ベッドを下りる前に ストレッチで体温UP。 ベッドの上でできる簡単「朝ストレッチ」。【ジムトレーナー直伝】寝起きストレッチで一日すっきり!

LEARN 2021.02.01

毎日を健やかに過ごすため、免疫力を高めることに注目が集まる今。実は免疫力を高める行動は、意外と些細なこと。決して難しいものではありません。できることから少しずつ、朝の習慣に加えて健康な体をキープしませんか?今回は、パーソナルジム〈ALLAGES Athletic Gym〉代表・堀田茂稔さん直伝のベッドの上でできる朝ストレッチをご紹介します。1月28日(木)発売号Hanako「ときめく!スイーツ大賞2021」よりお届けします。

【LEVEL1】起き抜けはまず全身の筋肉伸ばし

1.両手脚を上下に伸ばし、右足を左足の上に置き、右手首を左手でつかんで斜め上に引っ張る。呼吸を止めずに15秒キープ。

2.左右を入れ替える。左足を右足の上に、左手首を右手でつかみ、斜め上に引っ張る。同じく呼吸を止めずに15秒キープ。

【POINT】上から見たときにバナナのようになる形をイメージして、全身の側面が伸びているのを意識。

【LEVEL2】胎児の形で体の中心を温める

1.仰向けになり、胸の前で膝を抱える。

2.息を吐きながら、おへそを見るように丸くなるイメージで上体を起こす。呼吸を止めずに15秒キープ。

【POINT】息を吐くときにお腹の力が使われていることを意識。体の中心を温める。

【LEVEL3】筋肉量の多い下半身を使って体温UP

1.右膝を立て、胸に引き寄せる。ふくらはぎを両手でつかんだあと、足裏を天井に向けて脚を伸ばす。膝は多少曲がってもOK。

2. 1で上げた右脚の膝を曲げ、手を膝の内側に添えて右脚全体を外側に開き、内ももを伸ばす。左側のお尻が床から離れないように。

3. 2の体勢から左膝を立て、右足首を左太ももに乗せる。両手で左太もも裏をつかみ、胸へ引き寄せて、お尻の筋肉を伸ばす。

4. 3の体勢から左脚を床に下ろして、両手を左右に開く。両膝を右側に倒して、左ももの付け根から太ももの前側を伸ばす。

【POINT】一連の流れを逆の脚でも。1つのポーズにつき、呼吸を止めずに15秒ほどキープする。

ベッドを下りる前にストレッチで体温UP。

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人間は一日のうちに体温が変動する生き物。日中は夕方に向かって体温が上昇し、夜9時頃より徐々に下降。午前4時前後がもっとも体温が低い時間帯となり、朝目覚めるときには体はかなり冷えた状態となる。そこで全身を効率良く、そして深部から温めるために筋肉を使うことが大事。筋肉を使うときに生まれる熱エネルギーは血液に乗って全身に運ばれ、体を温めてくれる。体を動かすことで交感神経のスイッチが入り、活動モードへの切り替えにもなってくれる。

Navigator…堀田茂稔(ほりた・ありとし)

パーソナルジム〈ALLAGES Athletic Gym〉代表。パーソナルトレーニングをはじめ、児童体操教室から高齢者健康体操まで幅広い年齢層に向けて指導。

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