野菜を嫌いになるんは本能!?|連載:はらぺこむすめの おちょぼめし

MAMA 2021.01.17

「食べ物と人」をテーマに作品を発表し続けている、夫婦イラストユニットで絵本作家の、はらぺこめがねさんによるイラストエッセイ。2018年早春に女の子が誕生、家族の食にまつわるあれこれを綴ります!

またまた緊急事態宣言が出てしまいました。
わたしたちは、今までどおりに人との会話でマスクを付けることと、手指の消毒、換気を意識して楽しく生活していきたいと思ってますねん。(毎日の食事や運動も大事)

おちょぼ(娘)は相変わらず、炭水化物とお菓子を主食に毎日ぱくぱく食べてはります。
最近、“2歳や3歳で野菜を全然食べなくなる理由”といったような記事で読んで、なるほどなぁ思ったことがあるねん。
ざっくり言いますと、
「甘み、うまみ、塩味」は、それぞれ
「エネルギー、タンパク質、塩分」を持っているサイン。
これらは人間が生きるために必要なものやから、美味しく感じる。
ほんで、「酸味」は「腐敗」のサインで、「苦味」は生物界では「毒」のサイン。ということらしいですわ。

本能的にこのサインを感じ取っているのはとても素晴らしいですやん!
ほんで、そりゃ野菜は嫌に感じるはずやわ。

そうやって考えると、ちょっと親としてもちょっと気が楽になりましたわ。
いつの日か、野菜をバリボリとむさぼるおちょぼを楽しみにしとくわ。

あとは、わたしたち夫婦が毎回おいしいおいしい言うていろんなもん食べてる姿は見せ続けることはできまっせ。

といっても、ポップコーンと納豆は野菜みたいなもんや! ちゅうことにして、野菜を食べさしている気になって気持ちをごまかしたりしてんねんけどな…。

(2歳10ヶ月ごろのおちょぼ)

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