Rd, Surfers Paradise, QLD 4217
HP:https://hota.com.au/

まさかの出会いが!? 50s〜70sのレトロかわいいを堪能できる「クーリー・ロックス・オン」

オモテさん
カメラマン・オモテ
そして、最後は何といっても…
ハセ
エディター・ハセ
クーリー・ロックス・オン・フェスティバル」ですね!(笑)
オモテさん
カメラマン・オモテ
毎年6月に開催されるロックンロールとノスタルジアがテーマの5日間。今回私たちは最終日に参加しました。

クラシックカーの展示ヴィンテージ・マーケット、伝説のロックスター、エルヴィス・プレスリー トリビュートコンテストなど、1950〜70年代の文化に浸れる催しが目白押し!
クラシックカーが並び、まるでタイムスリップしたような感覚に。
クラシックカーが並び、まるでタイムスリップしたような感覚に。
ハセ
エディター・ハセ
参加している方のファッションが素敵すぎましたね!! 

ダンスを楽しんでいる老夫婦、ドレスアップした女性、クラシックな移動式メリーゴーランドで遊ぶ子どもたち…。どこを切り取っても絵になる風景でした。
レトロなファッションに身を包み、ダンスフロアで踊るご夫婦。
レトロなファッションに身を包み、ダンスフロアで踊るご夫婦。
クールなタトゥーに、レトロなファッション&ヘアスタイルが素敵!
クールなタトゥーに、レトロなファッション&ヘアスタイルが素敵!
メリーゴーランドを楽しむ子どもたち。
メリーゴーランドを楽しむ子どもたち。
オモテさん
カメラマン・オモテ
そして、なんとまさかここで日本の方と出会うとは…(笑)
ハセ
エディター・ハセ
驚きでしたね。世界10か所で開かれているエルヴィス・プレスリー トリビュートコンテスト、その一つが今回のクーリー・ロックス・オン・フェスティバルで、そのファイナリスト5名に残っていたのが、日本から出場したエルヴィス・トキさん@elvis_toki)。

実は、数々のエルヴィスコンテストで優勝してきた実績がある実力者。大会主催者から聞いた前評判を上回る圧倒的な歌唱力は鳥肌ものでした。
エルヴィスのようなファッション、ヘアで熱唱するトキさん。
エルヴィスのようなファッション、ヘアで熱唱するトキさん。
オモテさん
カメラマン・オモテ
そして、なんと優勝! 周りの観客の方が、「Congratulations!」と次々に声をかけてくれて、ほっこりした気持ちになりました。トキさん、優勝おめでとうございます! 世界大会も応援しています。
授賞式は拍手喝采!
授賞式は拍手喝采!

Cooly Rocks On

住所:Coolangatta Beachfront, Gold Coast, Queensland 4225
HPhttps://www.coolyrockson.com/

ハセ
エディター・ハセ
ということで、今回はカルチャー体験を振り返りましたが、本当に盛りだくさんでしたね。

歴史好き、アート好き、レトロ好き、いろんな“好き”を満たすコンテンツが盛りだくさんのクイーンズランド州、最高です! また行きたいな〜。
photo_Momoka Omote edit&text_Hinako Hase

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