かちフェス
2022.11.09

東京からわずか1時間半で行けるサウナ協和国。 フィンランドと自然環境がそっくり!北海道・十勝でフェス体験&ととのうサウナ旅へ。

サウナの聖地であるフィンランドに自然環境や気候が似ていることから、今密かにサウナ―の注目を集める、北海道・十勝。今回はそんなエリアでとことんととのう、癒しの旅をレポートします。

美しい自然と食の恵みを堪能できる十勝。サウナ大国、フィンランドとそっくりの自然環境も。

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北海道の北部に位置し、19の市町村で構成される十勝は、実は羽田空港からわずか1時間半のフライトで行くことのできる週末旅にぴったりのエリア。雄大な自然が広がり、おおらかな空気が流れるこの近隣は上質な食材がすぐ手に入る環境が広がり、食料自給率は1,100%と言われるほど食が豊かな地域です。

さらに、サウナにぴったりな自然素材が整い、本場フィンランドとも環境が似ていることから、近年はサウナ―にもじわじわと人気を集めているスポットなのだとか。凍った湖に穴をあけ、水風呂代わりにするフィンランドでは定番の「アヴァント」が体験できるのも、このエリアならではの魅力です。

そんな十勝のこれまでとこれからの価値・魅力をまるごと感じるフェスが開催されるとのことで、食とサウナとフェスを巡る、1泊2日の旅を楽しんできました。

カマンベールチーズが主役の芳醇なソフトクリームを味わう。

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とかち帯広空港に到着し、初めに向かったのは、車で約15分ほどで辿り着くチーズ工房〈十勝野フロマージュ〉。こちらでは日本人の舌に馴染みやすい味をモットーにカマンベール、ブリーなど、中札内産の高品質な生乳を使用したチーズを作り続けているそう。

ここを訪れたら食べておきたいのは「カマンベールチーズソフトクリーム」(495円)。フレッシュな生乳に自家製カマンベールをたっぷり練り込んだソフトクリームは、チーズならではの旨みとコクが感じられ、一度食べたら忘れられない濃厚な味わいです。

〈十勝野フロマージュ〉
■北海道河西郡中札内村西2条南7-2
■0155-63-5070
■10:00~17:00
■水休(7月~10月無休)

今、このエリアで最も注目を集めるサウナで心身をリセット。

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お腹が満たされたら、近隣にある2022年7月にできたばかりの〈十勝エアポートスパ そら〉へ。自然に囲まれた場所に位置する施設ながら、一歩中に入るとシャンデリアが目を引くラグジュアリーな空間が広がっています。女風呂のフェミニンな洗面スペースも必見。

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サウナには、フィンランド式のハルビア製の機材を使用。女性用は、オートロウリュかつ4段構成のサウナで、大きな窓から見える森の景色を堪能しつつ、心身ともにリラックスすることができます。温度は85度前後とやさしめなので、じっくりと入ることができるはず。
特筆すべきはヨガマットを敷き、人工芝の上で寝転ぶことができる外気浴スペース。都会の喧騒から離れ、小鳥のさえずりや木々が風にそよぐ音を聴きながら楽しむ外気浴は、究極の癒しを満喫できること間違いなし。
露天風呂にはラウンド型の浴槽と寝湯の2種があり、特に寝湯からの眺望は素晴らしく、十勝ならでは緑や空を眺めつつゆったり寛ぐことができます。

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温泉の泉質は「美肌の湯」とも言われる、世界でも希少な「モール温泉」。泥炭などに由来する腐植物を含むアルカリ性の湯で、資源が限られていることから「北海道遺産」にも選定されているそう。なめらかでとろっとした独特の感触が特徴的で、入った後は肌がつるつるになるのを実感できます。

〈十勝エアポートスパ そら〉
■北海道河西郡中札内村南常盤東5線286
■0155-67-5959
■7:00〜21:00
■無休
■大人1,000円、子ども500円

邸宅のような空間で優雅なコテージステイ。

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湯上り後にそのまま宿泊していきたいという人におすすめなのが、敷地内で貸し切りコテージや家具付きのテントを完備した〈グランピングリゾート フェーリエンドルフ〉。取材時は、グランピングリゾートに2021年に新設したスイートコテージ、「Princess Suite」を特別に見学させてもらいました。
「Princess Suite」は、その名の通りプリンセス気分が味わえる唯一無二のコテージ。ヨーロッパ現地で買い付けたソファやベッドをはじめ、豪華絢爛な家具と煌びやかなシャンデリアに囲まれた空間で、都会では味わえない非日常の1日を満喫することができそう・・・!

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森に溶け込むようなデザインに設計されたガラス張りの食事スペースもあるので、気の置けない友人同士やファミリーでいつもとひと味違う、優雅なBBQを楽しんでみるのもいいかも。

〈グランピングリゾート フェーリエンドルフ〉
■北海道河西郡中札内村南常盤283
■0155-68-3301
■無休
■「Princess Suite」1室100,000円~

風情たっぷりの食事処で新鮮な魚介に舌鼓。

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ランチは、地元で人気を集める〈蕎麦とにじます料理 松久園〉へ。大正時代の面影を残すノスタルジックな空間が魅力的なこちらでは、採れたてのにじますを使った料理を満喫することができます。

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この日はあらい、唐揚げ、塩焼きと看板メニューを堪能できる「紫陽花御膳」(2,230円)をチョイス。中はふっくら、外はパリッと焼き上げた香ばしい塩焼きはもちろん、サクサク感とカレー風味の濃厚なあんがクセになるにじますのからあげは、病みつきになるので一度お試しあれ。

