日本酒の魅力を体感! LDHが手掛ける〈中目黒KIJIMA〉の、一夜限りのプレミアムイベントとは?
日本酒というと、中々とっつきにくいイメージを持っている人も多いのでは?そんな日本酒初心者の一人である筆者が、先日〈中目黒KIJIMA〉にて行われたペアリングコースが楽しめる一夜限りのイベントに伺い、日本酒の魅力に触れてきました。その気になる様子をレポートします。
中目黒から徒歩5分、目黒川沿いにある〈中目黒KIJIMA〉は、鶏鍋料理が楽しめる一軒。
黒を基調とした木の温もり溢れる和モダン空間に、ゆったりとしたボックス席をも配し、まさに「都会に佇む大人の隠れ家」といった趣です。
EXILEをはじめ数多くの人気芸能人を抱える〈LDH〉が手掛ける〈中目黒KIJIMA〉では、「LDH kitchen WALKABOUT 47. JAPAN」と題し、日本各地の食の豊かさを体感できるイベントを展開。その第二段である本イベントは、ブランド米の産地・長野県佐久市にある〈伴野酒造〉とコラボレーションしたもの。蔵元の方と料理長のトークを交えながら、自慢の日本酒と、長野県産の旬食材をふんだんに使った和食のペアリングコースをいただきました。
日本酒×長野の旬の恵みを楽しむペアリングコース、その一部始終をお届け!
「Beau Michelle」(奥)と微発泡の「Beau Michelle snow fantasy in summer」(手前)の飲み比べからスタート。一口いただいた瞬間、どちらもデザートワインを思わせる優しい口当たりに驚きました。繊細な味わいで飲みやすく、日本酒にとっつきにくいイメージを持っている人にまずおすすめしたいシリーズです。
そんな〈Beau Michelle〉シリーズに合わせる先付けは、左より「夏野菜のムース」「ハニートマトの酒酢 鞍掛け」「鞍掛豆の塩茹で」からなる三点盛り合わせ。なめらかなブロッコリームースは、トラウトキャビアがアクセントに。〈Beau Michelle〉共に、優しい味わいでまとまっています。
日本酒を搾って出てきた順番によって「あらばしり」「中取り」「責め」と呼びますが、香味のバランスのよい中取り部分のみを詰めたのが「澤の花“ひとつぶえり”中どり純米大吟醸」。そんなお祝いにぴったりの最上位銘柄は、前菜・初夏の盛り合わせと。黒毛牛の「プレミアム牛のエリンギ射込み」に「鰻の蒲焼き」「焼き茄子」「もろこし真丈」に加え、うるち米と味噌からなる長野郷土料理「五平餅」をピンチョス仕立てで楽しみました。
自然の乳酸菌を利用した伝統的な生酛仕込みの熱燗「澤の花 生酛 特別純米」は、魚料理「鮎のファルス 香草ソース アスパラガス たでのチュイール」と。特筆すべきは、バジルなどハーブ香るソースと、鮎の肝と絹豆腐のつみれを詰めたほろ苦い鮎のファルスの絶妙な相性。サクサクで香ばしい骨煎餅も、お酒のあてにぴったりです。
お酒と料理、それぞれ季節ものを合わせるのもペアリングのポイントだそう。夏酒「澤の花 “夕涼み” 純米吟醸」は、夏野菜が添えられた肉料理「信州太郎ポークのロースト 信州味噌ソース」と。こちらも、低温調理されたしっとり柔らかいブランド肉に、まろやかでクリーミーなソース使いが光る一品。
味わいはありつつもドライで飲みやすい「澤の花 ささら 超辛口吟醸」には、肉厚さがたまらない「信州サーモンの押し鮨 木の芽 風さやか米」と、きめ細やかでツルッとした喉ごしの「信州蕎麦」を。
ここで何と、日本酒好きで知られるEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチさんが、特別ゲストとして登場!〈Beau Michelle〉に魅了され、蔵をも訪れた橘さんのイチオシが「Beau Michelle『bliss!』 」。
bliss=至福という意味が込められた今秋発売予定のこちらは、水の代わりに「Beau Michelle」で仕込んだもの。貴醸酒仕込みならではのブランデーを思わせる濃厚な甘い味わいは、甘味「信州の清水を使ったシャインマスカットの水晶寄せ 金箔」にぴったり。締めにふさわしい余韻を残すペアリングでした。
〈伴野酒造〉蔵元の方に聞く、ビギナーの日本酒の楽しみ方とは?
〈伴野酒造〉は、兄妹で営まれているのだそう。「長野の地酒を通して、さらには地方の文化を全国に浸透させていきたい。」と、六代目・伴野貴之さんが今後の展望を語ってくれました。また日本酒に中々馴染みのない人に対し、「まずは自分の好みを見つける」といったとっかかりのアドバイスも。
香りが強過ぎず料理とも合わせやすい〈伴野酒造〉のラインナップ。日本酒初心者の筆者でも、本ペアリングコースを通して、その魅力を楽しく学ぶことができました。
「LDH kitchen WALKABOUT 47. JAPAN」は、9月10日(月)「十六代九郎右衛門 酒蔵の会」を予定しているとのこと。気になった方は、是非チェックしてみては?
詳しくはこちら!
〈中目黒KIJIMA〉
■東京都目黒区青葉台1-23-3 青葉台東和ビル3F
■03-5720-7366
■17:00~23:30(L.O 22:30) 無休(年末年始除く)
■http://n-kijima.jp/