おとちゃんどうだった? 第2回 インコさんが好きな素材を集めて、真夏のサーフィンを表現しました。
手作りのおもちゃをインコのおとちゃんに贈り、その反応を飼い主でありカメラマンでもある村東剛さんから教えてもらうというこの企画。今回のおもちゃのテーマはサーフィン。果たしておとちゃんは、おもちゃを気に入ってくれたのか?
梅雨明けはもうすぐ。
夏が近づいたら作ってみたいと思っていたおもちゃがありました。
材料は、私の実家のオカメインコやセキセイインコも好きだった、これ。
「インコ大好き!カトルボーン」
なんだこれ、と思いますよね。さっそく中をあけてみましょう。
中を開けても、なんだこれ。
この不思議な形の白いものは、別名「イカの甲」。ある種のイカに見られる、貝殻のようなものです。持つととても軽く、形はしっかりしているのですが、少しの力でポソポソと削れるようなもろさがあります。
このカトルボーン、小鳥やカメのカルシウムサプリとして親しまれています。
だから基本的には食べるものなのですが、実家のインコを見ているとくちばしでガリガリして、ただ形を崩して遊んでいるように見えなくもない……おそらくインコさんにとってこれは、ちまちま食べたいシブめのおやつ的な。人間界で言えば酢コンブとかスルメイカとかそのあたりでしょうか。
そんなカトルボーンですが、この形。
サーフボードっぽい。
とつねづね思ってました。
なので今回のおもちゃは、「カトルボーンでサーフィン」です!
一番サーフボードっぽい形のカトルボーンを、サーフカルチャーとは無縁の私が選抜。
マスキングテープで、サーフボードっぽい模様をつけようと思ったのですが…
サーフボードってこんな感じ…?なんかちょっと違う?
まだちょっと違うような。正解が分からない。いったん、全部剥がそう。
…おお。うん、こんな感じだな!(だいぶ妥協)
せっかくサーフボードを作ったので、海のセットも作ることに。
こちらは波をイメージしたウレタンフォーム。こういう素材も、好きなインコさんは多そうだよなあ。
そこに、インコさんが好きそうなブルーの梱包材を被せ、
海のセットが完成。(サーフボードに試乗しているのは、我が家にあったルチャ人形。)
やたら大掛かりなおもちゃになってしまいました。分解して発送。村東さん、いつも組み立てありがとうございます!
おとちゃんどうだった?
後日、村東さんからおとちゃんの写真が送られてきました。
以下の写真は、撮影・村東剛さんです。
広い海原(青い紙)の上で、
サーフボード meets おとちゃん。
村東さんが、ややこしい海のセットも、うまく組み立ててくれました。付け加えてもらった綿がいい感じ!
おおお!!
おとちゃん、サーフボードに乗ってくれました。おとちゃんありがとう!
さ、撮影も終わったし、カトルボーンでもいかが?
あ、お好みはそっちでしたね。