space #2 島 尊行 インテリアショップ〈 CEROTE ANTIQUES (セローテアンティークス) 〉プレスの店と家。
LEARN 2023.07.30
人気のインテリアショップの店主、スタッフの自宅を拝見。モノの選び方や並べ方、店と家の両方に通底する哲学や審美眼から、自分らしい空間を作る秘訣を学びます。
SHOP 4フロアに家具がぎっしり。すみずみまで見逃したくない!
千駄ヶ谷の〈CEROTE ANTIQUES〉はオランダやドイツなどヨーロッパのヴィンテージ家具や気鋭のブランドを扱うインテリアショップ。1階から地下3階までの空間に、チェアや照明、シェルフ、花器などが所狭しと並んでいる。テーブルの天板コーナーの隣には、フランスのインテリアブランド〈TIPTOE(ティップトー)〉のテーブル用の脚が並ぶなど、ヴィンテージ家具の新たな可能性や、自分にはなかったアイデアが見つかる場所だ。「地下3階はインダストリアルやフレンチのアンティーク、地下2階はモダンアイテムと、フロアごとにテイストが変わります」と、プレスの島尊行さん。
HOME 国や時代を超えてやってきたユニークなアイテムたちの宝庫。
そんな島さんの自宅には店舗同様、国や年代が異なるアイテムがギュギュッと。主役級のものばかりなのに、統一感があるのはなぜ?「テクスチャーが近いものを選んでいるからですかね。そうすることで、和と洋のものを並べても心地いい部屋になります」。昔から使っていた棚をリメイクしてサイドボードにしたり、一つのものを長く使うアイデアは家でも活用中。「環境にも優しくいたいし、高価なものばかり置いてもキマりすぎた部屋になって面白くないんです。もののよさを見極めて、今あるものでいかに魅力的な部屋にするかを大切にしています」