膣トラブルはケア不足が原因！ いまこそ、大人の性教育。【Lesson #2】デリケートゾーンの正しいケア方法

デリケートゾーンを大切にすることの基本は、「ケアをすること」と森田さんは語る。では、具体的にどんなケアをすれば？

「デリケートゾーンケアの中心となるのが、清潔にする・保湿をする・マッサージをする・筋力をつける、の4つ。ついついほかの部分と同じように洗ってしまったり、ケアを後回しにしてしまったり。そんな声もよく聞きます。例えば、デリケートゾーンの悩みとして多く挙げられる、蒸れやかゆみ、ニオイや乾燥。これらのトラブルは、ケア不足から起きることがほとんど。そのまま放っておくと、感染症のリスクが上がったり、ホルモンバランスの乱れによる冷えやむくみ、生理痛、さらには膣萎縮や性交痛など、様々なトラブルへと発展する恐れが。

デリケートゾーンを衛生的に保ち、乾燥させないためにも、まずは専用アイテムで優しく洗い、保湿をすることが大事。なぜ専用アイテムを使う必要があるのかというと、膣まわりは繊細な粘膜。顔の皮膚よりもずっと薄く、経皮吸収率が高いという特徴が。成分をダイレクトに吸収してしまうため、刺激レス＆ナチュラルな専用アイテムを選ぶことが賢明です。

そして、膣まわりの保湿に慣れたら、オイルマッサージにもチャレンジ。保湿効果はもちろん、代謝を上げ、ふっくら弾力が増す相乗効果も。膣は第二の顔とも称される部分。スキンケア同様に膣ケアも習慣化して、美しく健康な膣を目指しましょう」

1.洗浄

膣まわりのpH値と同じ、弱酸性の専用ソープを。洗うときには必ず前から後ろを意識。ソープはしっかり泡立て、爪を立てないよう溝やヒダの裏側なども丁寧に洗いましょう。

2.保湿

膣は顔以上に乾燥しやすいので、お風呂上がりはまず膣からケア。保湿効果が高まるので、水分が軽く残っている肌に優しく塗るのが◎。できれば朝晩2回のケアを習慣に。

3.マッサージ

お風呂上がりの保湿後、大陰唇、小陰唇、膣口まわりに専用のオイルをくるくる塗り込む。このとき、圧をかけたり、摩擦を起こしたりしないように、優しくほぐしていく。

1.フォームタイプだからお手入れが簡単！

柔らかなフォームで出てくるタイプなので、摩擦レスでお手入れも楽ちん。肌を整えるキンセンカと保湿効果の高いアロエベラなど優しい成分がIN。YES インティメイト・フォームウォッシュ 無香料 150ml 2,640円（アジュマ 0120-953-129）

2.スッキリとした精油と植物成分で肌を清潔に。

天然由来成分99％からなるリキッドタイプの弱酸性ソープ。ティートリーやマンダリンオレンジ果皮油などの精油を配合し、お風呂をリラックス時間に。ピュリファイングインティメイトウォッシュ 100ml 4,180円（THREE 0120-898-003）

1.潤いを与えながら肌の再生＆修復を促す。

アンダーウェアとの接触ストレスから肌を守り、肌再生＆修復作用をサポート。デリケートゾーンだけではなく、そのまま全身に使えるのもうれしい。ウーマンエッセンシャルズ保湿クリーム 50ml 3,960円（BCL 0120-303-820）

2.うっとりするようなローズの香り＆美容成分。

発酵ローズエッセンスとローズプラセンタだけを贅沢に配合。スプレータイプなので、トイレのたびに噴きかけることで、小まめな保湿ケアを可能に。デリケートローズプラセンタ セラム 30g 4,380円（The LADY. 03-6453-8410）

1.マッサージしやすい軽やかなテクスチャー。

植物性のスクワラン、マカデミア、ホホバ、グレープシード、アンズ、アルガン、月見草、ダイズの厳選したオイルを独自にブレンド。肌にサラッと浸透する肌なじみの良さ。インティメイトオイル 30ml 8,800円（Waphytoinfo@waphyto.com）

2.出産前後の妊婦さんが快適に過ごせるように。

出産前の会陰マッサージや出産後の回復サポートにもおすすめ。とろみのあるテクスチャーで膣まわりを優しくほぐしてくれる。インティメール バーシングオイル 30ml 11,000円（サンルイ・インターナッショナル 0120-550-626）