卵かけご飯もバニラアイスもグレードアップ！ 「糀屋三左衛門のかける糀」で、おうちで簡単に取り入れる発酵食品。

愛知県豊橋市にある〈糀屋三左衛門〉は室町時代に創業した歴史ある種麹メーカー。種麹とは味噌や醤油、日本酒など醸造食品に欠かせない麹をつくるために必要な麹菌のことです。

今回お取り寄せした「糀屋三左衛門のかける糀」は、伝統の技術とこだわりが詰まった家庭向けの麹調味料として誕生しました。米麹と国産丸大豆醤油を掛け合わせていて、料理や材料にかけるだけという手軽なスタイルで麹を日常的に取り入れることができます。

少し舐めてみると、塩味よりもみりんに近いやさしい甘味を強く感じます。香りは醤油よりも軽やかで、舌の上につぶつぶを感じるのも麹ならでは。

醤油と同じように使えるとのことなので、いつもより見た目も豪華な卵かけご飯にしてみました。卵のとろり感と「糀屋三左衛門のかける糀」のとろり感の掛け合わせが絶妙で、これは白飯泥棒。時間も食欲もなくても、おいしく食べられます。

夏が旬のきゅうりを使って、たたききゅうりの「糀屋三左衛門のかける糀」和えにチャレンジ。洗ってから瓶や麺棒で叩いて、味が染み込みやすくしたきゅうり1本分に小さじ1杯弱の「糀屋三左衛門のかける糀」を混ぜました。それから15分ほどなじませただけ。さっぱりとしたお漬物のように仕上がりました。

スティック野菜のディップとして使うのもおすすめとのことで、パパッと簡単に野菜を食べたいときに味方になってくれそうです。

〈糀屋三左衛門〉のサイトには「糀屋三左衛門のかける糀」のおいしい利用方法やレシピがいくつも掲載されています。

その中で見逃せなかったのが「バニラアイスに添える」の文字。半信半疑で試してみたところ、塩辛いだけでなく甘味と旨味が豊かなせいか、よく食べるバニラアイスが複雑で高級な味に変化！　まさかアイスと麹調味料が合うなんて、びっくりです。

このほか冷奴にかけたり、卵焼きの味付けに使ったり、肉や魚を漬け込んで焼いたりと、簡単な調理方法でも味に深みが加わるので、一気に料理上手になった気分。

600年以上かけて麹作りの技術を培ってきた〈糀屋三左衛門〉には、種麹が数千種以上あって、多数の味噌や醤油、日本酒のメーカーで麹づくり使われているそう。「糀屋三左衛門のかける糀」に使われているのは、最適な麹菌を厳選しつくった特別な麹。原料の米にもこだわりがあって、自然環境にやさしい「クリーン農業」の方法で栽培された国産減農薬米が使われています。代々研究しながら守ってきた麹と環境に配慮して栽培されたお米が、身近な食品をおいしく変化させてくれる秘密なのですね。

リモートワークで仕事の合間にランチを準備したり、夏の疲れで食欲が減退したりと、簡単でも体調に気遣ったメニューを心がけたいこの頃。「糀屋三左衛門のかける糀」がおいしく助けてくれるかもしれませんよ。

〈糀屋三左衛門〉
■「糀屋三左衛門のかける糀」864円（税込）
■公式サイト