進化が止まらない渋谷の最新名所へ! 宮下公園の再開発〈MIYASHITA PARK〉に誕生!昭和の横丁文化を蘇らせた〈渋谷横丁〉へ。
再開発ラッシュで、新しいビルのオープンが続く渋谷。今東京で一番注目されているこの街に、また新たな名所〈MIYASHITA PARK〉が誕生しました。多彩なショップやレストランが集まったこの施設の中で、今回ご紹介するのが〈渋谷横丁〉。ワンフロアで日本全国の郷土料理が楽しめる、とてもユニークな“横丁”です。
渋谷駅近くの端から100m続く〈渋谷横丁〉には、北海道から沖縄まで日本全国のご当地料理が楽しめる「食市」と呼ばれるお店13軒をはじめ、生産者直送の食材専門料理店、元力士が作る力士めし店、純喫茶&スナックなど19店舗が集合しています。
細長い“路地”にぎっしり並んだお店はどれもとても個性的。各店舗のデザインは、駄菓子屋、風呂屋、消防署、昭和の喫茶店などがテーマで、全店違う造りになっています。レトロな提灯、オロナインやボンカレーなど昭和のポスターや看板、昔の赤いポストなども置かれ、かなり綿密に昭和の横丁を再現しています。
渋谷駅に一番近い入り口を入ると、沖縄食市が出迎えてくれます。ここから奥に向かって進めば、日本列島を北上していくように各地方の店が並んでいるのが分かります。さて、沖縄といえばまずはこれ。ゴーヤチャンプルーです。SPAMと島豆腐がたっぷり入った正統派。オリオンビールが進みます。
個性が際立つソウルフードがたくさんあることで知られる東海地方。東海食市には、B級グルメファンにはたまらないラインアップが勢揃いしています。静岡おでん、浜松ぎょうざ、富士宮焼きそば、うなぎひつまぶし、手羽先揚げ、味噌カツ、味噌煮込みうどん、あんかけスパゲッティ、天むす、そして小倉トーストまで。1ヶ所にこれが全部揃っているのは〈渋谷横丁〉だけでしょう。
いろいろな地方でご当地B級グルメに目を奪われがちですが、近畿食市には京料理もあります。小鉢のおばんざいを肴に、美味しい地酒をサクッといった使い方ももちろんOK。小腹が空いたら、にしんそばやぶぶ茶漬けもありますよ。
北海道の海の幸をいろいろと味わえる海鮮丼。イクラ、カニ、ウニ、甘海老、卵焼きがのっています。北海道食市には、充実した海鮮料理のはもちろん、北海道名物のザンギや十勝豚丼などもありますよ。
1ヶ所に腰を据えるのも、バルホッピングをするように各食市をハシゴするのもお好み次第。しかも、横丁内出前もしてくれるので、例えば、九州食市でもつ鍋を食べながら、北陸食市からノドグロの刺身、シメに北海道食市から濃厚味噌カレーラーメンを届けてもらうなんていうこともできちゃうわけです。各地のラーメンや唐揚げ、焼き鳥、餃子などの食べ比べだってできます。〈渋谷横丁〉の楽しみ方は無限大。
横丁の奥には、元力士が作る力士飯が食べられる〈力士めし 萬〉があります。そこには、横綱白鵬の巨大な優勝額が。これは、平成25年7月場所で優勝したときに描かれ国技館に飾られていた本物。それを譲り受けたそうです。巨大な肖像画は迫力満点!
それぞれの食市には、各店舗のコンセプトに合わせた乾杯ドリンクが用意されています。各店オリジナルのサワーや酎ハイなどが、メガサイズのユニークな容器にたっぷり。こちらも出前してくれるので、飲み比べて見るのも楽しそうです。
〈渋谷横丁〉
〈MIYASHITA PARK〉South1階に誕生した、“横丁”。北海道、東北、関東、横浜中華街、北陸、近畿、東海、中国、四国、九州、沖縄、韓国それぞれの郷土料理を提供する“食市”と命名された店や、力士めし、鶏専門店、魚専門店など19店舗が出店しています。現在は3密防止のため席数を削減して営業中。350席もあるテラス席が開放的です。
■東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK South1F
■03-6712-6899
■11:00〜23:00
■無休(施設の休みに準ずる)
■禁煙
■店内1200席、テラス350席
■https://shibuya-yokocho.com/
※価格や営業時間は、予告なく変更の可能性があります。