Hanako Beauty「あのコスメが生まれた理由」 パーソナライズスキンケアの先駆け〈est〉から「GPサイクルセラムケア」が生まれた理由。
Hanako本誌連載「Hanako Beauty Skin Care あのコスメが生まれた理由」を掲載。今回は、パーソナライズスキンケアの先駆けとなった〈est〉から、「GPサイクルセラムケア」が生まれた理由をご紹介します。
カスタマイズ×循環力アップでなりたい肌を叶える新システム。
ひとりひとり異なる肌の質やコンディションに合わせたお手入れを提案する〈エスト〉から、3つの美容液で肌をケアする新ラインが発売され、話題を集めている。「新しいスキンケアラインは〝GPサイクルセラムケア〞といって、炭酸泡の導入美容液〝セラムワン〞とローション状美容液の〝コンディショニングセラム〞、乳液状美容液の〝エンリッチドセラム〞の3ステップで行います。コンディショニングセラムとエンリッチドセラムはそれぞれ保湿、ハリ、潤いによる明るさの3タイプを用意。肌状態や理想の肌に合わせて、3×3の9通りからパーソナライズできるようになっているんです」(花王ソフィーナ事業部エスト担当・松本茉祐子さん)
そもそもエストが誕生したのは、約20年前の2000年。〝女性はみな宝石の原石である〞というコンセプトの下、個肌対応スキンケアとしてリリースされた。以来肌の潜在力アップや血流、貯水力など、肌が持つ様々な機能に着目してアイテムやメソッドを開発。ひとりひとりの肌に合わせたケアを目指す姿勢は、ブランド創設以来、変わらず大切にされている。
今回の「GPサイクルセラムケア」は、肌内部の、美しくなるための〝循環力〞を高めるシリーズだ。「まずは、セラムワンでスキンケアの受け入れ準備を整えます。炭酸泡のふわふわなめらかなテクスチャーは、まさに極上の感触。洗顔後の肌に使うこのセラムは、〝美の起動〞として肌を潤いで柔らかく整え、スキンケアを始める準備をするものです。花王が入浴剤のバブで培った炭酸の技術を応用した、キメ細かく、しかも潰れにくい泡で出てくるのが特徴です。
次に使うコンディショニングセラムは、たっぷり水分を与えることで肌を乾燥ダメージから守る〝防御〞の役割。肌がグングン飲み込むような、高い浸透力を実感できます。最後は、エンリッチドセラムの出番。〝充満〞として贅沢な潤いで肌を満たし、ふっくらツヤやかに整えます」
肌の内側には、水分や栄養を運ぶ血流のほか、たんぱく質の合成やリサイクルなどさまざまな〝巡り〞がある。「GPサイクルセラムケアは、角層の奥まで潤いを届けて行き渡らせることで、美の〝巡り〞を助けます。3ステップでのご使用がおすすめですが、どれかひとつから試したいという方には、セラムワンを取り入れるのがおすすめ。あとから使うアイテムの浸透を高めるので、スキンケアの力を、いつもより実感できるはずです」
パーソナライズスキンケアの先駆けとなった〈est〉。
ブランド誕生時の広告ビジュアル。女性はみんな宝石の原石であり、個々に合う磨き方をすることで輝くことを表現。今では当たり前のようになっている、パーソナライズスキンケアの先駆けになった。
GPサイクルセラムケアがイメージする、循環力。巡りを促す起動、機能低下を防ぐ防御、機能を高める充満という3つのアプローチにより個々の肌に眠る、潜在力を引き出す。
Brand Profile/〈est〉
美の潜在力を高める個肌対応のスキンケアブランドとして、2000年に誕生。2007年には、炭酸やマッサージを取り入れた新しいケアを提案。2017年には貯水力、2018年には再生力に着目したスキンケアを発表。常に、先端の研究成果を盛り込んだ製品を開発する。