美容医療マニアが公開!肌管理の年間スケジュール

美容医療マニアが公開!肌管理の年間スケジュール
LIFEHACK JOURNAL no.29
美容医療マニアが公開!肌管理の年間スケジュール
HEALTH 2026.02.03
「キレイになりたい」を叶える選択肢として、身近になりつつある美容医療。手軽に楽しむためにも、正しい付き合い方はきちんと知っておきたい。初心者でも失敗しない、美容医療の入門編をお届け。

illustration_Romi Watanabe text_Ami Hanashima
教えていただきました
毛
毛 迪
〈トリビュー〉代表取締役

モウ・デイ/2017年に〈トリビュー〉を創業。累計200万ダウンロードを超える国内最大級の美容医療の口コミ・予約アプリを運営。初期はプロダクト開発やマーケティング、営業を担当し、現在は事業全般を管掌。

整形など外科手術のイメージが強かった日本の美容医療も、現在はしみやたるみ治療、医療脱毛、ボトックスといった美容皮膚科の分野が約9割を占め、より身近に。日頃のスキンケアは現状維持と予防を目的とするのに対し、美容皮膚科の施術は、肌の新陳代謝と再生を促して、根本的な肌悩みの改善を目指すものが多い。肌そのものを健康に育てることから、賢い肌管理の選択肢として欠かせない存在だ。とは言っても、最初の一歩が踏み出せない、そもそも探し方が分からないという人も多い。この業界に長年コミットしている毛迪さんが、美容医療との付き合い方について教えてくれた。

「初心者ほどやってしまいがちなのは、テレビCMやSNSでよく見かける、検索エンジンで上位に出てくる、友達に勧められて…といった理由で、自分に合わない施術やクリニックを選んでしまうケースです。例えば『冬は乾燥しやすいから、保湿力を高める治療をしたい』というように“自分は何の悩みを解決したいか”をはっきりさせて、その施術を得意とするクリニックや医師を探すことが大切。私も18歳で美容医療に出合ってから探求を重ね、より自分に自信が持てるようになりました。将来への良い投資だと考えて、気負わず取り入れてみてほしいです」

美容医療は「悩み」を基点に。

流行り廃りだけで施術やクリニックを安易に決めるのはタブー。自分の悩み、理想の姿を明確にすることから始めてみよう。


STEP1. クリニック、医師は自分の悩み解決に強いところを選ぶ。

「美容医療に慣れている人ほど、お悩み別にクリニックの使い分けをしている」と、毛さん。トラブルなく満足のいく効果を得るためにも、第三者の勧めだけで決めるのは避けたい。まずは冷静になって自分が解決したい悩みを考え、受けてみたい分野・施術を得意としているクリニックや医師をリサーチ。ある程度の目星を付けてみよう。

しっかり口コミをチェック。

施術以外に、接客面の評判なども参考にしたい。アップセルや施術の押し売りがないか、受付スタッフの対応など。待ち時間も意外な落とし穴になる。

施術例を写真でチェック。

自分の悩みに合った施術のビフォーアフター写真は、医師選びの参考にもしやすい。人気の医師でも自分の悩みに合った施術の症例が少ないなら合っていないかも。

STEP2. 効果と価格、痛みは比例する可能性大。自分に合った施術選びを。

クリニックによって扱う機械も違うため、受けたい施術の種類を把握することも大切。例えば、ダウンタイムがないピーリングなど気軽に試せる施術は安価で痛みも少ないが、定期的なメンテナンスは必要になる。対して、ニードルや高出力機械による施術など、一度でしっかり効果を出せるものほど、高価で痛みを伴うことが多い。

カウンセリングや肌診断を利用する。

悩みが色々あり、施術の優先順位づけに困った時などに活用を。最近では肌状態を分析する機械「」などを導入しているクリニックも多い。

自分のタイプを見つめ直す。

痛みが多少あっても効果が長く続くものがいい、など、受けたい施術の方向性を持っておくと、探す条件も絞り込めてより決めやすくなるはず。

Hanako世代に多いお悩みは?

