これで魚ギライも回避?!親子で楽しみながら一緒に魚を食べてみよう
子どもが魚を苦手とする大きな理由が「骨」です。
生き物には骨があります。
魚、牛、鶏、豚、人間にも骨はありますよね。
魚の骨を苦手とするのではなく、魚に骨があることを子どもと一緒に楽しく観察しながら丸ごと1匹の魚を食べてみてはいかがでしょうか。
「こんな風に骨がついているんだね。」
「この骨は太いけれど、こっちの骨は細いね。」
などと親子で会話をしながら魚をじっくり観察してみると、子どもの好奇心がくすぐられて魚の様子が見えてきます。
魚の骨は順番に従って取り除けば、そんなに難しいことではありません。
これからお伝えする順番を参考にして、挑戦してみてくださいね。
焼き魚の上手な食べ方
①魚の頭を左向きにしてお皿に置き、箸で背骨に沿って切れ目を入れる
②背中とお腹の身を開いて、小骨が付いていたら取り除いてから食べる
お魚さんの背骨が見えてきましたね。
魚の骨をじっくり観察してみましょう!
人間の背骨のように、魚も頭から尾(しっぽ)に向けて真っすぐ太い骨がありますね。
③尾(しっぽ)からゆっくりと持ち上げて背骨と頭を取る
※小骨が身に残ってしまった場合はここでしっかり取り除く
④下面の背中とお腹の身を小骨が無いことを確認してから食べる
※背びれや腹びれや内臓がある時は取り除く
⑤最後に残った骨は皿の端によせて重ねる
魚の骨が喉に刺さらない様に十分に気を付けて
魚の骨が喉に刺さってしまうと、危険な上に嫌な思い出として残ってしまいます。
魚を食べるときは、骨が残っていないか初めのうちは親が横で十分に確認してあげてくださいね。
また、口の中で骨が無いかを確認して良く噛んで食べるように子どもに声がけをしましょう。
心配な場合は、小骨が多い頭や内臓付近は避けて、小骨の少ない身の部分を食べさせてあげても良いでしょう。
また、鮭、鯛、ブリなどの大きい魚は骨も太くて比較的取りやすいです。
今回はアジをご紹介しましたが、どんな魚でもこの方法できれいに食べられます。
楽しく、おいしく、安全に、生き物の命に感謝してお召し上がりください。