再開発で誕生した〈常盤橋タワー〉のフードエリアに注目。 六本木の名イタリアンが大手町に進出!イタリアン料理〈ブリアンツア トウキョウ〉がオープン。
六本木のイタリアン〈リストランテ ラ・ブリアンツァ〉は、落ち着いた雰囲気の中で本格的なイタリア料理が味わえる店として食通の間では大人気。その味をカジュアルに楽しめる新店〈ブリアンツア トウキョウ〉が、〈常盤橋タワー〉の商業ゾーン〈TOKYO TORCH Terrace〉に登場しました。六本木店とはまた異なった雰囲気の店舗は自然光が降り注ぐ気持ちの良い空間。地球環境とウエルネスを考えた美味メニューが待っています。
130席という大型店は、メインダイニグ、個室、バー、テラスの4つの空間から構成されています。高い天井のメインダイニングは、ターコイズブルーを基調とした開放的な雰囲気。世界的にも珍しい炭火のみを熱源としたジョスパーオーブンを中心にしつらえたキッチンが望めます。
オーナーシェフの奥野義幸さん。六本木を始め、都内に4店舗を展開しています。イタリア全州で各地の料理を学び、星つきレストランで研鑽を積み、2003年に〈リストランテ ラ・ブリアンツァ〉をオープンしました。〈ブリアンツァ トウキョウ〉でのコンセプトは「炭火焼きラテンイタリアン」。奥野シェフが得意とするピエモンテ州やリグーリア州の料理に、メキシコや南米、地中海の要素をプラスして展開していくそうです。「誰もがどんな場面でも日常的にカジュアルに使えるレストランを目指しています」と奥野シェフ。
メニューには、生産者の顔が見えるヘルシーでイノベーティブな料理が並びます。こちらは冷たい前菜から〈焼きナスのマリネ ミョウガとハーブオイルで〉。和の食材も使いつつ、ハーブオイルでイタリアンに。トッピングされたおぼろ昆布の旨味が、全体をまとめています。
ローストビーツには、ヨーグルトが添えられています。ヨーグルトはいろいろなメニューにふんだんに使われている食材。水切りヨーグルトをフレッシュチーズのように使ったり、ソースやドレッシングのようにフルーツや野菜を合わせたり。爽やかな酸味が素材の甘みを引き立てます。体が喜ぶ発酵食品をたくさん取り入れるのも〈ブリアンツァ トウキョウ〉のコンセプトのひとつです。
ひよこ豆のパンケーキはグルテンフリー。カリッと焼き上げた外側と、しっとりとした中身のバランスも最高です。「地球環境とウェルネスを考えたメニューを提供したい」という奥野シェフの言葉通り、肉料理にこだわる一方でヘルシーコンシャスな料理が多いのも特徴です。奥野シェフの朋友〈The Burn〉の米澤文雄シェフが監修したヴィーガン料理も充実しています。
米澤文雄シェフのヴィーガン料理メニューから、スパイスをたっぷりと使ったガラムマサラカレーです。芳醇なスパイスの香りと深みのある味わいは、いくらでも食べられる美味しさ。いろいろな野菜の旨味が溶け合い、重層的な味を構築しています。
ティラミスに、北海道産有機大豆のきなこをかけたデザートの一品。濃厚なティラミスときなこの相性の良さに驚きます。
テラス席は37席。広々とした空間に置かれた座り心地の良いガーデンチェアーが、都心にいながらにしてのリゾート感を演出しています。冬は炬燵スタイルになる計画もあるとか。換気や密の心配がないテラス席をたっぷりと取ることで、安心して外食ができるように対応しています。
〈ブリアンツァ トウキョウ〉の特徴のひとつは、タッチパネルによるオーダーシステム。人との接触を減らす感染対策の一環として導入されました。見やすくて操作しやすいタッチパネルなので、ストレスフリーで注文することができます。
〈BRIANZA TOKYO〉
全国各地から集めたこだわりの食材を、JOSPER社製グリルでの炭火焼きやイタリアンの技法を駆使した料理で提供。ヘルシーでイノベーティブな料理の数々が出迎えてくれる。ヴィーガンやローカーボのメニューも充実。オペレーションのDX化、SDG’sへの取り組み、同じ志を持つ料理人やクリエーターたちとのコラボレーションなど、未来型レストランとしてのコンセプトがふんだんに取り入れられた、オーナーシェフの奥野義幸さんの思いが詰まったイタリアンレストラン。
■東京都千代田区大手町2-6-4 常盤橋タワー2F
■03-6262-7862
■平日限定ランチ1200円、おすすめランチ1800円。
アラカルト多数。
■11:00〜23:00
(政府の要望にて営業時間の変動があります)
■無休
■130席(メインダイニング86席、テラス37席、バー7席)
■禁煙
*料理写真はサンプルで、実際の分量や盛り付けと異なります。