ディズニープラス独占配信の話題作を子役から立派に大人へと成長された二人が鑑賞! 加藤清史郎さんと本田望結さんが語った『ピーター・パン&ウェンディ』の魅力とは?
ある夜、夢の冒険先ネバーランドから、おとぎ話が大好きなウェンディを迎えに来る、空飛ぶ少年ピーター・パン。時代を超えて多くの人に愛されている冒険物語が、ディズニープラスで『ピーター・パン&ウェンディ』として実写版で登場!俳優でタレントの加藤清史郎さんと本田望結さんに、配信されたばかりの作品をいち早く視聴してもらいました。(PR/ウォルトディズニージャパン)
実写版新作として話題の『ピーター・パン&ウェンディ』とは?
オリジナル脚本の実写映画として登場した『ピーター・パン&ウェンディ』の魅力は、ファンタジー・アクション・アドベンチャーながら、大人も共感できる作品であること。子どもから大人になること、自分を変えようと挑戦する時に、誰しもが抱える“変わること”への不安や葛藤を取り払い、新しい世界へと踏み出すための勇気を与えてくれる作品となっています。大人への一歩をなかなか踏み出せないウェンディの心の中、フック船長とピーター・パンの隠された真実など、ネバーランドの壮大な風景とともに世界的名作の新たなストーリーが紡ぎ出されます。
加藤清史郎さんと本田望結さんが鑑賞!二人が語り合った魅力とは?
ともに子役時代から活躍し、21歳になった加藤さんと、昨年成人を迎えた本田さん。加藤さんは演技の幅を広げるためにロンドンに留学したり、本田さんは俳優をしながらフィギュアスケートに打ち込んだり、作品のテーマにもなっている“新しい挑戦”を続けています。いつまでも子どものままのピーター・パンや、子どものままでいたいウェンディが一歩を踏み出す姿を、二人は自分たちと重ね合わせて観たのでしょうか?
「誰でも必ずキャラクターに感情移入できる作品ですね」(加藤清史郎)
加藤清史郎(以下、加藤) 同年代で子役出身だから、どこかで会ったことがあるんじゃないかと思っていたんですけど、実は初めましてなんですよね。
本田望結(以下、本田) そうですよね。私も思わず、母に確認してしまいました。同世代ではありますが、私達2004年生まれは清史郎さんの後ろ姿をずっと見てきていたので、本当に子役の先頭にいらっしゃる大先輩で……。
加藤 ちょっとー、止めてくださいよ(笑)。
本田 (笑)。映画で言うと、ウェンディが大人になりたくないという気持ちを持っていたように、新しい未来って保証がないからこそ不安で。私はこうしたらどうなるだろうと考えてから動きたいタイプだから、清史郎さんがどんどんいろんな挑戦をして、新しい道へと進んでいるのに憧れがあるんですよね。
加藤 そんな大層な生き方はしていなくて、僕は単にやりたいことが多すぎて、ただそれを楽しんでいるだけなんです。大人になりたくないとも考えたことがなくて、作品の打ち上げに参加できるように早く大人になりたいとぼんやり思っていたくらいだったので。子どものような好奇心を持ったまま成長しているから、僕って実はピーター・パンみたいなんです(笑)。
本田 でも、それこそ芸能の世界にいて、大人っぽくなることを求められた時期ってなかったですか? 私は大人っぽいねと言われたり、大人を求められたりするのがすごく嫌だった時期がありました。自分は高校生だから高校生役ができるんだし、誰だっていつか絶対に大人になって、そうすれば、その年齢に沿った役ができるようになるんだからって抵抗していました。今は夜8時以降もみんなと一緒に現場にいられるし、大人になったことを素直に喜べるようになりましたが、一方で、数字や環境が大人と判断しているだけで、子どもの感覚も忘れていない。どこかに大人になり切れていない自分もいると思うんです。
加藤 『ピーター・パン&ウェンディ』には、大人になりきれなかったピーター・パンと、子どものままでいたいと意地を張っていたウェンディ、大人だけれど子どもみたいなフック船長もいて、誰でも必ずキャラクターに感情移入できる作品ですよね。
「観終わって、もしネバーランドに行けたら、ピーター・パンと手をつなぎたいなと思ってしまったくらい(笑)」(本田望結)
加藤 実は、僕にとって『ピーター・パン』は、アニメーション映画の歌も覚えているほど、馴染み深い作品なんです。当時は何も考えずに夢中になっていたけれど、実写版の『ピーター・パン&ウェンディ』には、子どもなりに大人になっていくキャラクターたちの成長が描かれていて、自分が予想していたよりもものすごく深く考えさせられました。職業柄、映画を観るとどうしても撮り方の方が気になってしまうところが、それも忘れてピーター・パンとネバーランドの世界に引きずり込まれて。空を飛ぶシーンもリアルで、映像作品としてのクオリティやスケール感も圧巻でした。
本田 私も冒頭の部屋のシーンから、ピーター・パンの世界に吸い込まれるような映像美に没頭してしまいました。観終わって、もしネバーランドに行けたら、ピーター・パンと手をつなぎたいなと思ってしまったくらい(笑)。いろいろ考えさせられるとともに、子どもの頃の気持ちも味わわせてくれる作品でした
加藤 劇中ではウェンディとお母さんとの関係もポイントとして描かれていましたが、望結ちゃんは小さい頃からアスリートとしても活躍してきて、両親はどんな存在でした?