徐々に肌トラブルが増えてくる30〜40代。多く聞かれる4つの悩みから、代表的な施術と選ぶポイントを総ざらい。

1. しみ 

濃淡や範囲で施術の使い分けを。ピンポイント、濃いしみの場合はレーザー、広範囲で薄い場合はIPL(光治療)などがおすすめ。

ピコレーザートーニング
メラニン色素を衝撃波で破壊するピコ(1兆分の1)秒のレーザーを用いてスポットで照射。


ルメッカ
IPLと呼ばれる特殊な光で広範囲に照射。くすみなど複数の肌トラブルも同時に改善。


フォトフェイシャル
ルメッカに比べ、マイルドな出力でダウンタイムも少なめ。初めての光治療、敏感肌の人に。

2. たるみ

肌層へのアプローチの深さが異なるのが特徴。一番深い筋膜層へはハイフ、真皮層はRF、皮下組織はヒアルロン酸注入が挙げられる。

ハイフ
高密度の超音波で点状に熱を送り、緩んだ筋膜を引き締める。フェイスラインのたるみに。


RF(高周波)たるみ治療
高周波を使って広範囲を加熱し、コラーゲンなどの生成を促進。皮膚の薄い部分にも当てやすい。

ヒアルロン酸注入
ジェル状のものを直接注入。即効性があり、深いしわなどをボリュームでピンポイントに補う。

3. 毛穴

毛穴詰まりや黒ずみを一時的に解消したいのか、痛みは伴うが毛穴の状態を根本から改善したいのかが、施術選びの分かれ目に。

ポテンツァ
肌に微細な針を刺入し、針先から高周波を照射。毛穴の開きなどの根本的な改善を目指す。

ピコフラクショナル
レーザーで古い皮膚を蒸散させ新しい皮膚の再生を促す。ポテンツァよりダウンタイムは長め。

ハイドラフェイシャル(毛穴洗浄)
超音波や吸引機などを用いて毛穴に詰まった角栓や皮脂を除去。定期的な施術が必要。


4. ハリ・ツヤ

ピーリングなどライトな施術から、最近では効果に合わせて成分を選び、悩んでいる箇所へダイレクトに届ける肌育注射もトレンド。

肌育注射
肌の修復力が高いリジュラン、潤いとハリを与えるジュベルックなどが主に人気。

エレクトロポレーション
電気の力で肌にすき間をあけ、美容成分を真皮層の奥まで導入。乾燥によるカサつきに◎。

ピーリング
肌表面の古い角質や毛穴を除去し、肌の新陳代謝を促進。毛穴の黒ずみ、ニキビ痕なども改善。

美容医療の最新トレンドは?

話題の最新機器、美容成分など流行の移り変わりも早い。2026年に向けた注目のトピックスを毛さんに聞いた。

全体的に価格ダウン。初心者は国内クリニックが安心。

美容クリニックの増加で価格競争が激化中。最新の施術の導入も早い。「美容医療は韓国で、という人も多いですが、そこまで日本と差はなく、渡航費や言語の壁などを考えたら国内でも◎」

サーマジェンやボルニューマなど、高周波によるたるみ治療が人気。

30代以降、たるみ治療は満遍なく人気の高い施術。「引き上げに効果的なハイフが一般的でしたが、引き締めに高い効果が得られる高周波機器が続々登場しています」(毛さん)


年間計画を立ててみよう

〈トリビュー〉毛迪さんの場合「たるみ撃退と小顔を目指す!」
[肌質] 混合肌 [肌悩み] 鼻の毛穴、たるみ

1月 フォトフェイシャル、ピーリング(3回コース契約)、ボトックス(エラ)

2月 ボトックス(花粉症)

3月 ポテンツァ(ダイヤモンドチップ)ボトックス(エラ)

4月 ハイドラフェイシャル、ピーリング

5月 ーー

6月 ハイドラフェイシャル、ピーリング

7月 フォトフェイシャル、ピーリング

8月 サーマジェン

9月 フォトフェイシャル、ピーリング

10月 ーー

11月 フォトフェイシャル、イオン導入、ボトックス(エラ)

12月 脱毛(顔、VIO)(3回コース契約)


約22万円/年
30代突入のタイミングで、肌のメンテナンスを開始。ハイドラフェイシャル、ピーリングなどのライトな施術は1〜2カ月に一回、3カ月〜半年に一回はサーマジェンなどのたるみ治療に専念。

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