「おとちゃんどうだった?」第3回 インコのおとちゃんが、ひまわりの花壇をかわいく荒らしました。
手作りのおもちゃをインコのおとちゃんに贈り、その反応を飼い主でありカメラマンでもある村東剛さんから教えてもらうこの企画。今回のおもちゃのテーマはひまわり。果たしておとちゃんは、おもちゃを気に入ってくれたのか?
インコと綿棒。
インコと綿棒。ニヤリとしてしまう組み合わせです。
かじかじしたり
ひっぱったり
なでなでしたり
綿棒は、インコさんのおもちゃであり、コミュニケーションツールであり、マッサージグッズでもあるという。使い方無限大の遊び道具なのです。
そうだ!
おとちゃんに、好きなだけ綿棒で遊んでもらおう!
そこで用意しましたのはこちらの綿棒。
綿棒に、つまようじ(これもインコ界では人気アイテム)を組み合わせて、
黄色い画用紙を細く、たくさん切って飾り付け、
葉っぱを添えて、綿棒ひまわりの完成。
いやあ。簡単に作れると思っていたけど、花びらの切り出しには意外と時間がかかってしまったな。
でも黒い綿棒だとおとちゃんイヤかしら。大丈夫かしら。と思いながら、綿棒で思う存分遊んでくれることを願って発送。
おとちゃんどうだった?
後日、村東さんから、おもちゃで遊んだおとちゃんの写真が送られてきました。
写真を見てニヤリ。
おとちゃんが私の意図していたようなリアクションをしてくれたときはもちろんうれしいのですが、こちらの思い通りにならぬ反応が返ってくるのも、それはそれで楽しいもの。
以下の写真は撮影・村東剛さんでお送りします。
村東さんがひまわりを組み立てようとすると、おとちゃんが近づいてきて…
「なんだ、黒の綿棒か」(と思ったかどうか定かではありませんが)
かわいい花壇荒らし参上。
完成したひまわりに近寄るものの、
綿棒にはまったく興味を示さないおとちゃん。
ひまわりの花びら(切るのに時間がかかったやつ)を、ほんのちょっとだけサワサワッとして、
むんずと掴んだのは、ひまわりの葉っぱ(制作時間約30秒)。
周縁部を、かじかじ。
かじかじして、
切り出す。
そしてこのどや顔です。
そうか、おとちゃん、趣味が変わったのか…。
ひとしきり葉っぱをかじかじし終わると、おとちゃんは去っていったのでした。
ひまわり本体、無傷。