原点に立ち返り、心の内を見つめるあなた
【丁火】
2025年02月03日
〜 03月04日の運勢
節分から立春へと変わる二月。算命学の干支暦では、今年2025年の運勢が本格的に動き始めます。「春を待つ冬山」を表す今月の干支が意味するもの。それは、厳しい風雪に耐えながら、その土中深くに眠る生き物たちを包み込み、やがて訪れる春を心待ちにしている早春の山の姿。期待を胸に新たな一年が始まります。今月のあなたに巡るのは、感受性が強くデリケートに自分の内側を見つめる「回帰」の星。これまで忙しさのあまり自分のことを後回しにしてきた人ほど、自分一人の孤独な時間が必要になるとき。ふと立ち止まって自分のことを振り返ってみたくなり、このままでいいのかと自問自答することも。誰かに相談するよりも自分で答えを見出したくなる心境なので、思い浮かぶことを文章化して心の中を整理するのが良さそう。回帰とは、心の新陳代謝のようなもの。原点に戻りながら気持ちを一新させて行きましょう。
あなたの意象(自然界の姿)は、灯火です。
自然界において、灯された小さなロウソクの明かりとして存在するあなたは、
暗闇を明るく照らし、温和で優しく相手の心に寄り添うことのできる思いやりのある人です。その場の空気を読み、相手の気持ちを察して細やかに接することのできる繊細でデリケートな面を持っています。小さなロウソクの炎がひとたび燃え上がる大火となれば、すべての物を焼き尽くしてしまうような感情的な喜怒哀楽の激しさを心の奥底に持っている人でもあります。灯火の炎が不安定に揺れる様に、ナイーブで気まぐれな面を出したり自分の中に両極端な表情を混在させているので、見る人を惹きつけたり惑わせたりすることもあるでしょう。頭の回転が速く洞察力にも優れるので、人の前に立てば道標の様な指導者となれる人、それが丁火の人です。