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「くりーむパン」作りから座禅体験まで！海と山と空、ロケーションごとに体験する広島県三原市。 LEARN 2020.12.06

瀬戸内海の多島美を望む広島県三原市。たこをはじめとする海の幸、美しい島や山、農産物にも恵まれ、広島空港もあって広島県を訪ねる空の玄関口でもあります。恵まれた自然を生かしたおいしいものも次々と生まれる土地、三原の自然と新しい味を体験してきました。

瀬戸内海の景色も三原グルメも堪能できる道の駅〈みはら神明の里〉。

まず訪れたのは、道の駅〈みはら神明の里〉。小高い場所にある〈みはら神明の里〉は屋上が海を望む展望デッキになっています。

瀬戸内海の眺望を楽しめるのはもちろん、願いを込めて鐘を鳴らすと叶うといわれている「幸せの鐘」があり、三原名物のだるまを象った絵馬で願掛けもできます。

〈みはら神明の里〉内にあるレストラン〈ルマーダ〉は、地元の食材を使った料理やデザートが食べられるグルメスポットです。

「たこ天カレー」は、三原の名物、たこの足丸ごと一本のたこ天がドン！　香りのいい瀬戸内の青レモン付きです。ピリっとした程よい辛さのカレーとの相性もバッチリで、食べ応えも十分。ちなみに、たこ天にかぶりつくなら、先の方から食べると衣と中身がバラバラに出てしまうことがないそうです。

三原のブランド鶏「神明鶏」を使ったメニューもあります。「神明鶏水軍焼定食」はボリュームのある串焼きが2本。1本はいりこ味噌、もう1本は塩レモンでさっぱりした仕上げた海藻風味と味のバリエーションも楽しめます。

「米粉麺のたこ皿うどん」は、米粉を原料にした麺を油で揚げて、その上にたこと地元野菜がたっぷり入ったあんかけがかけてあるヘルシーな一品です。

〈ルマーダ〉では、オリジナルのかき氷も食べられます。「島たまごおり」は、瀬戸内海の佐木島で育った鶏の卵「島たまご」を使ったミルクセーキを凍らせたかき氷です。氷を食べていくと島たまごを使った濃厚なプリンが隠れています。レトロかわいい「島たまごおり」は春夏の季節限定です。

〈みはら神明の里〉
■広島県三原市糸崎4-21-1
■0848-63-8585
※価格は税込。

室町時代創建の歴史ある禅寺〈佛通寺〉で座禅体験。

〈佛通寺〉は620年前の室町時代に創建された歴史ある臨済宗の大本山で、水墨画で有名な雪舟が滞在したとも伝わります。山間にある〈佛通寺〉の敷地は広大で、東京ドーム600個分もあるのだとか。

紅葉や新緑の名所としても有名で、年間を通して多くの参拝者が訪れます。

〈佛通寺〉は日本屈指の禅道場としても知られています。そこで体験したのは「ソーシャルディスタンス座禅」。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行に伴って、十分に距離をとった座禅体験が考えられました。

本来座禅はお線香が燃え尽きる1時間ほどの時間をかけて行うものですが、体験時間は5分ほどから。座る姿勢もあぐらでOKと初心者も挑戦しやすい座禅体験ができます。短い時間でも雑念を追い払う感覚を養える「ソーシャルディスタンス座禅」、体験してみてはいかがでしょうか？

〈佛通寺〉
■広島県三原市高坂町許山22
■0848-66-3502
※座禅体験は要事前予約。

広島空港そばの〈八天堂ビレッジ〉で「くりーむパン」作りを体験！

「くりーむパン」でお馴染みの〈八天堂〉は三原市が発祥の地。広島空港近くにある色のテーマパーク〈八天堂ビレッジ〉内の〈八天堂カフェリエ〉では、パン作り体験ができます。

まずは、どうぶつのパンを成形する体験から。用意されたパン生地をパーツに分けて、動物の形になるようにくっつけます。そしてチョコペンで目や口を描いて、オーブンへ。

動物パンが焼けるのを待っている間に、〈八天堂〉の、あの「くりーむパン」を作ります。すでに焼いてあるパンが用意されているので、穴を開けて、絞り袋からクリームを注入します。クリームがたっぷり用意されていて、パンの穴からはみ出してしまうほどです。絞り袋に力を入れると手元でパンが膨らみ、重みも増していくのを感じられるのも楽しい体験です。