こんな組み合わせ知らなかった! タイ料理や煮込み料理も!吉祥寺で味わえる「日本酒×○○」がおいしいお店
日本酒ブームがいまなお続く吉祥寺。最近では、意外な肴で日本酒を楽しむ店が増えている! タイ料理や煮込み料理など、絶妙な組み合わせを体験してみて。
1.【閉店情報あり】煮込み料理×日本酒〈NICCOMIYA〉
高架下に誕生した「煮込み」自慢の秘密基地。「親しみやすく手間ひまかけた味を」と、モツ系の正統派から煮込みハンバーグやアヒージョまで様々な煮込みをそろえる。
純米酒中心にそろう7 種の日本酒。「米の味が生きる純米酒は意外に合わせやすい。味の幅が広いので煮込みはもちろん、米に合う料理なら何でも合います」と店長の遠藤大輔さん。
煮込みハンバーグにぴったりなのは、熟成酒の「純米吟醸しもむら 白影泉」1合800円を。肉の旨味×米の旨味。白米片手にハンバーグを食べる感覚!?
「ししゃものアヒージョ」650円には、無添加&無濾過の「純米80 香取」1 合720円を熱燗で。シシャモの香ばしさやワタの苦味にスモーキーな自然酒。クセモノ同士、好相性。
〆には燗酒をダシで割った「DASHI酒」(600円)を。
タイ料理×日本酒〈ラコタ〉
タイ料理と日本酒!?その意外すぎるマリアージュのきっかけは、店長の三浦剛さんがご近所の日本酒の店で出合った純米酒。
おすすめはどぶろくや、米の味がしっかりと楽しめる精米歩合の高い酒。味にインパクトがあるから、味が濃くスパイシーなタイ料理に驚くほどマッチする。女子にはどぶろくで作るカクテルも人気。
名物「鶏の炭火焼 ガイヤーン」(Sサイズ)450円と合わせると、乳酸菌が豊富などぶろくの酸味と甘味が、鶏の旨味を倍増させる。
「日本もタイも同じ米文化。これならタイ料理にも合う」と確信し、いまや日本酒の品ぞろえは常時30種。
グリーンカレーには、米の味がガツンとくる〈泉橋酒造〉の「恵 海老名耕地80%」1 合900円と。熱燗で香りを開かせれば、カレーの力強さとさらにマッチ。
(Hanako1129号掲載:photo:Shin-ichi Yokoyama text:Chiho Ohsawa)