「東京で みつけた。」×Hanako特別企画 第2回 屈指のパワースポットと大自然に癒される!冬の青梅「御岳山(みたけさん)」で、趣のあるハイキングを満喫。 TRAVEL 2021.02.05

ありふれた毎日を過ごす中で、いつもとは違う体験を東京でしてみませんか?思いがけない景色に、都心では気づかなかった新しい発見など、知る人ぞ知る美しい場所がみつかるはず!そんな東京旅を提案する本企画。第2回は青梅市「御岳山(みたけさん)」へ。冬の静寂な雰囲気のなか、東京屈指のパワースポットを参拝したり、景色を見て癒されたり。下山後はランチや温泉など盛りだくさん!そんな冬の青梅を女子2人でハイキングしてきました。(PR/東京都、公益財団法人 東京観光財団)

今回、旅をした二人は…

ハナコラボパートナーの土屋志織さん(左)、木村ミサさん(右)。
ハナコラボパートナーの土屋志織さん(左)、木村ミサさん(右)。

ハナコラボパートナーでモデルの木村ミサさんと、ハナコラボディレクターの土屋志織さん。「最近キャンプがマイブームで自然は大好き。ただ山奥など本格的な場所に行ったことはなかったのでドキドキしています。体力がもつか心配ですが(笑)、初めて行く青梅の自然に癒されながら、ハイキングを楽しみたい」(木村さん)。「青梅は初日の出を見に来て以来2度目。ハイキングを楽しみつつ、〈武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)〉では念願の御朱印デビューをしたいと思います」(土屋さん)。

滝本駅から御岳登山鉄道に乗り、御岳山駅へ。

JR御嶽駅から西東京バスで10分、御岳登山鉄道の滝本駅に到着。ここからケーブルカーに約6分間乗り、標高831mの御岳山駅に向かいます。往復1,130円(片道は600円)の運賃を支払い、乗車。なんとペット運賃を支払えば愛犬と一緒に乗れます。「傾斜があるから意外とスリルがある!」と、平均勾配22度の沿線を体感しながら一気に登ります。「窓が大きいので、御岳山の絶景がダイナミックに楽しめますね」(木村さん)。

まずは、〈武蔵御嶽神社〉に向かって参道を歩きます。

御岳山山頂の〈武蔵御嶽神社〉に向かって約30分、自然を満喫しながら参道を進みます。「さまざまな表情の景色が楽しめるので時間があっという間。坂道もいい運動になります(笑)」(土屋さん)。売店や食事処が並ぶ町場通りを抜け、鳥居前広場に到着。「階段を上がれば、あと少し!」(木村さん)。

由緒正しき東京のパワースポット〈武蔵御嶽神社〉で参拝。

【御岳山駅から徒歩30分】
鳥居前広場から約330の階段を上り、〈武蔵御嶽神社〉に到着。〈武蔵御嶽神社〉の創建は崇神天皇の時代と伝えられ、古くから関東の霊山として信仰されてきたパワースポットです。参拝をしたあとは、厄除けや長寿、交通安全などさまざまな信仰のある摂社や末社を見学。最後に授与所で御朱印帳を購入し、御朱印をもらいます。「念願の御朱印をもらうことができて感激。これからページをうめていこうと思います」(土屋さん)、「いい思い出になりました。あとで見返すのが楽しみ」(木村さん)。

宮司の須崎裕さんの話を真剣に聞く2人。
宮司の須崎裕さんの話を真剣に聞く2人。

〈武蔵御嶽神社〉で忘れてはいけないのが、「おいぬ様」。犬に優しい山として御岳山が有名な理由は、ここにあります。今回、特別に宮司の須崎裕さんにお話を伺いすることができました。「おいぬ様とは、日本犬の先祖・ニホンオオカミのこと。かつて日本武尊(やまとたけるのみこと)が御岳山で白狼に助けられた言い伝えがあり、祀られるようになりました。そして近年、〈武蔵御嶽神社〉ではおいぬ様にちなみ、愛犬の健康を願う人々で賑わうように。ケーブルカーに犬が乗車できるようになったのも大きかったですね。みなさまからのご要望を受け、愛犬祈願も行っています」。愛犬の健康を願い、外国から来る方もいるのだそう。「御岳山は年々、人が減ってきているのが現状です。今後もおいぬ様はもちろん、行事や新しいイベントで、御岳山が少しでも盛り上がるようさまざまな取り組みを展開していければいいなと思います。ぜひ雄大な自然を見に御岳山へ、そして〈武蔵御嶽神社〉へ参拝に来てください」。

〈武蔵御嶽神社〉
■東京都青梅市御岳山176
■0428-78-8500
■8:30~16:30
http://musashimitakejinja.jp

御岳山ならではの楽しみ方!「宿坊」に泊まるのもおすすめです。

「宿坊」とはお寺や神社の宿泊施設のことで、以前は僧侶や参拝者のための施設でしたが、現在は一般の観光客も宿泊できます。御岳山の自然に囲まれながらくつろぎ、夜には星空観察など、日帰りにはできない体験も。最近ではテレワークなどで利用する人も増えたそうです。今回お邪魔した〈南山荘〉は、約200年以上前の江戸期から続く歴史のある宿坊。好みで選べる和洋タイプの部屋に、東京の景色が一望できる展望風呂、旬の食材を使った創作料理など盛りだくさん!テイクアウトの日替わり弁当(500円税込・要予約)や柚子ピール(100円税込)も販売しているので、日帰りの方もぜひ〈南山荘〉に立ち寄ってみては。

