春の夜は冷えるから。 ほっこりおでんで一杯。【都内】おひとりさまも入りやすいおでん屋さん。
春といえどもまだまだ夜は冷えますよね。仕事帰りにほっこりしてから帰りたい、なんて思ったらおすすめなのはおでん。おひとりさまでも入りやすいとっておきの3軒をご紹介します。
1.しっぽりと飲みながらお花見するなら〈鶏だしおでん さもん〉/中目黒
東横線中目黒駅の高架下に700メートルにわたり個性的な店が連なる中に、名古屋おでんの名店が初上陸。深夜3時まで営業しているので、最後の一軒としても最適。
じわっと鶏だしがしみ込んだ大根や名古屋コーチンの半熟卵など芯から温まりそうなおでんが並ぶ。手羽先やぼんじりなどの鶏串おでんはコラーゲンがしみだして、さらに濃厚なだしに。右から大根280円、ねぎ薩摩げ290円、はんぺん250円(各税込)。トマトや水菜、車麩などの珍しい具材も。
(Hanako1146号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Noriko Maniwa)
2.やさしいダシが体に染みわたる〈エプロン〉/吉祥寺
サクッと飲みにはもちろん、「ちょっと飲みすぎたなぁ」なんてはしゃいだ日のシメにはぜひ〈エプロン〉へ。店内は、木のぬくもりと清潔感が高級割烹のようでありながら、横丁らしい気軽さも。
名物のおでんは、関西風のすんだダシがほっと心と体に染みわたるおいしさ。
(Hanako1129:photo&text RioHirai)
3.おでんと瓶ビールで東京らしい夜を。〈フクロウ〉/八丁堀
「眠っている場合ではない」がコンセプトのホステル〈WISE OWL HOSTELS TOKYO〉に併設した居酒屋。海外のお客さんに和食のダシのおいしさを伝えるため、3種のダシを味わえるおでんが看板メニューだ。
小さなコップに注いで飲む日本の瓶ビールの楽しさも紹介したいと、ダシに合う4ブランドをそろえた。酒ダシにははんぺん(400円)、醤油ダシには大根(350円)、塩ダシにはロールキャベツ( 580円)やトマト(580円)がオススメ。瓶ビールは580円~
〈フクロウ〉
■東京都中央区八丁堀3-22-9〈WISE OWL HOSTELS TOKYO〉1F
■03-6222-8453
■11:30~14:00、17:30~22:30LO(土17:00~21:00LO) 日祝休
■40席/禁煙
(Hanako1171号掲載:photo : MEGUMI (DOUBLE ONE), Yuko Moriyama text : Kahoko Nishimura)