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これが宿坊!? 泊まれるお寺!?和×北欧デザインがおしゃれ。宮崎〈正念寺ロッジ〉でリラックスしたお寺ステイを。
TRAVEL 2020.01.12
仏教やお寺について知るなら、やっぱり一度は泊まりたい。今、注目の“宿坊”はどこ?お寺や神社まわりのさまざまなスタイルの観光を推進する和空さんをナビゲーターにお迎えして、宮崎〈正念寺ロッジ〉をご紹介します。
和と北欧の融合がかわいい、一度は訪れてみたい宿坊。
「建物が古い」「修行が厳しい」といった従来の宿坊のイメージが、変化している。宿坊情報サイトを運営する〈和空〉の綿谷克巳さん曰く「旅の選択肢を広げてくれる、きれいでおしゃれな宿坊が増えています」。
![正念寺は浄土真宗。厳しい修行はなく、ゆったりとした時間の中で、仏教と出合うことができる。 正念寺は浄土真宗。厳しい修行はなく、ゆったりとした時間の中で、仏教と出合うことができる。](https://img.hanako.tokyo/2020/01/08162808/DSC09156-1536x1024.jpg)
![住職の吉村順正さんと坊守のヴィクトリアさん。ふたりの長男夫妻もおもてなしの心で迎えてくれる。 住職の吉村順正さんと坊守のヴィクトリアさん。ふたりの長男夫妻もおもてなしの心で迎えてくれる。](https://img.hanako.tokyo/2020/01/08162952/boumorijyusyoku.jpg)
中でも宮崎県の正念寺の敷地内にある〈正念寺ロッジ〉は、住職の奥様であるイギリス人のヴィクトリアさんがホストを務める宿坊で、随所に彼女のセンスが光っている。「宿坊に入ると、まず目に留まるのが薪ストーブ。本棚にはたくさんの本が置かれており、いろり端で読めば落ち着いた時間を過ごせます」
![オーダーメイドのステンドグラスが鮮やか。 オーダーメイドのステンドグラスが鮮やか。](https://img.hanako.tokyo/2020/01/08162822/th_193_S75_0565.jpg)
また昔ながらの欄間や地元の職人が作る陶芸と、ステンドグラスやアンティーク家具が融合し「とにかくどこを見ても絵になる」と綿谷さん。
![“The Purple Room”と名付けられた梅をイメージしたこちらのお部屋、ベッドサイドの壁一面が紫色でキュート。 “The Purple Room”と名付けられた梅をイメージしたこちらのお部屋、ベッドサイドの壁一面が紫色でキュート。](https://img.hanako.tokyo/2020/01/08163402/07b4-1.jpg)
和と北欧デザインが、うまく調和しているのだ。
![特注の陶器製バスタブがかわいいお風呂。 特注の陶器製バスタブがかわいいお風呂。](https://img.hanako.tokyo/2020/01/08162900/th_190_S75_0556.jpg)
近隣には高千穂峡などの美しい名所もあり、観光がてらの宿泊もおすすめ。お寺の厳粛な雰囲気を味わいつつ、自然の中でリラックスしながら一息ついてみるのはいかが?
〈正念寺ロッジ〉
Airbnb・Webからも予約可。基本は自炊だが、追加料金で食事の注文もできる。
■宮崎県西臼杵郡高千穂町上野2771
■050-5539-8613
■IN 15:00~22:00/OUT 11:00
■1泊7,000円、ロッジ貸し切り65,000円
Navigator 和空さん
お寺や神社まわりのさまざまなスタイルの観光を推進。全国の宿坊紹介ポータルサイト「テラハク」の運営や、和空三井寺・和空法隆寺・和空下寺町など和空ブランドの宿泊施設も展開。
(Hanako1180号掲載/text : Satoko Nakano)