英語はたっぷり勉強してきた。 それでもできない英会話、本気でやってみる。 苦難の2週間 (編集長の学び日記|第5回)
新たな課題が出された第4回。その後の2週間は、苦難の英会話の勉強の日々でした。社会人で勉強を続けること、みなさんも大変な思いをされているかと思いますが、僕のこの2週間は、多忙が過ぎて、英会話の勉強をする時間を見つけることができませんでした。仕事のことが気になると、勉強中も気持ちが持っていかれてしまうため、集中力も続かず。そんな状況をコンサルタントの今野さんに連絡をしてみると、「最低限のことを粘り強くやりましょう」。ということで、この2週間は、ネイティブのレッスン、シャドーイング、そしてスピーキングのみに必死で食らいついていくことにします。今回は、ネイティブとのレッスンについて書きたいと思います。
ネイティブとのレッスン、課題をこなします。
与えられた課題は、Of Two Landsさんの「The Movie that Changed My Life (I still have the ticket 20 years later)」という動画です。
「あなたの人生を変えた映画について」です。楽しい課題ですね。語りたくなる映画はたくさんあります。スティーブン・ダルドリー監督『Billy Elliot』、ケン・ローチ監督『Kes』、クリストファー・ノーラン監督『The Dark Knight』、アル・パチーノの『Scent of a Woman』……あげだしたらキリがありません。好きな映画の傾向で言うと、イギリス労働者階級を題材にした作品が多いんです。僕のネイティブコーチのDAVIDもイギリス出身なので、話は弾むはず! と思うのですが……。語りたいことがあればあるほど、うまく英語で話すことができなくて頭の中がこんがらがってしまう。そもそも映画評自体、日本語でするのも難しいですからね。
そこで、何を語りたいか、前もって、日本語で箇条書きにすることにしています。英語で文章化してしまうと、それを読んでしまうだろうし、かといって日本語を文章にすると、英語を話すとき、頭がまた混乱する。英語がそれほどできないのだから、なるべくシンプルな英語を使うように意識します。でもコーチと話が盛り上がると、”日本語なら、もっとうまく語れるのに!”ともどかしい時間が続くのですが。
思ったことを話す難しさ
思ったことを話すためには、話す準備が大切なのだ、ということを教えられます。
コンサルタントの今野さんからは、前回の課題で出されたように、仕事、趣味、毎日の生活……、自分の身の回りについて1分間ほどお話ができる準備をしてください、と言われます。スクリプトを作ったら、ネイティブコーチのDavidに正しい使い方をチェックしてもらう。画像でも入れておりますが、コーチにチェックをしてもらってわかったことが、ネイティブは、シンプルな英語を使う、ということ。僕は、関係代名詞を駆使して、なんだかまどろっこしい英語を使っていることがよくわかりました。語彙力もあるのだけれども、これらをクリアすることができるのか、が課題ですね。
次回は、2週間毎に行われるプログレスチェック、の前に、第二回目となるVERSANT受験の話です。