TOWN&CITY GUIDE 五反田の魅力#2 手土産3選
FOOD 2024.06.14
山手線の駅の中では大規模開発されず、どこかのどかなローカルさが漂う五反田。ここ数年、個性豊かな飲食店やカフェ、ギャラリーなどがぞくぞくとオープン。街の多様な雑多さが、五反田ならではのローカルさを生み出している。今回は手土産3選をピックアップ。
INDEX
1,選び抜かれたカカオとフランス菓子が融合。〈LES CACAOS 本店〉
ソニー通り沿いでひときわ目を引く、落ち着いた店構え。仏でパティシエとして修業を積み、〈ピエール マルコリーニ〉でカカオと出合った黒木琢磨シェフが独立。「カカオの香りと濃厚さは日本酒ともおもしろいペアリングを楽しめる」と〈桑原商店〉の桑原さんも太鼓判を押す。
2,ため息ものの美味なるケーキは圧巻の美しさ。〈équilibre〉
華麗なる経歴で、世界大会での受賞経験もあるパティシエ德永純司さんが2022年に独立。「レモンティーみたいなケーキを作りたかった」というタルトはレモンクリームに口どけのいいチョコ生地、アールグレイのクリームが見事なバランス。
3,米作りから手がける、えびせんが名物の老舗。〈江戸みやげ本舗 進世堂〉
6代目と7代目の二人が店に立つ老舗煎餅店。新潟にある自社の棚田で育てた〆張もち米を使い、えびせんは赤エビのむき身のみ、煎餅は手焼きするなど、おいしさへのこだわりが尽きない。上質紙で包み、紐で結わえた包装も粋。