今年間に合わなかったあなたも。 来年は手作りで。知っておきたい!お正月の「しめ縄」の簡単レシピとお話。
今年もあとわずかとなりました。みなさんは「しめ縄」を飾っていますか?今回は、フラワーアーティスト・前田有紀さんによるしめ縄の簡単レシピとお話をご紹介。30日に飾ると縁起が良いとされているしめ縄。まだ間に合います!ぜひつくってみてくださいね。
そもそもしめ縄って…?
「そもそもしめ縄ってなんだろう、どういう意味があるんだろう。」そんな方も多いと思います。花をお届けするために必要なお正月の豆知識をほんの少しご紹介します。
しめ縄は、玄関に飾ることで、自分の家は神様を迎えるのにふさわしい場所だということを示すためのものだと言われています。松は、真冬でも青々と葉を茂らせることから長寿と健康の意味を持ちます。
南天は、「難を転ずる(災いを転じて福となす)」と言われ、縁起がいいものと言われています。稲穂は、もともとは豊作祈願のためのもので、現代では「実りの多い一年に」という願いを込めて飾られます。そして、お正月以外にも、結婚式などのお祝い事に登場する彩りの美しい水引は、「人と人のご縁を結べますように」という意味があります。
大掃除を終えた後、末広がりで縁起のいい8を持つ12月28日や、永遠の0の意味を持つ30日に飾ってみるのをお勧めします。そんな意味や飾り方をお伝えしながら、お客様にお花をお届けして、今年のご縁に感謝して過ごす、慌ただしくも心地の良い時期です。
手作りしめ縄飾りのつくりかた。
【ステップ1】用意したしめ縄のサイズに合わせて、松、ドライフラワーになる草花、固定するワイヤーなどを集めましょう。リューカデンドロンやコチアという花をご用意しました。土台のしめ縄は100円ショップや町の花屋さんなどで売られています。今回は直径10センチほどの小さなしめ縄です。水引や組紐もあると、とても雰囲気がよくなります!
【ステップ2】最初に吊るしたい所に紐をつけたら、花材を好きなデザインで重ねてワイヤーで固定します。水分が抜けていくと茎が細くなって抜けやすいので、きつめに縛るのがポイントです。
【ステップ3】固定した花材とリースを合わせてとめます。
【ステップ4】水引を添えて
花材が隠れないように重ねて固定したら、ワイヤー部分を隠すように組紐を結びます。
これで簡単しめ縄飾りの完成です!
これで簡単しめ縄飾りの完成です!ぜひみなさんも作ってみてくださいね。
お家でリフレッシュになったり癒しになるお花の飾り方をご紹介しています!
約10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな彼女が、「気分転換になる花」をテーマに、週末お部屋に飾って気分転換になるようなお花と、フラワーライフのおすすめアイデアを紹介していきます。■連載はこちらから。