気分はまるでプリンセス。 〈バカラ〉が手掛けた世界初のホテル!〈バカラホテルニューヨーク〉のアフタヌーンティーの美しさにうっとり。
お茶とお菓子で優雅な午後を楽しめ、世界中の女性を魅了するアフタヌーンティー。今回は、フランスのクリスタルブランド〈バカラ〉が手掛けた世界初のホテル〈バカラホテルニューヨーク〉で楽しめる、バカラとゆかりのある王や宮殿をテーマにしたアフタヌーンティーをご紹介します。
フランス、イギリス、トルコ、世界の宮殿へ脳内トリップ。
うっとり、世界の名だたる宮殿を夢想しながら、その栄華や気品を、お茶を介してバーチャルに体験する。そんなアフタヌーンティーを叶えるのは、フランスのクリスタルブランド〈バカラ〉が2015年にNYに開業した、世界初となる〈バカラホテルニューヨーク〉。フランス、イギリス、トルコ、ロシア。バカラとゆかりのある王や宮殿をテーマに、きらめくクリスタルウェアで供されるメニューは4種類。
バカラ設立のきっかけとなったルイ15世がメニュー名のフランス式は、ヴェルサイユ宮殿をイメージ。バラ色の乙女なスイーツは、バラが咲き乱れる庭園さながら。
英国式はイギリス王室所有のウィンザー城に着想を得て、自家製スコーンと3段のケーキスタンドという正統派。
トルコ式は中東料理がベースの軽食やスイーツ、ロシア式はキャビアとシャンパンという贅沢な内容だ。
お茶を監修するのは、ティーソムリエのガブリエル・ジァマルさん。
「ワインリストのように、軽いものから濃厚なものまで、幅を意識した」というティーリストは、ハーブティーから中国茶、紅茶まで多岐にわたる。
フランスの〈マリアージュ フレール〉に加え、「お茶の世界でもファーム・トゥ・テーブルを経験してもらえたら」と、農園から直接茶葉を仕入れているNYやカナダのティーブランドを採用。演出はあっと驚かせるものでありながら、健全な食に対する姿勢を忘れない。そんなNYらしいお茶体験が待っている。
〈Baccarat Hotel New York〉/ミッドタウン
アフタヌーンティーは2階グランドサロンにて13時~16時に提供(月火はPrince of Walesのみ)。24時間前までに電話で要予約。空きがあれば当日でも入れる。74席。
■28W 53rd St., New York, NY
■212-790-8867
(Hanako1170号掲載/photo : Baccarat Hotel New York text : Aya Nihei)