〈南山荘〉
■東京都青梅市御岳山111
■0428-78-8449
https://nanzansou.com/index.html

〈長尾茶屋〉で小休憩。山並みの景色を見渡しながらホットワインで温まる。

【〈武蔵御嶽神社〉から徒歩5分】
長尾平まで歩き、週末限定で営業している茶屋〈長尾茶屋〉へ。山並みの景色を見渡しながら、冷えたカラダをホットワインで温めます。ワインはドイツの〈バフースフォイアー グリューワイン〉の赤ワインをメインに、季節に合わせてさまざまな種類を取り揃えています。「冬に飲むホットワインは格別。カラダがぽかぽかしてきます」(木村さん)。いまの時期は、青梅のパワースポット・「綾広の滝」の源流水で淹れたコーヒーもおすすめだそう。

“天空のソムリエ”と呼ばれる店主の川﨑さんは、ソムリエの資格をもつワインのスペシャリスト。「飲食業界で働いたのち、ドイツへ。フレンチレストランでバーテンダーの見習いと酒庫係として働き、ワインの魅力に惹かれていきました。その後経験を積み、スイスの国立ホテル専門学校でソムリエの資格を取得しました」。帰国後は、〈パレスホテル東京〉でソムリエとして活躍。そして定年後、大好きな「山登り」から第2の人生がスタートします。「年に1度開催される『日本山岳耐久レース』のスタッフとして奥多摩の山に関わるように。長尾平のコースの責任者だったため、〈長尾茶屋〉とも縁があり、前店主から引き継ぐことに決めました」。現在は週末限定で営業、自宅から御岳山に通う生活を続けています。「あるとき、〈武蔵御嶽神社〉の宮司さんが“ソムリエなんだからワインも置いてみれば?”と提案をしてくれて。“天空のソムリエ”という名も、宮司さんがつけてくださったんですよ」。ワインは登山者に大好評!〈長尾茶屋〉の名物に。「季節関係なく、特に若い方から人気でうれしいです。週末限定ですが、ぜひ登山をしたときはほっとひと息つきにきてほしいですね」。

〈長尾茶屋〉
■青梅市御岳山長尾平
■0428-74-9467
■金〜日曜11:00~23:00 月〜木曜休(※月曜が祝日の際は11:00〜23:00も営業)

天気がいい日は横浜まで見える!景色抜群の〈長尾平展望台〉へ。

〈長尾茶屋〉の目と鼻の先にある〈長尾平展望台〉は広く開けているので見晴らしがよく、日の出山や麻生山、さらに空気が澄んでいるときは横浜の方まで望むことができます。展望台やベンチ、トイレもあるので、お弁当を食べるなど休憩をするのにぴったりの場所です。

〈長尾平展望台〉
■東京都青梅市御岳山

春はもっと奥地まで!ロックガーデンで本格的なハイキング体験。

暖かい時期は、七代の滝から天狗岩方面へ登り、綾広の滝まで約1.5kmある「ロックガーデン」に行くのがおすすめ。御岳山駅から近く、初心者でも歩きやすいため、御岳山で1番人気のハイキングコースです。大小さまざまな奇岩があり、苔むした岩の間を清流が織りなす情景はまるで別世界。冬とはまた違った御岳山を体験できます。

下山後は、お待ちかねのランチタイム。2020年にオープンしたばかりの〈MITAKE TERRACE〉へ。

【JR御嶽駅から徒歩1分】
カフェレストラン〈MITAKE TERRACE〉でランチタイム。木村さんは9種類の野菜のうまみが凝縮した「ミネストローネスープ」、土屋さんは1番人気の「チキン&ワッフル with メイプルシロップ」に。「無添加でオーガニック、動物性不使用でカラダに優しいのがうれしい!疲れたカラダにしみます」(木村さん)。「チキンにメープルシロップって意外と合うんですね!甘じょっぱいのがたまりません」(土屋さん)。デザートは「ブリュッセルワッフル バニラアイスクリーム添え」を2人でシェアします。

地元・青梅の食材を使った料理もいちおし。ランチタイムにいただける「御嶽ジンジャー」は、青梅に2軒しかない養豚場の希少な豚を使った生姜焼きプレート。冬限定の「地元産ゆず香る 鶏そば」は、青梅産ユズが香る、コクと鶏の旨味が感じられる中華そばです。また、英国産のボタニカルドリンク〈FENTIMANS(フェンティマンス)〉はマークのオオカミがおいぬ様と同じということもあり、お土産にする方が多いのだとか。

