〈Amazon Prime Video〉から新番組! ぼる塾が熱ーく推す『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1|“焼菓子は幸せの香り”。
イギリスの国民的番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』の日本版がAmazon Prime Videoに登場!ぼる塾の3人がその番組に夢中になる理由とは。(PR/Amazon Prime Video)
『ベイクオフ・ジャパン』 シーズン1
Big Fans!|お笑いカルテット ぼる塾
左からきりやはるかさん、田辺智加さん、あんりさん。現在育休中の酒寄希望さんを含めた4人のお笑いグループ。スイーツラヴァーとして知られる田辺さんは小学生の頃からお菓子作りが好きで、自宅にもこだわりのマイ・オーブンを所有する「ベイク」好き。
あんり:今、私たち、めちゃめちゃハマってますよね、この番組に。
きりやはるか(以下、はるか):クッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1。普段料理をしない私でさえもマジでハマった。だいたい、クッキング・リアリティ番組ってどんなかなと思えば、ケーキだとかペストリーだとかパンだとか、オーブンを使って「ベイク」する、「お菓子・パン作り対決」っていうのが新鮮。観てると食べたくなっちゃう。
あんり:プロではなく、アマチュアベイカー10人によるコンテストで、審査員はベイク界の神々、パティシエの鎧塚俊彦さんとパン職人の石川芳美さん。各エピソードごとに1位の「スターベイカー」が選ばれて、逆に1人去らなくちゃいけないサバイバル形式。ぼる塾のスターベイカーこと田辺さん、自分のことのように観てるんじゃないですか?
田辺智加(以下、田辺):まぁね〜。私、12歳からお菓子作りをやってるからねー。でも、「スフレチーズケーキを作ってください」とか突然お題を出されて、「制限時間は2時間。Ready Set Bake!」なんて言われたりすると、「わあ、どうしよう!」ってパニックになると思う。一口に「お菓子」といってもめちゃめちゃ種類はあるし、得意不得意もあるわけだから。
あんり:お題の一つがロールケーキでしたけど、田辺さん的には?
田辺:ダメ。ロールケーキの生地には自信があるけど、巻きがダメ。私「ロール」が苦手なんですよ。スフレチーズケーキとかだったら、誰よりも絶対上手にできる自信はあるけど。でも、そこに行くまでの課題がダメかなあ。次は完璧に仕上げて挽回しなくちゃって気負いすぎて、うまくいかないかも。自分の力を発揮できずに去ることになっちゃうベイカーの気持ち、あまりにもわかりすぎて涙が出ちゃう。
はるか:わかる。料理オンチの私でもわかる。分量間違えた!間に合わない!どうしよう!みたいな展開、めちゃドキドキするもん。
あんり:しかも、お菓子作りって意外と繊細。普通の料理みたいにパパッと適当ってわけにいかないし、リカバーもあんま利かなそうで。
田辺:そう。一つ手順を間違えただけで命取りになるんです。しかも、オーブンに入れればそれでゴールってわけでもない。火加減がいちばん難しい。私もよく家でオーブンの前を行ったり来たり、開けたり閉めたりをずっと繰り返すんだけど、ベイカーのみなさんもやってたから、ああ、やっぱそうだよねって。「レシピ通りの時間設定にしたから」と放っておくと、焼きムラができていたり、かといって、早めに出してしまうと火が通ってなかったり。そもそも、オーブン自体、メーカーごとに全然違うしクセがあるから、まずはオーブンの特徴をつかむことから始めないとうまくいかないんだよはるか:生地によって温度設定とかも微妙に違ったりするんでしょ?
