街で出会う“花”を 観察してみる。 今、花好きの間で密かに流行中!『花壇ウォッチング』の魅力と楽しみ方。
今、花好きの間で密かに流行中の“花壇ウォッチング”。その魅力と楽しみ方を、小谷実由さんに聞いてみました。6月28日(月)発売 Hanako1198号「料理が好きになるとっておきレッスン」よりお届け。
ささやかな楽しみを“花”が教えてくれるかも。
街中で見つけた“花”を「#花壇ウォッチャー」とハッシュタグをつけてインスタグラムに日々記録する小谷実由さん。「花壇といっても、家以外で出会ったありとあらゆる“花”が対象です」と、花好きが高じた彼女のウォッチング範囲は広く、花のポスターや造花などジャンルも様々。街や家、公園など場所によって個性を感じられることが醍醐味だという。
「個人宅では育て主のこだわりが入れ物(鉢はもちろん、ペットボトルを切ったものなど)からも感じられます。建物や公道などにある花は、顔が見えない誰かが植えてくれているからこそ、その見えない部分を想像するのも面白いんです。『きれいだなぁ』の先を妄想しながら、色々な道を楽しんでいます」
花壇ウォッチャーの視点で街を歩いたら、いつも何気なく通るあの道にも、新しい発見があるかも。
おみゆ流花壇ウォッチング3カ条
1.気になる“花”を見つけたら立ち止まって眺めてみる
2.外で出会った“花”は花壇に限らず守備範囲内
3.自分の好きな角度を見つけて撮って楽しむ
※個人宅の花を撮影する際は一声かけましょう。
おみゆ’s BEST 花壇3選
1.こだわりも忘れない春のお手本花壇。
「花盛りの季節・春のいいところを盛り合わせた花壇。紫のチューリップを中心に、ピンクや黄色をポイント使いした色合わせは、模範的でありながらも個性を感じます」
2.地下通路で出会ったインパクト抜群な花壁。
「花壇でもリアルな花でもない、花モチーフですが、どこか存在感があり、初めて見たときの衝撃が忘れられません。いつか我が家でもこんな花壁をやりたいなあって」
3.閉じた姿もまた一興!夜のチューリップ花壇。
「毎年楽しみにしているチューリップ花壇。初めて見つけたのは夜散歩のときでした。暗い中に浮かぶ姿が幻想的で、木の周りに円を描くような植えられ方も美しい!」
Flowerbed Watcher…小谷実由(おたに・みゆ)
愛称はおみゆ。ファッションモデルや執筆活動など多方面で活躍し、昭和と純喫茶、そして愛猫のしらすをこよなく愛する。Instagram : @omiyuno