【京都】老舗甘党茶屋〈梅園〉が手掛ける甘味処&カフェ4軒。京菓子の進化が止まらない!
2019.09.11

ユニークなあん×フルーツの「かざり羹」も。 【京都】老舗甘党茶屋〈梅園〉が手掛ける甘味処&カフェ4軒。京菓子の進化が止まらない!

根底にあるのは「もっと喜んでもらえる店を作りたい」という思い。両親から受け継いだ店を守りつつ、次々と新たな挑戦を続ける、甘党茶屋〈梅園〉3代目・西川葵さんのアイデアと行動力が炸裂する4軒を訪ねてみました。

編集部 / Hanako編集部

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〈梅園〉3代目店主・西川 葵さん

〈うめぞの茶房〉のユニフォームに身を包んだ葵さん。5店舗全てユニフォームが異なる。

甘党茶屋〈梅園〉3代目。現在、イートインもできる5店舗+販売のみの1店舗を経営。「和菓子の魅力を伝えたい」という思いが原動力。大のあんこ好きが高じてお菓子作りが趣味に。

1927年創業〈梅園 河原町店〉情緒あふれる古きよき甘味処。

河原町通に面したかわいい店。スタッフは紺のエプロンに三角巾姿。

にぎやかな河原町通りに面しているが、通り過ぎちゃいそうな小さな店。創業92年。

しっとり落ち着いた店内でいただくお団子は格別。

これぞ京の甘味処という雰囲気の店内でいただくのは、名物のみたらし団子。

みたらし団子は単品だけでなく、黒糖わらび餅とのセット 670円などセット多数。

お皿に盛られた姿の美しいこと。こんがり焦げ目が食欲をそそる。やさしい弾力で柔らかい。たれはほどよい甘さ。ほかにもメニューが多く、あれもこれもと欲が出る。わらび餅などのトッピングをのせた豪華かき氷も人気だ。

〈梅園 河原町店〉
みたらし団子の持ち帰り5本袋入り 390円~。白玉あんみつ黒蜜添え、冷やししるこ各720円。
■京都府京都市中京区河原町三条下ル山崎町234-4 
■075-221-5017 
■10:30~19:30 無休 
■20席/禁煙

2010年創業〈うめぞの CAFE & GALLERY〉親しみやすく、過ごしやすいおしゃれカフェ。

カフェならではのショート丈エプロン。
修学旅行男子も訪れる。

落ち着いた空間の町家カフェ。

抹茶のホットケーキ 930円。その厚みに一瞬たじろぐが、軽くてびっくり。こしあんと黒糖バター、きび砂糖入りのメープルシロップが添えられている。

目玉は、口に入れたらふわっとなくなるホワホワの抹茶ホットケーキ。このホットケーキを完成させるまでには、配合を5gずつ変えたり、卵を変えたりと、試行錯誤の連続だった。「父は蕎麦なども置いたほうがいいのでは?と言ってくれたのですが、私はあくまで甘党茶屋を貫きたくて」と葵さん。地元のリピーターはもちろん、全国からファンがやって来る。

〈うめぞの CAFE & GALLERY〉
甘党茶屋を貫いた葵さん、お見事です。抹茶のホットケーキのおいしさはインパクト大。
■京都府京都市中京区不動町180 
■075-241-0577 
■11:30~18:30LO 無休 
■32席/禁煙

2016年創業〈うめぞの茶房〉あんの可能性を突き詰めて生まれたかざり羹。

町家を再利用したおしゃれな店が並ぶ通りにある。
ウェアは真っ白。
右のかざり羹はこしあん 350円。こしあんベースにアーモンド、白あん、デラウェアを。左はレモン 320円。上には生クリーム、ほうじ茶、ライム。

アンティークのショーケースの中に並ぶ、あんとフルーツの組み合わせが新しい「かざり羹」に目が釘付けに。あんとフルーツを合わせてみようと思ったのは、友人の親が育てたフランボワーズから。「和菓子をもっと身近に感じてほしい」と考案した。水羊羹のような軽やかな食感。しろあんやこしあんをベースに、カカオやレモン、季節のフルーツを組み合わせ、あんの可能性を広げてみせた。

新しょうがと桃の志るこ氷 1,200円。新しょうが蜜のシロップがけ。フレッシュな桃がたっぷり。

〈うめぞの茶房〉
かざり羹はカカオ、フランボワーズ各320円、抹茶、紅茶各350円。
■京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1 
■075-432-5088 
■11:00~18:30(持ち帰り、イートイン18:00LO) 無休 
■13席/禁煙 

2017年創業〈梅園 三条寺町店〉あれこれ食べたい甘いもの好きの夢が叶う店。

ウェアにはしゃれたお団子のロゴ付き。

もうずっと前からそこにあったような佇まい。

ゆっくりお茶が楽しめる空間。

店内もゆったりくつろげる雰囲気だ。

花点心 930円。もちどら焼き生地にカラメルあんとナッツなどを散らしたあんの花束に、抹茶クッキー+こしあん、2種のわらび餅、栗の渋皮煮。

目玉の「寺町点心」は、白玉あんみつ、みたらし団子、抹茶わらび餅、栗の渋皮煮、黒糖わらび餅のセット。「花点心」は、「あんの花束」を中心にしたセット。かき氷ドーン、あんみつドーンもいいけれど、ここでは夢の点心を満喫してみたい。お団子が並んだ形のロゴマークは、葵さんのお父さまのデザイン。

〈梅園 三条寺町店〉
みたらし団子はここでも熱々で供される。独特の形はたれがよくからむよう考えられた。
■京都府京都市中京区天性寺前町526 
■075-211-1235 
■10:30~19:20LO 無休 
■43席/禁煙

(Hanako1176号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Michiko Watanabe)

編集部

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