〈蕎麦とにじます料理 松久園〉
■北海道河西郡芽室町美生1線20
■0155-65-2321
■11:00~17:00(L.O.16:30)
■水休

阿寒の山並みや十勝平野が一望できる特別な場所。

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食後は東京ドーム358個分の面積を誇り、日本一広いと噂の〈ナイタイ高原牧場〉の展望台へ。驚くほど広大な草地の上を牛の群れがゆったりと歩く姿は圧巻です。

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牧場の最上部の展望に到着したら、〈ナイタイ高原牧場ナイタイテラス〉でひと休み。大きなガラス張りの窓が特徴的な〈展望カフェ〉では、牧場や十勝平野のダイナミックな景色を思う存分満喫することができます。

カフェで購入したコーヒーや地ビールは、眺望のいいテラス席で楽しむのもおすすめ。地平線まで続く緑の芝のじゅうたんと美しい空気が、日頃の疲れを癒してくれます。

〈ナイタイ高原牧場ナイタイテラス〉
■北海道河西郡芽室町美生1線20
■090-3398-5049
■9:00~17:00
■4月29日~11月1日の期間中無休

北海道に来たら、ハズせないジンギスカン。

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1日の終わりは、北海道名物のジンギスカンで締めくくり。おいしさにこだわる〈焼肉レストラン平和園 本店〉では、良質な羊を1頭毎仕入し、1枚1枚包丁で削ぎ切りにするほか、注文を受けてから数量分タレを調合して味付けを行う「一丁付け」を採用しているそう。厚みたっぷりのジューシーなお肉は臭みがなく、いくらでも食べられそうなおいしさです。

〈焼肉レストラン平和園 本店〉
■北海道帯広市大通南12-1
■0155-22-6151
■11:00~23:00
■木休

100年の森に抱かれたアーバンリゾートホテルで温泉を満喫。

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今回は宿もサウナや温泉が楽しめるという点にこだわり、帯広の〈森のスパリゾート 北海道ホテル〉に宿泊。ホテルに居ながら、源泉かけ流しのモール温泉を堪能できるのは嬉しいポイント。

朝食後は、市街地とは思えないほど四季折々の自然が楽しめる中庭をさんぽするのもおすすめ。気まぐれでリスや小鳥が顔を出すこともあるのだとか。

〈森のスパリゾート 北海道ホテル〉
■北海道帯広市西7条南19-1
■ 0155-21-0001

十勝の食・文化・自然をキーワードに発信するフェスが開催。

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2日目は、いよいよ〈芽室公園〉で今年初開催となるイベント、〈かちフェス〉へ。グルメ・サウナ・音楽・キャンプを中心に十勝に生きる人々の当たり前の「価値」を発信するイベントには、19市町村が一挙に集結しました。

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飲食は、コーン炒飯やモールウォッシュチーズなど、ご当地グルメを堪能できる32店が出店。どの店舗も列を成すほどの賑わいぶりです。

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そして、何と言っても注目は十勝発のアウトドアブランド〈CAMPLABO〉がプロデュースしたサウナエリア。本場フィンランド産のテントサウナや、全長15メートルの8連結サウナテントなど、好奇心を掻き立てられるサウナが8つも並んだフィールドは圧巻!十勝産100%自然由来のトドマツオイルを使用したロウリュや、十勝の熱波士によるアウフグースで、ととのうひとときを満喫してきました。

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思い思いに汗を流した後は、公園にある噴水を利用した個性的な水風呂へ。大きな滑り台も設置され、思わず同心に帰ってしまうほどエキサイティングな体験がかないます。

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サウナの後のお楽しみと言えば、サウナ飯。しかも、ご当地グルメが味わえるとあって、期待値はMAX。まずは〈いけだワイン城〉の「蝦夷鹿リガトーニボロネーゼ」と赤ワインの「山幸」を合わせて乾杯!肉の旨みたっぷりのボロネーゼとコクがあり、野性味あふれるワインの味がしっかりマッチしています。

日本一のスイートコーンとも言われる芽室町のコーンを使用した〈レストランHiro〉の「十勝芽室コーン炒飯ドリアスタイル」は、甘みのあるシャキシャキのコーンと、とろりとしたチーズが相性抜群。期待をはるかに超える逸品でした。

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キャンプエリアでは、思い思いにテントを張り、フードエリアで購入した料理を味わう人もちらほら。公園にいながら、自然を全身で感じ、気軽にアウトドアイベントを楽しめるのは、このエリアならではの魅力です。〈かちフェス〉は来年以降さらにパワーアップして継続していく予定なので、今回参加できなかった人もHPでイベント情報をウォッチしてみてくださいね。

〈かちフェス〉
■北海道河西郡芽室町本通8
■2022年10月15日~10月16日
■9:00~12:00 、13:00~16:00
■公式ホームページ

東京から山梨や千葉にドライブするのと同じぐらいのフライト時間で到着し、自然と食とサウナを堪能できる十勝。忙しない日常から離れ、リフレッシュしたい時にぴったりの穴場スポットで、身体も心もととのう旅を楽しんでみませんか。

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中村友美 / ライター

「出版社を経てグルメ・おでかけなどを中心にWeb・雑誌で執筆中。ノスタルジックなカフェとビストロのカウンター席が好き。趣味はインテリア。」

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2021年4月1日以降更新の記事内掲載商品価格は、原則税込価格となります。ただし、引用元のHanako掲載号が1195号以前の場合は、特に表示がなければ税抜価格です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。
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