ハナコラボSDGsレポートスペシャル 井上咲楽さんがパッケージをリユース！「価値あるものに生まれ変わらせる尊さ」

ーー井上さんは昆虫食や手作りの化粧水など、サステナブルな生活をされていますよね。なぜそのようなサステナブルなライフスタイルをされているのですか？

「サステナブルなことをしよう！」と思ってやったわけではなくて。たまたま昆虫を食べる機会があって、おいしいなと思ったところから昆虫食に興味を持ちましたし、化粧水が手作りできると本で読んで、作ってみたいなと思ったことから始まっています。SDGsなことをやろうと意気込んでいるわけではなくて、自分自身の興味関心が自然とサステナブルなことに紐付けられていたんだと思います。

その原体験は実家での暮らしがあるのかな。例えば生ゴミはコンポストに入れて、乾燥させて、肥料にしていました。すぐに捨てるのではなく、次に何か使えないかなと考える。そう考えるクセは、特に母親の影響で幼い頃から身についていたと思いますね。

ーーSDGsについても教えてください。井上さんが関心のある項目はありますか？

河川敷のゴミ拾いプロジェクトに参加したことがあるのですが、誰かが何気なく捨てたであろうペットボトルが細かいプラスチック片になってしまっていたりして……。ああ、確かにこれぐらいだったら魚がプラスチック片を食べてしまうこともあるだろうなと思ったんです。一つのペットボトルがどういう風に流れて、どういうプラスチック片になって、それによってどんな影響があるのか。データとしてもっと具体的に知ることができたら、感じ方も変わってくるんだろうなと思うんですよね。

ーー確かに数字やデータで見ると説得力が違いますよね。最近は生活消費財や日用雑貨などでも環境配慮型の商品が増えましたが、井上さんもそういった商品を積極的に手に取られるのですか？

はい。手に取る一番の理由は、その方が自分がラクだからなんです。「地球のため」「環境のため」と考えるのもそれはそれでいいとは思うんですけど、やっぱり自分にとってメリットが感じられないと続かないじゃないですか。私がラベルレスのものを選ぶ理由は、ラベルレスの方が捨てるときにラベルを剥がさなくて済むからです。可愛くても綺麗でも厳重に包装されている商品はちょっと敬遠してしまいますね。後々自分が大変になることが想像できるので。そう考えると、環境配慮型の商品が自分には合っているんだと思います。

一方で、私は手間暇かけていろいろ作るのも好き。「商品を買った方が早いじゃん」「商品を買った方が安上がりじゃん」と言われることもあるんですが、私はそのプロセスを楽しみたいだけ。「サステナブルな生活のため」というのではなく、それも自分が楽しいと思うからなんです。

そんな井上さんに体験していただくのが、エリエールブランドの大王製紙株式会社が手がける「キレキラ！トイレクリーナー」。大王製紙株式会社については、「ハナコラボSDGsレポート」でもSDGsの取り組みを紹介したことがありますが（※関連記事参照）、実は「キレキラ！トイレクリーナー」についても2022年4月から詰め替え用の外装パッケージを従来のプラスチックフィルムから紙フィルムに変更し、使用プラスチック量の約31%削減に成功。2023年7月1日からは今回紹介する「捨てるのもったいないパッケージ ボタニカルな香り」を数量限定で全国販売。「キレキラ！」が環境に配慮した商品開発を行っていることをより広めていくのだそう。

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ーーこちらが今回井上さんに体験していただきたい「キレキラ！トイレクリーナー」。イラストレーターのホラグチ カヨさんの書き下ろしイラストが描かれた、「捨てるのもったいないパッケージ　ボタニカルな香り」の商品となっています。

えー！めっちゃ可愛いイラストですね！しかも、トイレ商品っぽくないすごくいい匂いがします……！それに確かに紙だけど厚みのある紙なので、破れたりする心配はなさそうですね。

ーーちなみに井上さん、普段のトイレ掃除の中で何かお困りごとはありますか？

床や壁の尿はねをトイレクリーナーで拭き取ることもあるんですけど、薄手のシートだと「手に汚れがついてしまわないかな」と不安になります。でもこの「キレキラ！」は厚手で使いやすそうですね。

ーーイラストレーターのホラグチさんは特にイラストで注目してほしい点として「動物たちが自分たちの住む森を守るため、綺麗に健気にお掃除をしている姿。たまにバケツに入って楽をしているハリネズミさんもいるのですが、自分たちの幸せな暮らしを守るため、私たちにも些細なことから何かできることがあるのだな、と再実感していただけたら嬉しいです」とのこと。

どのイラストも可愛いけれど、特にハリネズミがかわいい！確かに人間が森をお掃除するよりも、動物たちが健気にお掃除している姿の方がメッセージが伝わってきます！

ここで、井上さんには「キレキラ！トイレクリーナー」の限定パッケージのリユースを体験してもらいました。パッケージに描かれたイラストの中で、特にハリネズミが気に入った井上さん。絵柄を決めたら、該当箇所を厚紙でかたどってハサミでカット。ノリでパッケージを厚紙に貼り付けて、パンチで穴をあけて紐を通せば、あっという間にオリジナルのブックマークが完成しました。

そのほか、パッケージをハサミでカットして鏡をデコレーションしたり、クリアスマホケースに入れてみたり。「かわいい！」と言いながら、パッケージリユースを楽しむ井上さん。「正方形に切って、折り紙として使うのもよさそうですよね」とアイディアを語ってくれました。

ーーリユース体験をしてみていかがでしたか？

正直すごく斬新だなと思いました。お菓子の箱などを工作に使うことは結構あると思うんですけど、お掃除用品、しかもトイレのお掃除用具をリユースするなんて！今までなかったアイデアだなと思いました。

ホラグチさんが描かれたイラストがとにかく可愛くて。こんなに可愛いパッケージを捨てるのはもったいないなと感じましたし、特に裏面は商品情報が描かれていない面が結構広く使えるので、いろいろリユースできそうだなと思いますね。それに紙なので、ペンでの縁取りやハサミでのカッティングが簡単でした。プラスチック素材よりもリユースに向いていると思います。

本来捨ててしまいそうなものを自分の手で生まれ変わらせるというか、価値あるものに作り変えることは尊いですよね。次はどういうものを作ろう？とあれこれ考えながら手を動かす時間が楽しかったです。

パッケージをデザインしたホラグチさんも「美しい森林をゴミで汚さないようにお掃除をする動物たちをテーマに、『可愛くて捨てたくなくなりますように』、『見ているだけでお掃除の時間も楽しくなりますように』、そんな想いを込めてデザインをさせていただきました。美しい自然を愛する動物たちが楽しくお掃除をしている様子を見ながら、お掃除の時間を楽しんでいただけたら。そしてゴミが少しだけでも減って、エコへの第一歩に繋がるといいなと願っております」とコメントしています。ぜひ「キレキラ！トイレクリーナー」を手にとって、リユース体験をしてみてくださいね。