〈MITAKE TERRACE〉は、ホテル〈サクラ・フルール青山〉をはじめ、さまざまな事業を展開する〈桜ホテルズ〉が開業。今回、オーナーの小林さんと代表取締役兼C.E.O.の嶋田さんに話を伺いました。「実は元々コンビニエンスストアだったのですが閉店してしまい、何か新しいことはできないかと〈青梅商工会議所〉さんに相談を受けたのが始まり。駅前で立地もよく、観光にプラスになる魅力的なお店をつくろうと考え、地元の食材を使った料理が提供できるカフェレストランに決めました」(小林さん)。その後コンビニの改修工事をスタート。内装は女性好みを意識して欧米風の家具に統一し、夏は御岳渓谷が一望できるようテラス席も配置。「観光客はもちろん、地元の方にもくつろいでいただけるような空間にしました。ドリンクやデザート、お弁当を販売する売店も始めたので利用していただきたいですね」(嶋田さん)。

〈MITAKE TERRACE〉
■東京都青梅市御岳本町339-1
■0428-85-9012
■11:00~17:00 火曜、水曜休(祝日の場合は営業)
 ※最新の営業時間については、HPでご確認ください。
http://mitaketerrace.com/

時間に余裕があれば日帰り温泉も!カラダを芯から温めて、ハイキングの疲れをリフレッシュ!

時間に余裕があれば、ぜひ日帰り温泉へ。JR青梅線青梅駅から駒木町循環バスで郷土博物館入口下車後、徒歩2分のところにある〈かんぽの宿 青梅〉は、奥多摩の山々や多摩川の渓流が望める「展望大浴場」が人気。アルカリ性単純温泉で肌がスベスベになるうれしい特典つきです。JR石神前駅から徒歩10分のところにある〈東京・青梅石神温泉 清流の宿 おくたま路〉は、さまざまな病や美肌に効果がある湧出地・奥多摩の温泉。サウナで思い切り汗をかくのも◎。温泉でのんびり過ごして、1日の疲れをリフレッシュして。

〈かんぽの宿 青梅〉
■東京都青梅市駒木町3-668-2
■0428-23-1171
■日帰り入浴10:30~15:00(昼の部)、水曜のみ11:30~15:00
https://www.kanponoyado.japanpost.jp/oume/index.html

〈東京・青梅石神温泉 清流の宿 おくたま路〉
■東京都青梅市二俣尾2-371
■0428-78-9711
■日帰り入浴11:00~14:30(最終入館14:00)
https://www.tokyo-okutamaji.jp/

自然の温かみをたっぷり堪能する女子2人旅を終えて…

東京都 青梅

「はじめは体力がもつか不安でしたが、ほどよい距離感でちょうどよかったです。冬は人も少なく、静寂な雰囲気のなかで見る景色は美しかった。春はまた違う表情の御岳山が見られると思うので、またリフレッシュしに行きたいです」(木村さん)。
「ハイキングのほどよい疲れが心地いいです。のんびり歩きつつ、疲れたら絶景を見て癒されました。しっかりカラダを動かしたあとに食べるランチも最高!地元の魅力的な食材をたくさん知ることができて、青梅が大好きになりました。今度は宿坊で1泊する予定です」(土屋さん)。
冬の青梅で大自然に癒されながらハイキングでリフレッシュした2人。日頃の窮屈な心とカラダを、青梅に開放しに行きませんか?

自分に、家族に、友人に…青梅はお土産も豊富です!

右上から時計まわりに「ワンちゃんへ ワンちゃん専用クッキー ミルク味」、「わさびチーズディップ」、「御嶽汁フリーズドライ」、「澤乃井」の「特別純米 澤乃井」と「純米大辛口」のセット。
右上から時計まわりに「ワンちゃんへ ワンちゃん専用クッキー ミルク味」、「わさびチーズディップ」、「御嶽汁フリーズドライ」、「澤乃井」の「特別純米 澤乃井」と「純米大辛口」のセット。

ケーブルカーの駅のショップにはお土産も豊富!2人は吟味した結果、写真の4点を購入。1つ目は、犬用のお菓子「ワンちゃんへ ワンちゃん専用クッキー ミルク味」。無添加でカラダに優しく、甘味のある箱根西麓さつまいもを使用しています。2つ目は、青梅で有名なわさびにちなんで、「わさびチーズディップ」に。パンや揚げ物など、さまざまなものにディップできる万能食材で、わさびのほどよい辛さがクセになります。3つ目は、青梅市の酒蔵〈小澤酒造〉の酒かすと青梅産豚肉を使用したご当地グルメ・御嶽汁が手軽にいただける「御嶽汁フリーズドライ」。個包装なので配りやすいのが◎。4つ目は、青梅の〈小澤酒造〉が製造する「澤乃井」の日本酒。軽やかでほのかに甘い、純米の上級酒「特別純米 澤乃井」と、純米のやわらかさと引きしまった味わいの「純米大辛口」がセットに。〈寒山寺〉の袋つきなので、自分にはもちろん、贈り物にも喜ばれること間違いなしです。

■東京の多摩と島の魅力が満載!〈TAMASHIMA.tokyo〉の公式サイトはこちら

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