田辺:する。あと、焼菓子の場合、事前にオーブンを温めておくのがポイントだったりするから、「あ、温めてなかった!」ってこともしょっちゅう。だから、ベイカーたちが「あ、忘れてた!」ってなったときの絶望感たるや。お菓子作りの「あるある」が詰まってるなあって。
はるか:あと、この番組はみんな仲がいいのがすごく好き。競争だけど、チームワークがいいんだよね。自分の作ったものをみんなに味見してもらって「おいしいでしょ?」って自慢したり、褒め合ったり。あと、ちょっと余裕のある人が、焦ってる人にアドバイスしたりフォローしたりするのもいいなあって。
あんり:「何かやることある?」って声かけしたりするの、いいよね。
田辺:すんごく温かい。今のこの時代にほっこりっていう(笑)。もし私だったら、本当にこんなふうになれるかなとも思っちゃうんだよね。本来、誰かがミスしたりすると「しめしめ」ってなるはずなのに。
はるか:だから、最後、番組を去る人が発表されるのが本当に苦しくて。
あんり:頼む、とどまってくれ〜って気分になっちゃうもん。「下手こいたのはこの日だけなんだよ、この子は」って。でも、鎧塚さんと石川さんはちゃんと見極めてるし、エピソードが進むにつれてわかってくる。なぜこのベイカーが残っているのか。だからある意味、人生の勉強にもなるなと思ってて。意外とその課題に初挑戦の人の作品が評価され、作り慣れてる人が失敗するのは、追い詰められた末に1個1個丁寧にやった結果であり、「これは得意」と安心してしまった結果であり。
田辺:何も考えず開き直ってやってみたらよかったってこともあるし。
あんり:例えば、お笑いの仕事をするとき、めっちゃ台本をチェックした方がいいのか、それとも台本なんて見ずに感覚だけで乗り切る方がいいのか、どっちが自分はうまくいくんだろうっていうのはよく悩むことだったりするから重なるし。鎧塚さんがあるベイカーさんにかけた言葉も忘れられない。「引き算をした方がいいよ」って。「上を目指すのはいいけれど、そればっかりだと実力を発揮できなくなるから」と。
はるか:あと、19歳の男子学生だったり、主婦だったり、バンドマンだったり、自分の親世代のお母さんだったり、あらゆる世代の人が切磋琢磨してる感じも面白いよね。
田辺:私だってまだまだできる!と奮い立たせてくれるもんね。
あんり:あと、鎧塚さんの名言をもう一つ。「ケーキは幸せを与えるもの」。これもすごく印象に残ってる。
はるか:うん、あれはいい言葉。
田辺:やっぱり、焼菓子のバターの甘い香りに包まれると本当幸せを感じるもん。生きてて良かったって。
あんり:しかし、この番組を観ることで、お菓子作りがめちゃめちゃ繊細な作業だってことを、多くの人に知ってもらいたいよね。特に男性。彼女がお菓子を作ってきたとき、心の底から感謝してほしいし。
田辺:本当にそう!私、バレンタインデーに、芸人120人分の焼菓子を作ったんですよ!5日間かけて!スフレチーズケーキとクリームチーズブラウニーとクッキーとマドレーヌとシフォンケーキを120人分。誰かに作れと言われたわけじゃなく、毎年、勝手にやってることだけど。でも本当に、手順とか段取りとか、食べる人のことをすごく考えて作ってるし、みんなにおいしいお菓子を食べてもらいたい、ただそれだけを考えながら作ってるんだっていう、その気持ちだけは。
あんり:わかってほしいよね。
はるか:田辺さんの「幸せ」をみんなに配ってるんだもんね。
田辺:そうですよ。私のケーキ、本当に絶対にめっちゃおいしいもん!
あんり:もしチャンスがあったら、参加してみます?レッツベイク!
田辺:うわ〜!!どうしましょう。自分の家でだったら落ち着いてできるんですけど、それを別の場所で、別のオーブンで、テレビカメラを前にしてっていうのは……。
はるか:制限時間があるしね。
あんり:しかも神々が毎回、チェックしに回ってくるんだよ。
田辺:多分、泣き叫びます。
『ベイクオフ・ジャパン』 シーズン1
イギリスで社会現象となった、人気クッキング・リアリティ番組の日本版。10人の参加者がスターベイカーを目指し、お菓子やパン作りの課題に取り組む。審査員は鎧塚俊彦さん、石川芳美さん。番組ホストは坂井真紀さんと工藤阿須加さん。Amazon Prime Video独占配信中。全8話。
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