スープに浸して食べる新感覚! L.A名物のローカルサンドイッチ〈L.A CLUB FRENCH DIP SANDWICHES〉が日本初上陸。
東京・赤坂に6月10日オープンした〈L.A CLUB FRENCH DIP SANDWICHES〉は、日本初のフレンチディップサンド専門店。ロサンゼルスやカリフォルニアではローカルフードとして親しまれている「フレンチディップサンド」は、肉の旨味を閉じ込めたオリジナルソースに“ディップ”して食べるサンドイッチのこと。実は現地でも専門店は少なく、お肉料理のレストランで提供されるのがほとんど。日本初の登場で、サンドイッチの新たな火付け役になりそうな予感!
現地発祥の新感覚スタイルを、日本で発信。
〈L.A CLUB FRENCH DIP SANDWICHES〉があるのは、オフィス街と飲食店が多く立ち並ぶ赤坂駅から徒歩3分ほど。白を基調としたアメリカ西海岸の爽やかな雰囲気の外観と、赤いネオンの看板が目印です。「この周辺は大使館もあるので国際色が豊か。たまたま通りかかった現地の方も、フレンチディップを食べれるお店と知って、喜んで来てくれたりします」と語ったのはプロデューサーの佐々木さん。学生時代から長年ロサンゼルスに居を構える中で出会った「フレンチディップサンド」に魅了され、現地に住んでいる家族みな大好物だそう。「お肉料理のレストランの調理過程で出た肉汁をディップソースとしてアレンジするので、お店によってその味付けや肉の旨味が違うのも面白い。しかし現地でも専門店はほとんどなく、仕事で日本に帰国してもフレンチディップサンド自体ないのでとても寂しかった。だったら自分で専門店を作って、いつかロサンゼルスに逆輸入しよう! と思って立ち上げたんです」
決め手はパンとディップソース! 三味一体のジューシーサンド。
挟む具材はシンプルに、刻み玉ねぎと3〜4種類のスパイスにつけ低温でじっくりと寝かせた赤身のローストビーフ。1年ほどかけて試行錯誤したという自家製パンは、フランスパンらしい表面のパリッと感は残しつつ生地はスープをしっかり染み込ませるような、ふわふわできめ細かい食感に。実際に現地へ足を運び、何十軒ものフレンチディップサンドを食べ歩いて追求したというディップソースは、焼いた牛骨、牛スジに野菜を加え3日間かけて煮込んだフォン・ド・ヴォーがベースのクラシックソース。日本人の好みに合うよう工夫し、パンとローストビーフを包み込むぴったりな味に辿り着いた。
パンがひたひたに染み込むくらい、スープにたっぷりディップするのがL.Aスタイル。ハーフサイズ(1080円)もあるので、サイドメニューのサラダと組み合わせてテイクアウトや、+500円でお肉の増量も可。その日の気分やシチュエーションに合わせた自分好みのスタイルで、L.Aのローカルフード「フレンチディップサンド」を満喫しよう!
〈L.A CLUB FRENCH DIP SANDWICHES〉(エルエークラブ フレンチディップサンドイッチ)
■東京都港区赤坂6-4-20
■11:00〜22:00(テイクアウトは〜19:00)
■日、祝日休
■Instagram:@l.a_club_
photo:Chihiro Oshima text:Ami Hanashima