2時間フルコースで至福の体験を! 金沢の伝統文化に触れる。体験型アートカフェ〈金沢茶寮〉で自分と向き合う時間を。
石川県・金沢を代表する観光地のひとつ、ひがし茶屋街を一望できる体験型アートカフェ〈金沢茶寮(かなざわさりょう)〉が誕生。アートもお茶も楽しめて心身ともにデトックスできる新感覚なカフェへ、いざ。
2時間フルコースの体験型アートカフェ〈金沢茶寮〉。
美術館や伝統工芸品などが点在する街、石川県・金沢。今回は観光地として名高い、ひがし茶屋街から少し登った高台に誕生した、体験型アートカフェ〈金沢茶寮(かなざわさりょう)〉へ。日常の凝り固まった思考をときほぐし、感性を引き出す体験を旅と一緒に楽しんでほしいという思いからスタート。
自分の手で色彩をほどこした器でお茶が楽しめ、自分の感性・創造力を再発見できる貴重な2時間のプログラムを体験できる新感覚なカフェだ。
金沢を拠点にアジアやイタリア、ドイツなど世界各国で活躍するグローバル視点の陶芸作家・吉岡正義氏が監修し、吉岡氏と愛弟子である漆芸作家・松浦悠子氏が考案した新しい塗りの技法「金沢塗」で、器に色付していく。
この塗りの特徴は、陶器に色鮮やかな10種類以上の塗料を塗り重ね、削って描く技法。その背景には石川県で古くから受け継がれる、緑・黄・紫・紺青・赤の色絵の具を自在に活用して絵付けされたスタイルである伝統工芸「九谷五彩」から着想を得たもの。
ここ〈金沢茶寮〉では、限られた色彩にとらわれず、漆芸ならではの重ね塗り・磨き削るという技法を「九谷焼」に融合させることで、金沢の塗り文化に新たな風を送り込むことに挑戦している。
体験は、1日3部制(10:00〜、13:00〜、16:00〜で各2時間制)で予約可能。※ 価格には器、塗料、お茶、「shu ha ri チョコ(1粒)」の代金が含まれている。1名 5,500円。
それぞれの時間ごとに最大4名までなので、ゆっくりプライベートを保ちながら体験できるのが嬉しい。
つくった器でプレミアムな日本茶体験も。
体験型と言えば、数週間から数カ月後に作品が自宅に届くことが多いが、ここ〈金沢茶寮〉では、その場で自分が作った作品でお茶を味わうことができて、その日中に作品を持ち帰れる。それも、作品が出来たときの感動のまま持ち帰って、お家でも出来た作品をたくさん使ってほしいという思いがあってからこそ。
〈shu ha ri〉オリジナルの3種類のブレンド日本茶から、その日オーナーがおすすめする至福の一杯を提供してくれる。
2階へ上がると、ひがし茶屋街を一望できる隠れ家的なとっておきのカフェスペースが。
〈shu ha ri〉オリジナルの3種類のブレンド日本茶以外にも、〈shu ha ri〉のブレンド茶葉「二(ni)」を使ったホットラテや、「一(ichi)」の茶葉をそのまま使った濃厚な甘みのチョコレート、抹茶パウンドケーキなどのメニューもラインナップしているので、カフェだけ利用したい人も気軽に訪れることができる空間に。
少しでも何かに夢中になれる時間があるだけで、新たな気づきを得たり、自分らしさを発見できたりと、これ以上ない特別な時間を過ごせる。そして伝統とモダンが融合する「塗り」の体験ができるのは、金沢らしい魅力が詰まった体験だ。
ひがし茶屋街をはじめ金沢の街並みを眼下に、贅沢な時間を過ごしてみては。
〈金沢茶寮〉
■石川県金沢市卯辰町チ16-17
■076-254-6647
■10:00〜18:00※体験の最終スタート16:00
■不定休
■公式サイト