マリメッコのファン必訪! ファーストレディも愛したファッションブランド〈マリメッコ〉の社員食堂がおしゃれ過ぎる!

LEARN 2018.05.20

ファーストレディも愛したフィンランドのファッションブランド〈マリメッコ〉。人気レストランが手掛け、〈マリメッコ〉の世界観がつまったその社員食堂とは?Hanako『食堂ラプソディ ひとりグルメのひそかな愉しみ』「デザインの国、フィンランドでお腹いっぱい食堂をはしごする。」よりお届けします。

全てが〈マリメッコ〉!ライフスタイルを実感!

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フィンランドの食堂で代表的な存在といえば〈マリメッコ〉の社員食堂だろう。

明るい色使いにお花がモチーフのウニッコの柄やAラインのシルエットのワンピースなど、世界的にファンを持つファッションブランド、〈マリメッコ〉はヘルシンキで誕生したブランド。福祉に力を入れているお国柄なのか、ここ社員食堂「マリトリ」は、2011年にオープンした、誰にでもやさしい場所だ。

器とテーブルクロス、ナプキン、食堂にある備品は全て〈マリメッコ〉なのはもちろんのこと、料理はヘルシンキで大人気のレストラン〈ユーリ〉が担当している。

ビーツのピクルス、ナスのカポナータ、ハーブと穀物のサラダ、ホワイトアスパラガスのスープ、デザート
ビーツのピクルス、ナスのカポナータ、ハーブと穀物のサラダ、ホワイトアスパラガスのスープ、デザート

地産地消にこだわったレストランで、国内ではその代表格として常に名が挙がる存在だ。スパイスやハーブでアクセントをつけた、おしゃれな色とりどりの野菜中心のサイドディッシュに、肉などのメインディッシュは取り放題。これにデザートとコーヒーがついて合計11ユーロと、お財布に優しい価格帯だ。

デザートもマリメッコの器に盛られてサーブ。本日は「ベリーのスープ」。色々なベリーや木の実が入り、甘くてとっても酸っぱい。
デザートもマリメッコの器に盛られてサーブ。本日は「ベリーのスープ」。色々なベリーや木の実が入り、甘くてとっても酸っぱい。

社員以外もウェルカムなので、近所に住むママと子供、噂を聞いた世界の〈マリメッコ〉ファンもやってくる。

ご近所のママさんが子供たちを連れてやってきた。子供用の椅子も用意されている。誰にでもやさしい食堂。
ご近所のママさんが子供たちを連れてやってきた。子供用の椅子も用意されている。誰にでもやさしい食堂。

12時近くなると〈マリメッコ〉の服に身を包んだデザイナーさんも。

こちらはデザインチームが連れ立ってランチタイム。思い思いのおかずを盛り付けて、コーヒーを飲んで、おしゃべりタイム。
こちらはデザインチームが連れ立ってランチタイム。思い思いのおかずを盛り付けて、コーヒーを飲んで、おしゃべりタイム。

日が差し込む「マリトリ」で、家族と一緒のような安心感に包まれて過ごすことができる。

お腹がいっぱいになったら、併設のアウトレットでお得なショッピングを。〈マリメッコ〉本社はお楽しみがいっぱいだった。

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〈Maritori〉
家具は〈アルテック〉のもので統一された、清潔なダイニング。カラフルな野菜のディッシュは〈マリメッコ〉のお皿にピッタリ合う葉物。野菜がいっぱい。フルーツやスナックなどテイクアウトできるものも販売。
■Puusepänkatu 4 
■358-44-773-4491
■10:3 0 ~ 14:0 0(カフェ9:00 ~15:00) 土日休 
■100席

〈マリメッコ〉とは?

1951年にヘルシンキで設立されたファッションブランド。アメリカ合衆国のケネディ大統領夫人、ジャクリーヌさんが同社の服を身にまとったため、その知名度は世界的に。日本人のテキスタイルデザイナーが活躍し、キャンバスバッグなどのアイテムを増やし、日本でもファンを獲得していった。2009年にはテーブルウェアも発表するなどその可能性を広げている。

Hanako『食堂ラプソディ ひとりグルメのひそかな愉しみ』特集では、フィンランドの食堂を多数ご紹介しています。

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(Hanako1156号掲載/photo : Norio Kidera coordination : Eri Shimatsuka cooperation : Visit Finland)

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