掃除は少ない道具と洗剤のみ。 水回り掃除の基本はたったの3つ!?少ない道具でできるキッチン&バスルームの掃除術。
LEARN 2021.06.21
掃除のなかでも気が滅入ってしまう「水回りの掃除」。楽しみながら、上手に続けるコツを教えてもらいました。
水回りの掃除、基本の考え方。
掃除の基本は「こする、拭く、乾かす」の3つ。道具は少なく、洗剤はあるもので簡単に 、必要なところに使うだけ。ぬめりやカビは発生させない、水アカやこげは放置せず、がんこにしないのが重要。
【キッチン】
1.コンロまわりは余熱があるうちに。
「料理をして余熱があるあったかいうちに拭くと、汚れが簡単に取れます」。がんこな汚れには、セスキ炭酸ソーダを水で薄めたセスキ水でゆるめてから拭くと◎。
2.“吊るす収納”で掃除をラクに。
「掃除が億劫になるのは、ものを避けて拭くのが面倒だから」と、キッチンツールから石けんまですべて吊るして収納。水切れよく、乾きやすいので一石二鳥。
3.気になる水アカには重曹×卵の殻が効く。
シンクは、食器用洗剤と兼用している石けんを使って麻布でこすり洗い。それでも落ちないがんこな水アカは、研磨剤代わりの重曹と卵の殻でこするとよい。
【バスルーム】
1.洗面所の掃除はハンドソープで兼用。
顔を洗ったついでに洗面台を拭く、手を洗ったついでにハンドソープで洗面台もこする、など「ついで」掃除がきれいを保つコツ。余計なものを置かないのもポイント。
2.お風呂の排水口は水シャワーで流すだけ。
排水口に付いている蓋は常に外しておく。毎日、お風呂に入ったあとの掃除ついでに排水口もリセット。パーツはすべて外し、勢いよくシャワーで流すのみ。
Teacher…山内彩子(やまうち・あやこ)
夫と子どもの3人暮らし。趣味はものづくり。著書に『暮らしが整う家づくり』(大和書房)。Instagram:@at.mame.guri