密着!Hanako Lab's Style! マルチに活躍する芸人になりたい!話題の〈吉本坂46〉メンバー、光永さんのON/OFFスイッチ
東京で働きながら、自分らしく輝いているハナコラボメンバー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?そこで、メンバーの1日に密着。リアルなライフスタイルから、毎日を楽しむための“ON”と“OFF”のスイッチをみつけました!
さて、今回密着するハナコラボメンバーは…
名前:光永(ひなた)
年齢:27歳
職業:お笑い芸人
活動エリア:渋谷、原宿、新宿
【ON】お笑い、アイドル、芝居、ファッション。全ての夢を叶えるために入った芸人の世界
今回密着するハナコラボメンバーは、芸歴10年のキャリアを持つ女性ピン芸人・光永(27)さん。芸人として舞台やテレビ、ラジオに出演するほか、吉本坂46のメンバーとして歌やダンス、女優業にも挑戦するなど、多岐に渡って活動しています。
「私にとって遊びの延長線上に仕事があって、緊張よりもワクワクしていることの方が多いです」と、普段からどんな仕事も楽しんでいる光永さん。小学校2年生の頃、同じく芸人である父・高山トモヒロさんとテレビ共演したことがきっかけで、芸能界を目指すようになったのだとか。
「進路を決める時、父に『バラエティも歌も踊りも演技も色々できるような芸能人になりたい』って相談したら、『その目的を叶える一番いい方法がある。お笑い芸人になることだ』って言われて(笑)。それで、高校生の時に〈NSC〉っていう吉本の養成所に入りました」そこから10年、ブレることなくキャリアを積み上げ続けています。
そんな光永さんが普段から仕事で心がけていることが、挨拶。以前はあまり挨拶ができなかったそうですが、「相手の名前を呼んで元気に挨拶すると、壁が取れて一気に喋りやすくなるなって。後輩芸人の振る舞いを見て気づいて、自分でもやるようになりました」と、周囲を観察しながら、先輩・後輩関係なく柔軟に学ぶ姿勢にハッとさせられます。
一方で光永さんは、365日コーディネートを変えるほどのファッション好きという一面も持ち合わせています。その日の気分によって、ボーイッシュにもガーリーにも。スタイルを変えて組み合わせを楽しみながら、自分らしいスタイルを探求しているそう。さらに日々のコーディネートは、SNSにもアップ。同年代の女子からも「かっこいい!」「かわいい!」と絶大な支持を受け、“おしゃれすぎる芸人”としても注目されています。
【OFF】洋服さがしでセンス磨き
オフの時もファッションの探求は欠かさない光永さん。「暇さえあれば洋服探しをしています(笑)。原宿周辺に行くことが多いですね」と、日々センスを磨いています。時にはアパレルのプレスルームが多い千駄ヶ谷にも足を運んでいるそう。そして帰り際についつい立ち寄ってしまうお店が、〈Monmouth Tea(モンマスティー)〉というティースタンド。通常の約5倍の茶葉を使った濃厚なミルクティーが飲めると人気のお店です。
台湾へ本場の中国茶を飲みに行くほどお茶好きの光永さんにとって、「〈Monmouth Tea〉はスタンドだから気軽に立ち寄りやすいし、寒い日にここの暖かいミルクティーを飲むのもホッとして好きなんです」と、お気に入りの店なのだとか。紅茶の深い味わいとミルクのまろやかさ、程よい甘味が絶妙にマッチして、洋服探しで疲れた体を癒してくれます。
【ON】自ら企画を立てて、周囲を巻き込んでいく
そしてこの日、光永さんが企画したライブ「兄さん、光永と遊んでください!」の公演があるということで、渋谷にある〈ヨシモト♾ホール〉へ!
「尊敬している先輩芸人がいっぱいいるんですけど、その方達と仲良くなるにはどうしたら良いかなと思って、この企画を立てました(笑)。今回が初めてなんですけど、単独ライブとはまた違う雰囲気なのでお客さんにも楽しんでもらえたらいいですね」と、公演前に語る光永さん。公演開始間際になると、立ち見になるほど観客でいっぱいになりました。
そして公演が始まると、一気に芸人の顔に。よく通る声で軽快にトークが進み、観客の心をどんどん掴んでいきます。
光永さんとゲスト、それぞれのネタが披露されたあとは、ゲストとのコーナーライブがスタート。遊びながら即興で繰り出されるトークやリアクション。芸人さんってすごい! 徐々に会場のボルテージが上がり、爆笑に包まれてあっという間に終了。笑わせてもらうことで、日々の疲れも吹き飛びました。光永さん自身も、「先輩芸人も思いっきり振り回せて、楽しかったです!」と、手応えを感じたようでした。
★My Favorite Item
光永さんが普段必ず持ち歩いているというアイテムが、ネタをメモするためのペンとノートとスマートフォン。
ノートはカフェでネタを考えるときに、スマートフォンには移動中に思いついたことや、街中で面白い人や出来事に遭遇した時にメモを書き込んでいるそう。ネタの構成はライブで観客の反応を見ながら常にブラッシュアップしているそう。実際にライブで漫談をみると、想像していた以上の臨場感! 日々の努力の積み重ねが、本番でのアドリブ力の高さに繋がっています。
光永さんのこれから
同じ志をもつ芸人仲間と切磋琢磨しながら、自分らしいスタイルを築いている光永さん。
「女性芸人の場合、キャラにもよりますけど、プライベートのこととか出していい範囲がシビアなんです。笑えなくなっちゃいけない。そのためにもやる・やらないの線引きは大切にしていますね。お笑いの世界って、どうしても踏み込んだ質問をされがちなんです。嫌なことをいわれてもうまく笑いに変えれば、場の空気を壊すことなくかわせる。その能力は、お笑いの世界に入って鍛えられました」その処世術、参考になります!
さらに定期的に女性芸人仲間と近況報告会を開き、どうやって立ち回ったらウケるか、どうやってフォローしたらいいのかといった建設的な話をすることも多いそう。「意外と恋バナがないんですよ(笑)。でも紳士な振る舞いをしてくれる先輩の男性芸人にはかっこいい!って憧れますね。愚痴ももちろんあるけれど、最終的にはステージの上でネタにして、笑いに変えちゃう」
そんな光永さんに今後の目標を伺うと「今後はもっと大きい劇場でやれるようになりたいですね。3年後には好きなものを買いたい時に買えるようになっていたいです!」と、大きな抱負を語ってくれました。今後の活躍に期待が高まります!
今回の取材はココ!
〈Monmouth Tea〉千駄ヶ谷店
■東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-2
■03-3478-2357
■7:00〜24:00
☆前回の『仕事もグルメにも情熱を注ぐ!美容師・三橋 歩さんのON/OFFスイッチ』はこちら!