ハナコラボが気になることについて学びます 最近よく聞く「神宮大麻」について知りたい!
神社で参拝する際、お守りは手に取るけど、お神札(ふだ)は選び方・まつり方がわからなくてハードルが高い…という方、多いのでは?そんな方にぜひ知ってほしいのが、伊勢神宮のお神札「神宮大麻(じんぐうたいま)」。年末年始に役立つ神宮大麻のいろはをレクチャーします。(PR/神社本庁)
お神札「神宮大麻」って知ってる?
ハナコラボ パートナーで編集者の藤田華子さんは、昔から神社と深い関わりがあり、学生時代は短期アルバイトで巫女を経験。一方、ハナコラボ ディレクター・土屋志織はお神札に興味津々なものの、まだおまつりしたことがないとか。「厄払いについて色々調べているなかで神宮大麻の存在を知って。興味はあるけど、お神札をまつるってむずかしそうだなあ…と」(土屋)。「私は一人暮らしを始めてから毎年祖母が送ってくれたり、巫女を経験して身近な存在に。そもそも神宮大麻は〈伊勢神宮〉の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の力が宿っていることは知ってた?」(藤田さん)「知らなかった!すごいパワーがあるってことだね」(土屋)。「日本全国の神社で受けることができるから、ぜひ初詣や神社の参拝でチェックしてほしいな」(藤田さん)。「最近はお店で神棚を見かけることが増えた気がするし、この機会におまつりしてみよう!」(土屋)
そもそも、神宮大麻とは?
人々が住む地域の氏神さまをはじめ、各地の神社には、その神社の御祭神の力が宿るお神札があります。なかでも、日本人の総氏神さまである天照大御神の力を宿す伊勢神宮のお神札は「神宮大麻」と呼ばれ、古くから家庭の神棚におまつりし、神さまに日々の感謝を捧げてきました。大麻とは別名「おおぬさ」と読み、お祓いに用いる祭具を意味します。
神宮大麻は、伊勢神宮の特別なお神札!全国の神社で受けられます
神宮大麻は全国の神社で頒布(はんぷ)されており、お正月を迎える前から氏神さまやお近くの神社で受けられます。
大麻には、神宮の御社頭で授与されている「授与大麻」と、氏神さまやお近くの神社などで頒布される「頒布大麻」があり、この頒布大麻が神宮大麻と呼ばれています。「授与大麻」は、神宮に参拝された方々個人の祈りや願いが込められたお神札。「頒布大麻(神宮大麻)」は、明治天皇の思召(おぼしめ)しにより、国の平安と全国のご家庭、国民の幸福を祈るという「公の祈り」が込められており、国の隅々にまで天照大御神の御神徳が行き渡るように祈念されたお神札です。
神宮大麻を受けたら、自宅におまつりしよう
まずは神宮大麻をおまつりする場所を決めます。方角は南または東向きの明るい場所で、目線より上の位置の清浄なところを選ぶのがよいとされています。神棚がない場合はタンスや戸棚の上をきれいにしておまつりすれば◎。神棚には一社造り、三社造りがあり、一社造りの場合は手前から神宮大麻、氏神さま、崇敬している神社のお神札の順におまつりしましょう。神棚は社頭や神具店のほか、デパート、ホームセンター、インターネットでも購入可能。さらに、神棚やスペースに合わせて、左右に榊、米、酒、塩、水などをお供えするのもよいでしょう。形にとらわれず、毎日手を合わせてお祈りすることが大切です。
藤田さんは神棚を持っておらず、そのまま神宮大麻をおまつりしている。「おまつりするようになったきっかけは祖母ですが、自分で毎年新しいお神札を受けるようになったのは本厄から。この機会にきちんとおまつりしようと思ったんです。時間を決めたりせず、気がついたら手を合わせるように。家の空間も自分の心も、すっきりとした気分になれます。次は素敵な神棚がほしいですね」(藤田さん)。
神宮大麻は気軽におまつりでき、家や家族を守ってくれるもの!
むずかしいと思っていたまつり方は、意外とシンプル。とはいえ、1番大切なことは神さまを敬い、感謝する心です。ちなみに、神さまの力をいただく点では神宮大麻もお守りも同じですが、神宮大麻は家におまつりして家族を守り、お守りは常に身につけて個人を守るもの。新しい年はすぐそこです。令和4年は神社大麻をおまつりし、神さまに見守られる新しい毎日を過ごしてみては?