神田愛花さん×銀座、ドライブ旅行など新連載まとめ12選|ひとりで見るべき映画、子連れカフェほか
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Hanakoアシスタントエディターが見つけた!今月の気になるニューオープン。 北欧スタイルのスペシャリティコーヒーが楽しめるスタンド〈KIELO COFFEE〉/秋葉原

LEARN 2019.08.17

Hanakoのアシスタントエディターチームが、東京の街々を歩き回って見つけた、気になる新店を紹介していくこちらの企画。今回は秋葉原で、都会の雑踏や仕事の合間にホッと一休みできるコーヒースタンドを発見しました。

温かい空間のコーヒースタンドを発見!

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電気街からサブカルチャーの発信地、そして今は最新のオフィス街へと成長を遂げる街・秋葉原。飲食店が多く立ち並び、出勤中の人が行き交う昭和通り沿いを散歩していると、コーヒーの良い香りとともに一際明るい照明があふれ出すお店が。温かみのある間接照明と木の優しい温もり感じる店内を覗いてみれば、オーナーでありバリスタの吉池弘樹さんが声をかけてくれました。

テーブル、カウンター、ベンチ席と自分の居心地の良い場所で過ごせる。
テーブル、カウンター、ベンチ席と自分の居心地の良い場所で過ごせる。

「このお店、北欧・フィンランドの内装や家具、照明空間を意識して作ったんです。日照時間が短いフィンランドは照明の文化が発展しているようで、間接照明が多く用いられているんですよ。コーヒーを飲みながら、北欧気分にひたってゆっくりしていってください。」

椅子は、北欧を代表する家具ブランド〈アルテック〉を使用。耐久性は抜群、木の本来の丸みを生かしたデザインに。
椅子は、北欧を代表する家具ブランド〈アルテック〉を使用。耐久性は抜群、木の本来の丸みを生かしたデザインに。

コーヒーを淹れながらお客さんと話すのが楽しいという、吉池さん。コーヒーを待っている間、お店ができるまでの話をたくさん聞くことができました。

学生時代の2つの出会いが、オープンのきっかけに。

クラウドファンディングを募り、購入したというエスプレッソマシンと共に。
クラウドファンディングを募り、購入したというエスプレッソマシンと共に。

〈スターバックス〉でのアルバイト経験を通じてコーヒーに目覚めた吉池さん。更に大学の卒業旅行で訪れた北欧・フィンランドとの出会いが、〈KIELO COFFEE〉開業に繋がったと言います。というのも、幸福度が世界上位で知られるフィンランドはこれに紐付くようにコーヒーの消費量も多いそう。フィンランドをはじめとする北欧の幸福度には、コーヒーも影響しているのではないかと考えたそうです。

「『コーヒーを何杯も飲む文化』『照明や空間デザイン』『人の温かみ』、フィンランドで感じたこの3つの要素を揃えた場所を日本でつくりたい。自分の夢が明確になりました。」

看板メニューのコーヒーは北欧スタイルの浅煎りで。

「アイスのハンドドリップ」450円(税込)。店名にもなっている「キエロ」はフィンランド語でスズランを表し、幸福のシンボルとしてお店のロゴにも。
「アイスのハンドドリップ」450円(税込)。店名にもなっている「キエロ」はフィンランド語でスズランを表し、幸福のシンボルとしてお店のロゴにも。

お話をしている間に出来上がったのは、まるで紅茶のような色合いの浅煎りコーヒー。口にしてみるとびっくり、コーヒーの果実味が驚くほどしっかりと感じられてあっという間に飲んでしまいました。深煎りよりも豆ごとの味の違いが分かりやすく、豆本来のフルーティな味と香りが楽しめます。北欧ではこのようなコーヒーを1日に何杯も飲むそう。こちらではそんなスタイルに合わせて様々な産地のスペシャリティコーヒーをここでは味わうことができるのです。

左から「アイスカフェ・ラテ」500円、「ホットカフェ・ラテ」500円(全て税込)
左から「アイスカフェ・ラテ」500円、「ホットカフェ・ラテ」500円(全て税込)

メニューには他にカフェラテなども。グラスやカップは、もちろん北欧デザイン。特にアイスメニューは口がすぼんでいるグラスを使うことで香りを逃がさず、最後まで美味しく飲むことができるそうです。

取材してみての感想…「ついつい長居したくなるホッとするお店」

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店内に入る前から、温かみのある照明と可愛らしいお店のロゴに目を惹かれました。アルテック製の座り心地の良い椅子でコーヒーを楽しみ始めれば長居してしまいたくなる、そんなお店です。ビジネス街にこういった心休まるスポットがあるのはとても嬉しいですね。wifi完備、カウンター席には電源もあるので、ここで仕事もはかどりそうです!

〈KIELO COFFEE〉

■東京都台東区台東1-29-4 第一共和ビル1F
■03-6284-4724
■月〜金8:00~19:00、土日11:00〜18:00 無休
■16席/禁煙
※メニューや価格は取材当時のものです。

(photo :Kaori Ouchi text :Ami Hanashima)

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