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2022.10.10

ゆっくり、爽快に、ぐるりと半日ロコツアー。 京都在住のライター・木薮 愛さんがレコメンド! 32系統のバスで巡るアートな京都。

碁盤状、そして街のほどよいコンパクトさも相まって、京都の市街地は、さまざまな交通手段が使える便利なところ。それぞれの速度で回ると、異なる京都の楽しみ方が体験できる! 京都在住のライター・木薮 愛さんがオススメする、バスで巡る京都ツアーへご案内します。 8月26日(金)発売Hanako1212号「365日楽しい街。京都」よりお届け。

全てバス停から徒歩圏内! 注目の最新アートスポットへ。

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京都で美術を見るといったら、寺院が所蔵する日本美術や敷居の高い古美術を連想することが多かった。美大・芸大が多いにもかかわらず、現代美術のギャラリーはというとごく限られていたのだ。
しかし、近年はそんな状況も目に見えて変わっている。例えば京都市京セラ美術館がリニューアルに際し、現代美術に対応した新館「東山キューブ」を新設したニュースは記憶に新しい。飲食店やヘアサロンを営むオーナーがギャラリー機能を取り入れた店づくりをしたり、全国的に有名なアーティストがディレクションするスペースも増えていて、アートの「今」を感じられる新鮮な流れが、ここ京都に生まれているのである。
今回紹介するのは、ここ3年以内にオープンまたはリニューアルしたアートスポットのみ。繋いでみたら、すべて市バス32系統のバス停から徒歩圏内にあることが分かった。京都市交通局の「バス1日券」を買えば700円ポッキリで回れるし、系統絞れば乗り換えで迷うことも少ないはず。途中、コーヒーやおやつ、スパ休憩を挟みながら、東から西へ。感性を刺激するアート巡りをぜひお楽しみください。

Navigator:ライター・木薮 愛
きやぶ・あい/『TOKYO ART BEAT』や『美術手帖』の編集部で働いたのちに、フリーランスに。2015年より京都在住。左京区・岡崎エリアがお気に入り。

1. 〈FINCH ARTS〉

豆腐屋をリノベーションした建物。床は石畳になっている。
豆腐屋をリノベーションした建物。床は石畳になっている。

カルチャースポットが点在する浄土寺エリア からスタート。「独自の表現を追求する同時 代の作家を紹介したい」と、代表の櫻岡聡さ ん。アーティストのやりたいことを全面的に尊重するスタイルで、様々なジャンルの個展を開催。
〈FINCH ARTS〉/フィンチアーツ
住所:京都府京都市左京区浄土寺馬場町1-31│地図
TEL:080-1351-9467
営業時間:13:00〜19:00
定休日:月〜木曜

2.〈MtK Contemporary Art〉

カフェラテ550円、レモネード550円ほか。
カフェラテ550円、レモネード550円ほか。
運営するのは京都拠点の車の会社〈マツシマホールディングス〉。ドイツ生まれの車「smart」と木梨憲武のコラボカーの展示も。
運営するのは京都拠点の車の会社〈マツシマホールディングス〉。ドイツ生まれの車「smart」と木梨憲武のコラボカーの展示も。
車のショールームだった建物が展示室に。三角屋根形の天井がユニーク!
車のショールームだった建物が展示室に。三角屋根形の天井がユニーク!
カフェラテ550円、レモネード550円ほか。
運営するのは京都拠点の車の会社〈マツシマホールディングス〉。ドイツ生まれの車「smart」と木梨憲武のコラボカーの展示も。
車のショールームだった建物が展示室に。三角屋根形の天井がユニーク!

現代美術作家・鬼頭健吾がディレクションするギャラリー。彫刻家・名和晃平率いる〈Sandwich〉がリノベした展示室で、個展やグループ展を年6回ペースで行う。併設の〈CAFE Dot.S〉では、若手作家の展覧会も。
〈MtK Contemporary Art〉/エムティーケー コンテンポラリー アート
住所:京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1│地図
TEL:075-754-8677
営業時間:10:00〜18:00(CAFE Dot.Sは9:00〜)
定休日:月曜

3.〈京都市京セラ美術館〉

長年人々から親しまれてきたレトロな姿と、現代的な機能美が一体となった建物。
長年人々から親しまれてきたレトロな姿と、現代的な機能美が一体となった建物。

2020年にリニューアル。同館館長で建築家の青木淳と西澤徹夫が改修を手掛け、新旧のアートが楽しめる場所に。「アンディ・ウォーホル・キョウト」(9/17〜2023/2/12開催)をはじめ、注目の展覧会を多数開催。
〈京都市京セラ美術館〉
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124│地図
TEL:075-771-4334
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜(祝の場合は開館)

