東京ガーデンテラス紀尾井町のフレンチレストランがリニューアル。 巨匠アラン・デュカスの右腕、古澤英夫が〈Le FAVORI〉のシェフに就任！

赤坂という街にふさわしい店舗デザインとコンセプトを持つ、洗練された大人の空間が広がるフレンチレストラン〈Le FAVORI〉。4月1日（月）より、フランスの三ツ星レストランをはじめ、現代フレンチ界の巨匠のアラン・デュカスの右腕として輝かしいキャリアを積んだ古澤英夫を新しいシェフに迎え、リニューアルオープンすることに。

食材そのものの繊細な味を引き出す、カリスマ性溢れる古澤シェフの料理をいただけるとのことで、入る前から気持ちははやるばかり。

今回のディナーのテーマは「芽生え」。春の食材であるフランス産ホワイトアスパラガス、オマール海老、フォアグラなどを使用したフルコースと、それに合わせたワインを提供していただくことに。

コースのメニュー。

まずは本日のアミューズ。アボカドやカニにニンニクムースを絡め、春らしい優しい色の花びらを添えた、味も見た目も爽やかな一品。スパークリングワインとのペアリングも相性バッチリ！

そして、10秒でサッとボイルした車エビを主役に、旬の春野菜のマリネを添えた前菜。
まわりに散りばめられた色とりどりのソースは、パプリカのソースに、エビのソース、ビーツから作られたピンクの泡ソースと、春らしい陽気な要素を加えた、見た目も楽しめる料理に。
泡ソースを絡めると、シュッと一瞬でなくなります。その独創性溢れる仕掛けも面白い！

お次は魚料理。

ヒラメとカリッとあげられたフカヒレのまわりに、ホワイトアスパラガスやトマト、ハーブなど、料理を見ただけで春の訪れを感じさせてくれる。

煮詰めて旨味を凝縮させたブイヤベースのソース、ハマグリエキスの泡汁ソースといった、しっかりの魚のダシや風味が効いた、奥行きのある味。ソースと食材の組み合わせの妙に、洗練さと独創性がしっかりと現れています。

そして肉料理。こちらは鹿児島産和牛のサーロインが主役。

この断面の肉の厚みには、見ただけで思わずよだれが出てしまいそうに。一片を噛み締めれば、濃厚でミルキーな肉の旨味が溢れ出し、ふわっと香りが鼻先に抜けていく。

添えられている細く繊細でパリパリとした食感のゴボウのチップスと肉を一緒に絡めて食べるのも、これまた美味しい！肉から溢れ出る汁と、ゴボウがとっても相性がよく、また口の中でパリッと弾ける食感もたまりません。

最後のデザートに「桜マカロン」を。濃厚でたっぷりのカスタードクリームを挟んだ、想像以上に大きめのサイズのマカロンでかなり食べ応えあり！
そして、桜を塩漬けしたアイスクリームもとっても絶品！ほどよい酸っぱさが、大人の舌を満足させてくれます。

東京にてフランス料理の基礎を学び、24歳で渡仏。ミシュラン三ツ星、二ツ星のレストラン6店舗にて、料理、ワイン、サービスの真髄を学んだのち、日本へ。帰国後は、現代フレンチ界の巨匠のアラン・デュカスの右腕として輝かしいキャリアを積み現在にいたる。

「生きている食材に深み、厚みを出す。シンプルがゆえにとても難しい。だけど10になった時の驚きや感動も大きい。そんな料理を目指しています」と話す古澤さん。美味しい食材に「補強」を加えることで、何十倍もの魅力を引き出す料理をつくることが、古澤さんの料理に対して大切にするこだわりなのだとか。

モダンでシックな、洗練された大人の空間が広がる店内は、デートや記念日などの特別な日にぴったり。

横とのほどよい距離感が保てるテーブル席も、心地よい空間に仕上げてくれるひとつの理由。

会話をゆっくり楽しみたい時に利用したい、個室席の用意もあり。

大切な方との大切な時間に。上質な料理と空間を提供してくれるお店だから、とっておきの日に訪れたくなる。でもそれ以外にも、気軽に友達とランチを吸える時にもぜひ訪れたい！
ホスピタリティ溢れる料理や空間を提供してくれる、素晴らしいレストランなので、「いつもよりちょっと贅沢してみたい」という時の、お気に入りのお店リストに加えてみては？

〈Le FAVORI（ル・ファヴォリ）〉
■東京都千代田区紀尾井町1-3　東京ガーデンテラス紀尾井町3F
■03-6272-3734
■kioicho@favori-city.jp
■席数：49席（個室2席）
■11:30〜15:00（13:30LO）、17:30〜22:30（20:00LO）
■〈Le FAVORI〉公式サイト