GWの風物詩であるイベントへ! 「逗子海岸映画祭」に行くなら。知っておきたい鎌倉らしいカフェ&レストラン5選
毎年開催されている「逗子海岸映画祭」は、逗子の海岸に巨大なスクリーンを立て、海の風を感じながら映画を鑑賞するイベントです。逗子海岸映画祭の会場にもグルメスポットはありますが、せっかくだから鎌倉ならではのグルメスポットに足を運んでみませんか?今回は鎌倉のカフェとレストランをご紹介します。
1.モーニングは巨匠の愛した緑あふれる庭を眺めながら焼きたてを。〈GARDEN HOUSE〉/御成
名作漫画『フクちゃん』の作家、故・横山隆一さんのアトリエをリノベーション。画伯の愛した庭は緑のテラスとなり、朝を楽しむ人でにぎわう。
朝食「2エッグスエニースタイル」は、2個の卵をお好みの調理法で仕上げてくれる人気メニュー。料理は手作りと地域密着がテーマとあり、鎌倉で118年の歴史を持つ〈鎌倉ハム富岡商会〉のベーコンや、地元の漁師さんから届く釜揚げしらすなどが楽しめる。
〈GARDEN HOUSE〉
■神奈川県鎌倉市御成町15-46
■0467-81-5200
■9:00~21:00LO 不定休
■150席/禁煙
2.会場まで徒歩12分!体に優しいだけじゃない、味も最高。〈Beach Muffin〉/逗子
逗子海岸まですぐのお店。風が抜けて気持ちいい。
肉と魚を使わないベジタリアンメニューが基本。けれども、ボリュームやコクが考え抜かれ、ローカル素材を使ったメニューは、お肉が大好きな常連客にも大人気。緑が茂るリラックスできる空間と、おいしい料理、それに逗子のクラフトビール「ヨロッコビール」のタップルームがあるここを、遠方からやって来る友人たちを案内する迎賓館のように愛用している常連のファンも。
3.会場まで徒歩15分。映画祭の前に腹ごしらえ。〈せろりや〉/逗子
「ベジタブルチャイニーズ」を掲げ、葉山近郊でとれた野菜をふんだんに使う。名物は、低温でじっくり火入れした「口水鶏」1,300円。
(Hanako1135号掲載/photo : Ryosuke Iwamoto text : Hiromi Kajiyama)
4.薬膳効果も期待できる、体に染みわたる発酵韓国料理。〈HANG-GU〉/大町
店主の塚本真琴さんが作る、発酵食品を多く取り入れた体に優しい韓国料理が昼夜を問わず楽しめる店。
韓国出身で料理上手な祖母ゆずりのレシピは、すっと体になじんで、ほっとする味わい。定食には、薬膳と発酵を意識した旨味ゆたかな麹ナムルがたっぷりと添えられている。また塚本さんの友人でもある、長谷坂ノ下の女性漁師・奥田有子さんから仕入れる地元の鮮魚を使った料理もハズせない名物。
〈HANG-GU〉
■神奈川県鎌倉市大町1-2-19
■0467-53-7201
■11:30~14:30、18:00~20:30 月、日夜休(不定休あり)/テイクアウト可
■15席/禁煙
5.庭を愛でながら食事を楽しめるとっておきの隠れ家へ。ディナーは予約必須〈cucina italiana ACCI〉/二階堂
鎌倉宮と覚園寺を結ぶ道沿いの一軒家。切り盛りするのはトスカーナなどで7年修業した、経験豊富な梶川厚士シェフ。少々離れた場所にあるものの、リピーター客が後を絶たないのは、食材の滋味深さを生かした繊細な味付けがどれも絶妙だから。
ランチAコース1,800円。前菜盛り合わせ、パスタ、ドルチェにドリンクとパンも。
〈cucina italiana ACCI〉
■神奈川県鎌倉市二階堂411-2
■0467-53-8184
■11:30~14:30(予約可)、18:00~21:00(完全予約制) 火、第2水休(不定休あり)
■18席/禁煙
(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo : Kanako Nakamura, Shin-ichi Yokoyama, Yoko Tajiri, Yumi Saito, Michi Murakami, Misa Nakagaki, Yoichi Nagano, Kayoko Aoki, Kaoru Yamada, Mariko Tosa, Shinji Serizawa(ROOSTER), Yusei Fukuyama text:Mutsumi Hidaka, Riko Saito, Hiroko Yabuki, Mao Adama, Yumiko Ikeda, Yoko Fujimori, Emi Tomoi, Mick Nomura(photopic))