4.〈kokyu kyoto〉

1階がギャラリースペース。サロン利用者以外も利用可能。コーヒーをいただきながら空間に浸れる。
1階がギャラリースペース。サロン利用者以外も利用可能。コーヒーをいただきながら空間に浸れる。
サロンスペース。
サロンスペース。
自然療法をベースに全身をケアして癒す「呼吸スパ」15,000円(120分、要予約)。
自然療法をベースに全身をケアして癒す「呼吸スパ」15,000円(120分、要予約)。
サロンスペース。
自然療法をベースに全身をケアして癒す「呼吸スパ」15,000円(120分、要予約)。

「循環」をテーマにした古物のギャラリー&リラクゼーションサロン。「“もの”や“ひと”が齢を重ねていくことに美しさを見出したい」と代表の白鳥秀紀さん。古民家を生かした空間に、表具の裏紙や茶壺などが独特の存在感を放つ。
〈kokyu kyoto〉/コキュウ キョウト
住所:京都府京都市中京区布袋屋町509-2│地図
TEL:075-256-1005
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火、水、木曜

5.〈ARTRO〉

明治時代の蔵を改装したギャラリー。展示室は2階。
明治時代の蔵を改装したギャラリー。展示室は2階。
ドリンクや菓子を販売するカウンター。展覧会ごとにメニューがガラリと変わる。
ドリンクや菓子を販売するカウンター。展覧会ごとにメニューがガラリと変わる。
日本画の淡い色合いからインスピレーションを得たブールドネージュ。
日本画の淡い色合いからインスピレーションを得たブールドネージュ。
ドリンクや菓子を販売するカウンター。展覧会ごとにメニューがガラリと変わる。
日本画の淡い色合いからインスピレーションを得たブールドネージュ。

「現代アート×菓子」をテーマに開廊。展覧会ごとに、作品をインスピレーション源とした菓子や、絵画をパッケージとしたドリンクを用意。「ギャラリーは入りづらいと感じている方にも気軽に訪れてもらえたら」とオーナーの服部健太郎さん。
〈ARTRO〉/アルトロ
住所:京都府京都市中京区貝屋町556│地図
TEL:075-585-4554
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜

6.〈PURPLE〉

展示室。解説パネルがあり、展示への理解を深めることができる。
展示室。解説パネルがあり、展示への理解を深めることができる。
〈赤々舎〉〈青幻舎〉の過去の出版物に加え、レアな美術書や輸入本も扱う。
〈赤々舎〉〈青幻舎〉の過去の出版物に加え、レアな美術書や輸入本も扱う。
ドリンクをいただきながら本を選ぶことができる。りんごジュース500円。
ドリンクをいただきながら本を選ぶことができる。りんごジュース500円。
〈赤々舎〉〈青幻舎〉の過去の出版物に加え、レアな美術書や輸入本も扱う。
ドリンクをいただきながら本を選ぶことができる。りんごジュース500円。

写真集や美術書を出版する〈赤々舎〉と〈青幻舎〉が共同で立ち上げたギャラリー。美術家や写真家など、ジャンルを超えた人々が紡ぎ出す物語を、展示やイベント等で多角的に伝える。ブックストアも併設。
〈PURPLE〉/パープル
住所:京都府京都市中京区式阿弥町122-1 式阿弥町ビル3F│地図
TEL:なし
営業時間:13:00〜20:00(土日11:00〜19:00)
定休日:水曜

7.〈kumagusuku〉

アーティストの作品と、作品ではないものを同列に並べて展示販売している〈物と視点〉。
アーティストの作品と、作品ではないものを同列に並べて展示販売している〈物と視点〉。
テキスタイルショップ〈uwaru〉では、好きな柄を選んでシャツをオーダーできる。
テキスタイルショップ〈uwaru〉では、好きな柄を選んでシャツをオーダーできる。
真鍮で形作られた三角のロゴが目印。
真鍮で形作られた三角のロゴが目印。
テキスタイルショップ〈uwaru〉では、好きな柄を選んでシャツをオーダーできる。
真鍮で形作られた三角のロゴが目印。

アーティスト・矢津吉隆が営む宿泊施設だった場所がリニューアルし、アートの複合施設に。衣服や雑貨を扱う〈BBABB6〉や、ラッピングデザイナーによるギフト店〈mosynē〉、占いの館〈Babquff〉など、個性あふれる12店舗が入居。
〈kumagusuku〉/クマグスク
住所:京都府京都市中京区壬生馬場町37-3│地図
TEL:075-432-8168
営業時間:11:00〜17:00
定休日:月、火曜

(Hanako1212号掲載/photo:Tomoyasu Nakao illustration:Shoko Kawai text:Ai Kiyabu)

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編集部 / Hanako編集部

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