週2日しか営業しないベーカリー〈タロー屋〉の天然酵母パン/フードディレクター・野村友里さんが信頼する美味しさと、生産者たち。
2021.04.23

美味しいは生き方、未来にもつながる 週2日しか営業しないベーカリー〈タロー屋〉の天然酵母パン/フードディレクター・野村友里さんが信頼する美味しさと、生産者たち。

フードディレクター・野村友里さんのおすすめ食材を紹介する、3月29日(月)発売『会いたくて、食べたくて 私が信頼する101の美味しさとその生産者たち』より、〈タロー屋〉のパンをご紹介します。
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〈タロー屋〉のパン

〈タロー屋〉のパン

SNSやメルマガで不定期に情報がアップされる通販のセット「季節の酵母パン詰め合わせ便」2,480円は、5~6点入り。
■埼玉県さいたま市浦和区大東2-15-1
■048-886-0910
■10:00~売り切れ次第終了 木土のみ営業

〈タロー屋〉のパン

緑の多い住宅街の中に〈タロー屋〉さんはあります。独学でパン作りを始めたという店主の星野太郎さんは、酵母が身近なものから起こせるという、その面白さからパン作りにはまっていったと言います。「元気な酵母で初めてパンを作った時に、もう本当に感激したんです。最初は形の悪いパンでした。でも、なんというか、生き返るような味だった。目で見ることはできないけれど、そこには豊かな生命感があるんです」

星野さんが酵母を採取するのは、店の裏手にある、自家菜園の畑からだけではありません。パンに香りが移って、「季節の到来を教えてくれる」という近隣の花からも、酵母を起こしています。春先には八重桜、夏にはラベンダー。瓶の中に入った旬の花びらは、とても美しい。「季節の巡り」を自然にパンで伝えるべく、その時々に取ることができるものを使ってパンを作っています。経済効率を追いかけることよりも、その自然のサイクルの中で続けていくことを大事にしている。そのためか、パンも元気なんです。もし少し日にちが経ってしまっても、堅くはなるけれども、カビないような、焼いた後も生きているようなパンだと私は思っています。

Profile…野村友里(のむら・ゆり)

eatrip 主宰・料理人。長年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングの演出、イベントの企画・プロデュースなどの傍ら、雑誌の連載、ラジオのパーソナリティなどの分野で活躍。2009 年にはドキュメンタリー映画『eatrip 』を監督。著書に『Tokyo Eatrip』(講談社)。12年、原宿に〈restaurant eatrip〉を、19年には表参道にグローサリー〈eatrip soil〉をオープン。

(『会いたくて、食べたくて 私が信頼する101の美味しさとその生産者たち』掲載/photo:Yurie Nagashima text:Toshiya Muraoka styling:Yuri Nomura)

2021年4月1日以降更新の記事内掲載商品価格は、原則税込価格となります。ただし、引用元のHanako掲載号が1195号以前の場合は、特に表示がなければ税抜価格です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。

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