インテリアスタイリスト・石井佳苗さんと考える物語のあるインテリア。 収納力抜群だから狭い部屋でも大活躍するマジスのコンテナ
あの家具や照明はなぜ人気? SNSで話題のアイテムをピックアップし、インテリアスタイリスト・石井佳苗さんとその魅力を検証。美しさや使いやすさの背景にある物語を読み解きつつ、取り入れたくなるスタイリング術も紹介します。キャビネット編はMagis(マジス)の360°コンテナです。
アイテム別スタイリング
【ソファ編】ligne roset(リーン・ロゼ)のロゼトーゴ(1P)
【イス編】Knoll(ノル)のチェスカチェア
【照明編】Louis Poulsen(ルイスポールセン)のパンテラ
【スツール編】Tendo(天童木工)バタフライスツール
食卓にも寝室にも。ワークキャビネットって実は万能。
たくさん収納できて整理しやすく、隅々まで小ワザが利いている家具……といえば、やっぱりワークスペース用のキャビネット。例えば「360°コンテナ」は、機能的かつユニークな家具で知られるイタリアの家具ブランド〈マジス〉の人気アイテムだ。高さ10㎝ほどの収納トレーを5段重ねたワゴンで、個々のトレーは支柱を中心にぐるっと360度回転。どの方向からも出し入れしやすく、空けたままにしておくこともできる。
「デスクまわりで使う収納家具を、食卓や寝室のサイドテーブルとして使ったら新鮮だと思うんです。ダイニングならお茶のセットやカトラリー、お菓子もしまっておけて便利ですし、キャスター付きなのでキッチンへ移動することもできますよね。寝室で使う場合は、照明や目覚まし時計も置ける最上段のフラットトレーが活躍しそうです」と石井さん。ちなみにデザイナーは、ベルリンを拠点に活動する超人気者のコンスタンティン・グルチッチ。アートやファッション分野との協業も多く、色使いには定評がある。
「深めの赤やくすんだ緑なら、ナチュラルな家具とも意外と相性がいい。本来の用途とは違う自分だけの使い方を試してみることで、インテリアの楽しみもぐんと広がる気がします」
Magis(マジス)の360°コンテナのインテリア実用例
インテリア好きのかたはMagis(マジス)の360°コンテナをどのように取り入れているのでしょう。愛用している方々の部屋を見せてもらいました。
@seri._.room さん
「ソファの色味とそろえ、部屋が狭く見えないように。サイドボード感覚で使え、手軽に移動できる点がお気に入りです」。360°コンテナ 4段(ライトグレイ)
詳しくはコチラ@seri._.room
@yuk1cska_fav さん
「360°コンテナには日常的によく使うものを収納。スライドした姿もスタイリッシュで美しく、機能面もビジュアルも最高です」。360°コンテナ 5段(イエロー)
詳しくはコチラ@yuk1cska_fav
@chie6_26 さん
「リビングの一角にあるワークスペースに。シンプルでインテリアに溶け込むものを選びました。サイズ感や使い勝手も◎」。360°コンテナ 4段(ホワイト)
詳しくはコチラ@chie6_26