本田 放任主義だったけれど、協力して欲しいことは何でもしてくれる。5人兄弟みんなの意見を尊重して1人1人が頑張れる環境を作ってくれた、本当に尊敬する大好きな2人です。フィギュアもお芝居も自分の意志で決めてやらせてくれたし、たぶん私が辞めたい時には何のためらいもなく、そうしなさいと言うんじゃないかなと思う。
加藤 やっぱりすごいね。
本田 でも例えば、学校でリコーダーを忘れても簡単に持ってきてはくれなくて、忘れた時間を大切にしなさい、次から気をつけなさいという人だった。プロとしての意識を持ちつつも、やりたいことをやったら楽しいよっていうのを教えてくれたのは両親かなと思います。
加藤 僕の両親も、僕の原動力が楽しいということだとわかっていてくれて、節目節目でどうしたいかを聞いてくれて、それを積み重ねて今まできた感じかな。仕事をしながら小中高で学ぶことを両立させてくれたのも両親のおかげだし、僕も3人兄弟の長男で下に2人もきょうだいがいるなかで留学までさせてもらって、恩は返しきれないなと思う。
本田 本当に。両親の話は本が1冊書けるくらいありますよね。
「大人になることは冒険で、飛び込む力というのも必要」(加藤清史郎) 「出会いが人を強くし、冒険が人を大きくさせてくれる」(本田望結)
本田 ところで、清史郎さんはロンドン留学をした時に、変わることに不安はなかったんですか?
加藤 失敗や成功とは関係なく、一歩踏み出すことが僕にとっては楽しみだったというか。自分の未来を考えた時に、留学したことが生きた未来の方が、幅も広がって魅力的に思えたんですよね。人生にはこう動けばこう変わるという時もあるし、意志とは違うところで変わっていくこともある。もし現状に満足いっていなくて、今のままじゃ駄目だってわかっていて迷っている時には、何もやらないより、やって後悔した方がいいんじゃないかなって。動けばよくも悪くも変わるし、そこからどう持っていくかは自分次第で、1度悪い方向に行ってしまったとしても、決してマイナスではないと思う。
本田 進んでみて、頑張ってダメだなと思ったら、また違う道を探せばいいんですよね。例えば、アスリートとして10年やってきた学生がスポーツを辞めてやりたいことを見失ったとしても、熱中できるものをその先の人生でひとつでも見つけられた人は、絶対また新しい道を見つけられるはず。たぶん清史郎さんなら、ロンドンに行っていなくても満足だと思える今があったと思うんです。結局、たくさんある選択肢のうちで何を選んでも、最終的にそれで失敗したとしても、自分の人生を疎ましく思わないで欲しいというのは伝えたいですね。
加藤 うん。反省はいいけど、後悔はしないで欲しい。反省は生かせるけど、後悔は生かせないし、やらずに後悔するなら、やって失敗して反省した方がいいよね。
加藤 『ピーター・パン&ウェンディ』には、「大人になることが一番の冒険だ」っていうセリフがありましたけど、結局、そこに尽きるのかなと。子供ながらに大人になろうと、一歩ずつ進んで行くというのは冒険であって、そのためには"新たな自分へ、飛び立つ時がきた。"という映画のコピー通り、やっぱり、そこに飛び込む力みたいなものが必要なのかなと改めて思います。
本田 ウェンディは一歩を踏み出すきっかけがあったからこそ変われたけれど、新しい挑戦をするってすごく難しいですよね。そこでは出会いが人を強くするし、冒険が人を大きくさせるんだなということを、映画を通して感じることができました。
加藤さん本田さんおすすめの『ピーター・パン&ウェンディ』はディズニープラスで配信中!
世界中で愛されてきた名作『ピーター・パン』を新たなストーリーで実写映画化した『ピーター・パン&ウェンディ』。ピーター・パン役は映画初主演となるアレクサンダー・モロニー、ウェンディ役をミラ・ジョヴォヴィッチの実娘であるエヴァー・アンダーソン、フック船長をジュード・ロウが演じている。2023年4月28日より、ディズニープラスで独占配信中!