大満足のお肉メニューにも注目! クラシカルでおしゃれな洋食店の大人ランチ。【東京・横浜】女子会やデートで行きたい老舗洋食店3選
どこか懐かしい雰囲気や味にほっとする老舗洋食店。今回は、とりわけ女子会やデートにもぴったりなおしゃれ空間が魅力の老舗洋食店3軒をご紹介。大満足のお肉メニューにも注目!
1.〈芳味亭〉/人形町
昭和8年、横浜ニューグランドホテルで洋食を学んだ創業者・近藤重晴シェフが開店。ホテル仕込みの丁寧な仕事を受け継ぎ、現在は5代目の社長が店を担う。
昨年12月に移転リニューアルし、洋風の一棟建てになった店内では、名物の「ビーフスチュー」をはじめ、カニクリームコロッケやハヤシライスなど、創業当時からのロングセラーがグレードアップして登場。
〈芳味亭〉
アラカルトも充実。
■東京都中央区日本橋人形町2-3-4
■03-3666-5687
■11:00~15:00、17:00~22:00(21:00LO) 月祝休(戌の日が月の場合営業)
■51席/禁煙
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Kayoko Aoki text : Kimiko Yamada)
2.〈銀座 みかわや〉/銀座
銀座で創業して130年余。〈みかわや〉の洋食を「特別な日に」と選ぶ人が多いのは、創業当時のレシピが今も大切に守られているから。そのオーセンティックな洋食には昔ながらのファンが多く、親子三代で訪れる人も多いのだという。レトロモダンな内装も、一層気分を盛り上げてくれる。
明治20年から、銀座通りで食料品店を営み、戦後、フランス料理店を開店。その頃のフレンチといえば、シチューにグラタン、ハンバーグといった洋食だった。きつね色にこんがりと揚がった「かにクロケット」は、カニの旨味がぎっしりと詰まった濃厚さで絶品。特製タルタルソースの酸味と抜群に合う。隠れた人気メニューハヤシライスは、ナイフとフォークが必要なほど肉が厚い。それもそのはず、ステーキに使われるヒレとサーロインから削ぎ落とされた肉を使用しているのだとか。
昔もこれからも〈みかわや〉に来るたび、変わらないおいしさを堪能できることは、銀座に来る幸せのひとつだろう。
(Hanako1153号掲載/photo : Masako Nakagawa text : Kayo Yabushita)
3.〈グリル・エス〉/馬車道
級の部位のステーキが自慢なだけあり、手切りし調理する肉料理はどれも別格のおいしさ。ランチは2種を一皿で味わえる「カニコロッケと牛ロースの盛合せ」2,500円がお勧め。
赤いビロード張りの椅子やシャンデリアほか、木製の調度が時を経て味を出す店内はヨーロッパの古いホテルレストランのよう。
(Hanako1163号掲載/photo : Chihiro Oshima text : Chiyo Sagae)